exhibitions 展覧会

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ARTIST FOCUS #06 中山晃子
泡沫の形

2026年11月07日[土] - 2027年01月17日[日]

観覧料|一般当日400(320)円・大学生280(220)円・高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金。※年間観覧券所持者は無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。※本展観覧券で石元泰博・コレクション展もご覧いただけます(当日限り有効)。(公財)高知県文化財団のキャンパスメンバーズ加入校の学生は学生証の提示で無料。

会場|高知県立美術館 展示室D
主催|高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
協賛|株式会社プリズム、株式会社梅林堂、合同会社フォレストアーツ、シップスレインワールド株式会社
助成|公益財団法人朝日新聞文化財団
協力|株式会社フェローテック、arsaffix Inc.
特別協力|すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸
後援|高知県教育委員会、高知市教育委員会、須崎市、須崎市教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送

展覧会チラシ[PDF]

概要

画家・中山晃子(なかやまあきこ)の公立美術館における初個展を開催します。
鮮やかな色彩が渦を巻き、ぶつかり、混ざりあう。やがてそれもまた別の色彩に呑み込まれていく──。中山は液状の絵具を流動させ、その変化の軌跡を見せる独自の絵画表現「Alive Painting(アライブ・ペインティング)」で知られています。
Alive Paintingは、画家が自らの手元、わずか数センチ角の範囲で液状の絵具を操作し、そのなかで生起する現象をカメラで捉えることで生み出されます。そこでは実際のスケールからは想像もつかない、儚くも鮮烈な色彩世界が躍動します。中山は絵具だけでなく、溶けていく氷や磁石に吸い寄せられる磁性流体など、固有の特性をもつマテリアルの物理的な反応を利用して、刻々と姿を変える動的な抽象イメージを描き出すのです。
こうした制作手法を支えているのは、色彩理論への理解や身近な自然現象をつぶさに観察する眼差し、なにより長年の経験則に裏打ちされた技術です。中山は、長い歴史のなかで培われてきたさまざまな絵画技法をも参照しながら、映像と絵画、テクノロジーと手仕事とが交差する領域で、現代における絵画の新たなあり方を追求します。物質が変化していく時間すらメディウムとして扱い、色彩のダイナミズムを提示する中山の実践は、あくまで絵画の語法に則りながら、消えゆく一瞬を「いま・ここ」に定着させる試みだといえるでしょう。
本展では、代表的なシリーズであるAlive Paintingの近作や過去のドキュメント映像に加え、中山にとって初の試みとなるカンヴァスを用いた新作インスタレーションを公開します。生じたそばから移ろう「泡沫(うたかた)の形」をいかにして捉え、留めるのか。画家・中山晃子の現在地をご紹介します。

ARTIST FOCUSとは
ジャンルや年齢を問わず、当館学芸員が推薦する高知ゆかりの作家を紹介する展覧会シリーズ

中山晃子 プロフィール

高知県須崎市在住。2014年、東京造形大学造形学部美術研究領域修了。
色彩を流動させ、その変化の瞬間をリアルタイム映像として映し出す独自の絵画表現を展開。ダンス、音楽、演劇など異なる領域の表現者とのコラボレーションにも取り組んでいる。
近年では、アルス・エレクトロニカ、MUTEKモントリオールなど世界各地のメディアアートフェスティバルに参加。「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」(国立新美術館、2025年)、「VOCA展2024」(上野の森美術館、2024年)への出品、NHK大河ドラマ「光る君へ」オープニングへの映像協力(2024年)、東京2020オリンピック閉会式への参加など、ジャンルを横断する活動で国内外から注目を集めている。

関連イベント

A アーティストトーク
作家が自作についてお話しします。
日時|2026年11月7日(土)13:30~[要当日観覧券]
場所|1階 展示室D

B 担当学芸員によるギャラリートーク
日時|2026年12月19日(土)13:30~[要当日観覧券]
場所|1階 展示室D

C クロストーク
作家と担当学芸員による対談形式で、本展やこれまでの中山の活動についてお話しします。
日時|2027年1月10日(日)13:30~[参加無料]
登壇|中山晃子(本展出品作家)、塚本麻莉(本展担当学芸員)
場所|1階 講義室
定員|50名

D ワークショップ① 哲学対話──作品をほぐして新たな問いを見つけよう
作品の鑑賞を通して生まれた「なんで?」を出発点にして、思いがけない問いを見つけるワークショップ。哲学の知識は必要ありませんので、お気軽にご参加ください。
日時|2026年11月21日(土)15:00~[要当日観覧券]
ファシリテーター|馬場智一(哲学者、法政大学社会学部教授)、中山晃子(本展出品作家)
場所|1階 展示室D、創作室
対象|小学3年生以上(大人の方もご参加いただけます)
定員|10名・要予約
予約方法|11月8日(日)10:00よりお電話(088-866-8000/10:00~17:00)にて受付開始。定員に達し次第、受付を終了します。

E ワークショップ② 土佐和紙を使って「墨流し」をしよう!
土佐手漉和紙職人・田村寛さんをゲストにお迎えし、土佐和紙についてお話を伺いながら、実際に和紙の質感や特徴を味わい、水面にたゆたう墨の形を紙に写しとる「墨流し」に挑戦します。
日時|2027年1月9日(土)13:30~[参加無料]
講師|中山晃子(本展出品作家)
ゲスト|田村寛(土佐手漉和紙職人)
場所|1階 創作室
対象|小学3年生以上(大人の方もご参加いただけます)
定員|10名・要予約
予約方法|12月6日(日)10:00よりお電話(088-866-8000/10:00~17:00)にて受付開始。定員に達し次第、受付を終了します。
服装|墨汁を使いますので、汚れてもよい服装でお越しいただくか、エプロンをご持参ください。

特別企画「中山晃子 相見る色」

中山が拠点とする、須崎市のすさきまちかどギャラリー/旧三浦邸でも個展「相見(あいみ)る色」を開催します。詳細は、すさきまちかどギャラリーのウェブサイトをご覧ください。
会期|2026年11月14日(土) - 11月29日(日) 16・24日休館 入場無料
主催・会場|すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸(高知県須崎市青木町1−16)
特別協力|高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)


メインビジュアル.jpg 中山晃子《Alive Painting》2026年、部分

2.jpg
《半球体の肖像》(部分)2024年、部分

3.png「Alive Painting」のパフォーマンス風景 (NUFestival) 撮影者:酒井貴弘

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