exhibitions 展覧会

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英国王室に咲く
ボタニカルアートと
ウェッジウッド
ー植物画のおいたちー
2025年04月24日[木] - 2025年06月29日[日]
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般前売1,040円、一般当日 1,300(1,040)円、大学生 900(720)円、高校生以下無料
※( )内は 20名以上の団体割引料金。※年間観覧券所持者は無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳 及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。
※本展観覧券でコレクション展をご覧いただけます(当日限り有効)。
【前売券販売所】県立美術館ミュージアムショップ、金高堂書店本店、こうち生活協同組合(コープよしだ、コープかもべ)、県庁生協売店、ローソンチケット[Lコード:62070]
主催:高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、KUTVテレビ
協力:フィスカース ジャパン株式会社、高知県立牧野植物園
後援:ブリティッシュ・カウンシル、高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
企画協力:株式会社ブレーントラスト
プレスリリースはこちらから
内容
美しい花々の咲く庭園、優美な花柄があしらわれたインテリアなど、今日の英国の暮らしに草花は欠かせない存在です。近世以降、ボタニカルアート(植物画)もまた、英国の人々を魅了していました。ボタニカルアートには、大英帝国の世界進出に伴い、各地から集められた植物が、科学的観点から描かれていました。
本展は英国の植物画を象徴する雑誌『カーティス・ボタニカル・マガジン』をはじめとする、17〜19世紀に描かれた植物画を通じて、英国王室から市民にまで愛された美しい花々の姿をご紹介します。
また、植物画を好んだ当時の王妃シャーロットが庇護したことで発展したウェッジウッドの食器も併せてご紹介し、人々の暮らしの質を高めた英国の一面を辿ります。
特別展示:牧野富太郎と植物画
日本の植物分類学の基礎を築いた牧野富太郎博士は、植物画の名手としても知られ、植物への愛に溢れる多数の画作を残しています。その作品は、本展でご紹介した『カーティス・ボタニカル・マガジン』をはじめ、西洋の植物図譜から大きな影響を受けています。高知県立牧野植物園のご協力により、高知会場だけの特別展示として、牧野博士による植物画をご紹介します。その生き生きとした美しさ、そして西洋の植物画との共通点や、博士ならではの細かい描写をご覧ください。
「マキノの日」4月24日は牧野富太郎博士の誕生日。当日ご来館の皆さまにポストカードをプレゼントします。
展覧会の構成
Ⅰ 英国王室が愛した花々-植物画の夜明け
Ⅱ 植物図鑑『カーティス・ボタニカル・マガジン』
Ⅲ ジョセフ・フッカーのヒマラヤ探検
Ⅳ シャーロット王妃とウェッジウッド
Ⅴ ヨーロッパの植物画
Ⅵ 人々を魅了するバラ
Ⅶ 暮らしを彩る花々
関連イベント
01. 講演会「英国ボタニカルアートの歩み」
展覧会の監修者の東京大学名誉教授・大場秀章先生に英国の植物学と植物画についてお話しいただきます。
日時:5月11日(日)14:00~15:30(予定)
会場:1階講義室
参加費:無料(事前予約不要)
02. 担当学芸員によるギャラリートーク
担当学芸員が本展の見どころをご紹介します。
日時:5月25日(日)、6月15日(日)13:00~14:00
集合場所:本展第1会場前(要当日観覧券)
03. サタデー・レクチャー「英国のガーデニング文化」
日時:6月7日(土)14:00~15:30
会場:1階講義室
講師:奥野克仁(当館学芸員)
*事前予約不要
04. ティーチャーズ・ウィーク
期間中、高知県内の教職員の方(図工・美術以外も含む)は本展及びコレクション展を無料でご覧いただけます。希望者には学校での美術館利用についてのご相談も承ります。
期間:5月1日(木)~ 7日(水) 要予約
申込:お電話(088-866-8000)にて4月30日までにお申し込みください。
05. ベビーフレンドリーアワー
主に0~2歳児と保護者が気兼ねなく、安心して鑑賞できるよう配慮した時間です。時間内いつでもお越しください。10:30と11:30より参加自由のミニギャラリートーク有り。
日時:6月19日 ※要当日観覧券
定員:5組(きょうだい児も参加可)
申込方法:お電話(088-866-8000)か申込フォームにて6月18日までにお申し込みください。
06. ボタニカルティー作りのワークショップ
花びらなどを使ったオリジナルティーを作り、楽しいティータイムを過ごしてみませんか。
日時:5月16日(金)、5月17日(土)、6月20日(金)、6月21日(土) 各日 午前の部(11:00~12:30)、午後の部(14:00~15:30)
講師:松崎亜紀子(日本紅茶協会ティーインストラクター)
定員:各回10名(先着順)
会場:ミュージアムカフェ・マルク
参加費:3,000円(プチケーキ、焼菓子付き)
申込:ミュージアムカフェ・マルクに電話(088-866-5565)にてお申し込みください。
07.ミュージアムカフェ・マルク 英国フェア開催!
会期中、英国発祥のアフタヌーンティー(紅茶と焼菓子等のセット)を販売します。
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ 《バラ「アメリ」(バラ科)》 1843年 銅版、手彩色、紙 Photo Brain Trust Inc.
シデナム・ティースト・エドワーズ 1《クロバナロウバイ(ロウバイ科)》 2《コルテア・アルボレセンス(マメ科)》 3《ケノッス・アメリカヌス(クロウメモドコキ科)》 Photo Brain Trust Inc.
ウェッジウッド 《ティーカップ&ソーサー「ジャパン・パターン」》 1810年頃 アースンウエア(陶器)、エナメル彩 Photo Michael Whiteway