collection I コレクション展

2026:09:16:09:00:00:2027:03:28:00:00:00
石元泰博・コレクション展 出版記念 Little Ones
2026年09月16日[水] - 2027年03月28日[日]
1期:9月16日(水)―11月16日(月)
2期:11月18日(水)―2027年1月11日(月・祝)
3期:1月23日(土)―3月28日(日)
9月23日-10月2日、10月19日-30日、11月17日、1月12日-22日は休室、12月27日-1月1日は休館
時間:
9:00~17:00(入場は16:30まで)
会場:
2階 石元泰博展示室
観覧料:
一般400(320)円・大学生280(220円)・高校生以下無料
*観覧料はすべて消費税込価格
*( )内は20名以上の団体料金
*年間観覧券ご持参の方は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料
*美術館主催の企画展観覧券所持者は無料(当日限り有効)
*他のコレクション展も併せてご覧いただけます
協力:
PGI、BON BOOK、櫛田理、サイトヲヒデユキ
1958年に出版された『ある日ある所』は、石元泰博がシカゴと東京の地で、街や人々を写した作品をまとめた自身初の写真集です。「ある日ある所」「海岸」「こども」の3章で構成された本書は、石元独自の視点で選び抜かれた被写体が造形的な画面構成をなし、山城隆一のデザインによって、ふたつの街が呼応するように展開し、まとめ上げられています。当時の日本写真界にとって石元の作風は稀有であり、本書は新たな風を巻き起こしました。
出版から約70年を経た2026年3月、本書より「こども」の章を抜粋し、未収録の作品も加えた写真集『Little Ones』が、サイトヲヒデユキの装丁によってBON BOOKから出版されました。本展ではこれを記念して、本書掲載の作品を中心にご紹介します。また、3期(1月23日~3月28日)では、石元の教え子であり、本書に寄稿文を執筆された写真家・潮田登久子氏の代表作<マイハズバンド>シリーズを一部、石元の作品とともに展示します。
東京とシカゴの「ある日、ある所」にて撮影されたこどもたちは、屈託のない笑顔や大人びた表情など、ありのままの姿をカメラに向けています。その姿には力強い生命力や、限りない可能性が秘められているようです。これらが撮影された1940年代末から50年代、石元は街中で精力的に撮影を行い、アメリカ写真界で気鋭の写真家としてキャリアをスタートさせていました。また、日本では、展覧会への参加や写真雑誌への掲載を通して、その存在を知られるようになりました。駆け出しの写真家として自らを未熟と自覚していた石元は、こどもたちの姿に、自分を重ね合わせていたのかもしれません。貴重なヴィンテージ・プリントを含むオリジナル・プリントを通して、そのまなざしを感じていただけたら幸いです。
関連イベント
写真家・潮田登久子トーク「先生としての石元泰博―63年目の授業」
日時|2027年2月14日(日)14:00-(開場13:30)
会場|高知県立美術館 1階 講義室
講師|潮田登久子(写真家)
聴講無料・予約不要(定員50名)
1960年代、桑沢デザイン研究所で石元泰博から指導を受けた写真家の潮田登久子氏をお招きして、当時の石元の指導の様子、石元の作品世界やご自身の制作について語っていただきます。聞き手は夫で写真家の島尾伸三氏。
潮田登久子(うしおだ とくこ)
1940年東京都生まれ。1960年桑沢デザイン研究所に入学し、石元泰博(1921-2012)、大辻清司(1923-2001)の指導を受ける。75年にフリーランスの写真家として活動を開始。代表作にさまざまな家庭の冷蔵庫を撮影した『冷蔵庫/ICE BOX』、書架に在る書籍を主題とした『本の景色/BIBLIOTHECA』など。2018年に土門拳賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞、2019年に桑沢特別賞受賞。2022年には写真集『マイハズバンド』がParisPhoto–Aperture PhotoBook Awards、審査員特別賞受賞。

《東京 こども》1953-58年

《シカゴ こども》1948-52年

《東京 こども》1953-58年





