collection I コレクション展
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石元泰博・コレクション展 シカゴ建築
2018年11月27日[火] - 2019年03月31日[日]
*2月4日(月)は展示替えのため閉室
前期 2018年11月27日(火)~2019年2月3日(日)
後期 2019年2月5日(火)~3月31日(日)
9:00~17:00(入場は16:30まで)
会場:
2階 石元泰博展示室
観覧料:
一般360(280)円・大学生250(200円)・高校生以下無料
*観覧料はすべて消費税込価格
*( )内は20名以上の団体料金
*年間観覧券ご持参の方は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料
*企画展「芳年」「ニュー・ペインティングの時代」観覧券(当日限り有効)所持者は無料
*「シャガール・コレクション展」「コレクション・テーマ展」も併せてご覧いただけます
《860-880 レイク・ショア・ドライブ・アパートメント》 1966年 860-880 Lake Shore Drive Apartments ©高知県, 石元泰博フォトセンター
内容
学生時代を過ごし、代表作『シカゴ、シカゴ』の撮影地ともなった石元ゆかりの土地、アメリカ・シカゴ。生活の拠点を日本に移したのちの1966年秋、石元は建築誌『SD』*1での特集「シカゴ派―その文明史的背景」の取材のため、再びかの地を訪れます。 建築写真家としても活躍した石元は、摩天楼発祥の地であり、街全体が“建築の博物館”とも称されるシカゴの名建築群を次々とカメラに収め、バウハウス流の造形感覚を培ったニュー・バウハウス時代の初期作品とも、“己のシカゴ” *2を追い求めた「シカゴ」シリーズとも異なる視点で、慣れ親しんだ街を切り取りました。 1週間ほどの滞在期間に撮影されたカット数は約3,400コマ(36枚撮り35mmフィルム90本以上)にのぼり、そのプリントからは、限られた時間のなかで徹底的に対象に向かう石元の姿勢やその熱気までもが伝わるようです。 本展では、撮影当時制作されたヴィンテージ・プリントを中心に、シカゴ建築を写した作品を紹介します。
*1『SD スペースデザイン』1967年2月号(鹿島研究所出版会)
*2『色とことば』(石元泰博+滋、1984年)より
同時開催:
コレクション・テーマ展(3)
「石元泰博写真展 建築家・磯崎新、内藤廣の仕事」
2018年12月23日(日・祝)~2019年2月23日(土)
高知県立美術館 1階 第4展示室
《カーソン・ピリー・スコット百貨店》 1966年 Carson Pirie Scott & Company Building ©高知県, 石元泰博フォトセンター
《レイモンド・ヒリアード・ホーム》 1966年 Raymond Hilliard Homes ©高知県, 石元泰博フォトセンター