exhibitions 展覧会
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四国霊場開創1200年記念4県連携事業 空海の足音 四国へんろ展 《高知編》
2014年08月23日[土] - 2014年09月23日[火]
開催時間:午前9時~午後5時(入場は閉館の30分前まで)
☆会期中金曜・土曜は午後8時まで開館!
主催:高知県、公益財団法人高知県文化財団、高知新聞社、RKC高知放送、 四国へんろ展開催協議会
共催:高知県教育委員会
総合監修:文学博士 真鍋俊照 氏 (四国大学教授、美術史家)
特別協力:四国八十八ヶ所霊場会、四国八十八ヶ所霊場会土佐部会、 高野山真言宗総本山金剛峯寺、真言宗総本山東寺、総本山善通寺
協力:愛媛大学「四国遍路と世界の巡礼研究会」
特別協賛:日本通運
後援:国土交通省四国地方整備局、「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会、四国霊場開創1200年連絡協議会 、NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
企画運営:高知県立歴史民俗資料館
観覧料:一般1,200円(前売1000円 団体960円 ) 大学生800円(前売700円、団体640円) 高校生以下無料
※上記の観覧料等は全て税込み価格 ※団体割引適用は20名以上 ※高知県立美術館の年間観覧券所持者、高知県立歴史民俗資料館サークル会員は無料 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。
内容
四国山地を背にし、目前には遥かに広がる太平洋――。豊かでありながらも、時に険しい表情を見せる土佐の地。弓なりに続く土佐の海辺を歩くことは、いつの時代も自然と自らの対峙する旅でした。
日本古来の神道と仏教が結びついた神仏習合の時代、神は仏の変化した姿とされ、人々の信仰は神と仏の隔てなく無限に広がっていました。
しかし、明治時代に日本に巻き起こった廃仏毀釈の波は土佐にも大きなうねりを生み出しました。多くの寺院は廃寺となり、仏像をはじめとする宝物は散逸したものもありました。四国霊場は近代という大きなうねりの中で翻弄されたのです。
長い時を経た道には、現在も何事もなかったようにお遍路さんが行き交います。土佐の文化の荒波を潜り抜け、守り伝えられてきた霊場の仏たちは今もお遍路さんを優しく迎えてくれます。
本展では、県内の札所に脈々と受け継がれて来た貴重な仏像、絵画、工芸品、仏具、文書、遍路石を一堂に展示します。四国内外の空海ゆかりの宝物をあわせ、国宝・重要文化財を含む総数約130件の多彩な作品で、今も四国に息づく遍路文化をご紹介します。