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絵師・金蔵 生誕200年記念 大絵金展 極彩の闇 平成24年度第62回高知県芸術祭共催行事

2012年10月28日[日] - 2012年12月16日[日]

開催時間:9:00-17:00

主催:高知県立美術館・KUTVテレビ高知

後援:高知県教育委員会・高知市教育委員会・高知新聞社・NHK高知放送局・KCB高知ケーブルテレビ・エフエム高知・高知シティFM放送・明治美術学会・文化資源学会

協力:香南市絵金生誕200年記念事業実行委員会

助成:平成24年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業)、美術館連絡協議会

観覧料:一般前売650円/一般850(650)円/大学生550(450)円/高校生以下無料

*( )内は20名様以上の団体料金 *年間観覧券(2,500円)所持者は無料 *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者と その介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料

内容

幕末明治の土佐を舞台に活躍し、「芝居絵屏風」で一世を風靡した絵金こと絵師・金蔵〔文化9年(1812)~明治9年(1876)〕。

町人の子として高知城下で生まれるも、画才を認められて江戸で狩野派を学び、帰郷後は土佐藩家老の御用絵師に出世します。しかし、贋作事件に巻き込まれて城下を追放されたと伝えられます。その後、放浪の時代を経て、一介の町絵師として生み出したのが、歌舞伎や浄瑠璃などの物語を極彩色と大胆な構図で描き出した芝居絵屏風でした。

土佐独特の芝居絵屏風は、氏子たちが神社の夏祭りに出来映えを競い合って奉納するなど各地で大流行し、絵金没後も弟子たちによって戦前まで描き続けられました。芝居絵屏風のある夏祭りの風景は、現在も地域の人々の手で大切に守り伝えられています。

今年は絵金生誕200年の節目に当たります。絵金とその弟子たちの貴重な作品約200点が一堂に並ぶ本展を通じて、高知が誇る絵金文化の豊かさを、ぜひ多くの方々にご堪能いただきたいと思います。

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