exhibitions 展覧会

2017:10:28:20:33:48:2018:01:08:00:00:00終了しました

二大コレクション展 マルク・シャガール・コレクション「祝祭のパリ」
石元泰博・コレクション「シカゴ、シカゴ」

2017年10月28日[土] - 2018年01月08日[月]

休館日:
12月27日~1月1日

午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)

観覧料:
一般500円(400円)・大学生350円(280円)

高校生以下は無料

※(  )内は20名以上の団体割引料金。

※年間観覧券所持者(2,580円)は無料。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。

※秋の定期上映会のチケットをお持ちの方は団体割引料金でご覧いただけます。

主催:
高知県立美術館

後援:
高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSS高知さんさんテレビ、NHK高知放送局、高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送

内容

マルク・シャガール・コレクション 「祝祭のパリ」

Marc Chagall Collection: Paris in Festival

マルク・シャガール(1887-1985)はロシアの小都市、ヴィテブスク(現在のベラルーシ共和国)に生まれた、20世紀を代表する画家・版画家です。華やかな色彩と叙情豊かな主題で知られ、没後30年を経てもなお世界的に愛好されています。

1993年の開館以来、収集に努めてきた当館の「シャガール・コレクション」は、油彩画5点、版画1,202点からなり、質、量ともに世界的規模を誇っています。今回はシャガールが修行を積み、またその才能を開花させた大都市パリをモティーフにした作品を中心に、約100点の出品作で、シャガールの愛と夢に満ちた作品世界をご紹介します。

★作品リストはこちら

石元泰博・コレクション 「シカゴ、シカゴ」

Ishimoto Yasuhiro Collection: Chicago, Chicago

戦後、米国・シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(ID)で近代的な写真の理念と方法論を学んだ石元泰博(1921-2012)は、モダン・デザインの思想に裏打ちされた画面構成とその厳格な造形意識から、日本にとどまらず国際的にも高い評価を得ている高知ゆかりの写真家です。石元はIDを卒業後、間もなく日本に戻りましたが、1958年の12月から1961年にかけて、再びシカゴに滞在しています。このときに撮りためた写真をもとに、3冊目となる写真集『シカゴ、シカゴ』を美術出版社から出版しました。写真を学び、生活したシカゴ。そこに住まう人々の、何気ない日常を鋭く的確な眼差しをもってとらえた写真で、石元は高い評価を得ました。今回の展覧会では、この写真集『シカゴ、シカゴ』に掲載された作品210点をほぼ網羅し、作家自らが焼いたオリジナル・プリントによって紹介します。

プロフィール

石元泰博

1921年サンフランシスコ生まれ。3歳のとき両親の故郷・高知県高岡町(現・土佐市高岡町)へ戻り18歳まで過ごす。1939年単身渡米するが、間もなく第二次世界大戦がはじまり収容所生活を経験。終戦後、シカゴのIDで写真技法のみならず、作品の根幹を成す造形感覚の訓練を積む。その後、桂離宮に内在するモダニズムを写真により見出した作品で高い評価を受ける。丹下健三、磯崎新、内藤廣など日本を代表する建築家の作品を撮影してきたことでも知られる。

高知県立美術館の二大コレクションについて

高知県立美術館は現在、約42,000点の美術資料を所蔵しています。高知県ゆかりの作家、作品に加え、質・量ともに世界有数を誇るマルク・シャガールの油彩画、版画と、国際的に活躍した写真家・石元泰博の膨大な写真作品は、当館を代表する「二大コレクション」として知られています。これらは年度ごとにテーマを設け、定期的に入れ替えながら専用の展示室で常時公開しています。


関連企画

〇サタデー・レクチャー 「イシモトとシカゴ」
講師:茂木恵美子(本展担当学芸員)
日時:11月11日(土)14:00~15:30
場所:1階 講義室
定員:当日先着50名程度 ※事前予約不要
参加費:無料

〇サタデー・レクチャー 「シャガールとパリ」
講師:奥野克仁(本展担当学芸員)
日時:12月16日(土)14:00~15:30
場所:1階 講義室
定員:当日先着50名程度 ※事前予約不要
参加費:無料

〇担当学芸員によるギャラリートーク
会期中 毎週日曜日14:00~ ※10月29日を除く
集合場所◎2階「祝祭のパリ」展入り口
※要観覧券

〇英語通訳つきギャラリートーク
日時:12月3日(日)14:00~
英語通訳:高知県国際交流員

〇手話通訳つきギャラリートーク
日時:11月26日(日)14:00~
手話通訳協力:一般社団法人高知県聴覚障害者協会

〇無料託児サービス
ACSA(アクサ)認定ベビーシッター資格もしくは保育士・各種教諭免許を持つベビーシッターによる託児サービスです。ご観覧中、安心してお子様をお預けいただけます。
日時:12月21日(木)~24日(日) (全4日)
各日2回(10:00~12:00/13:30~15:30)
定員:各回10名(入替制)
料金:無料(要観覧券)
場所:当館1階講義室
申込方法:電話で仮予約の上、申込書を12月7日(木)までにお送りください。
(シッター提供:NPO法人ムッターシューレ)
※お問い合わせ先: 088-866-8000
※申込書はこちらのページからダウンロードできます。

シカゴ こども 1959-61.jpgのサムネイル画像

石元泰博《シカゴ こども》1959-61年 ©高知県, 石元泰博フォトセンター

PAST exhibitions これまでの展覧会

TOP