exhibitions 展覧会
終了しました
話の話
ノルシュテイン&ヤールブソワ
ロシア・アニメーションの巨匠
2010年07月18日[日] - 2010年09月26日[日]
開催時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
主催:高知県立美術館(財団法人高知県文化財団)、ユーリー・ノルシュテイン財団
共催:KSSさんさんテレビ
後援:ロシア連邦外務省、ロシア連邦文化省、在日ロシア連邦大使館、ロシア文化フェスティバル組織委員会、高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、NHK高知放送局、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
協力:アート・インプレッション、アエロフロート・ロシア航空、カトーレック株式会社、武蔵野美術大学芸術文化学科、NPO法人高知こどもの図書館
助成:芸術文化振興基金、(財)高知県教職員互助会
企画協力:株式会社イデッフ
観覧料:前売一般650円・一般850(650)円・大学生550(450)円・高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※KoMPal会員(年会費5000円)、年間観覧券所持者(2500円)は無料 ※身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料
内容
ロシアを代表するアニメーション作家ユーリー・ノルシュテイン(1941― )とその作品の多くの美術監督を務めるフランチェスカ・ヤールブソワ(1942― )夫妻の過去最大の回顧展を、ノルシュテインが愛する日本で開催します。
本展覧会のタイトルにもなっている彼の経験と想い出に基づく映画『話の話』(1979)は、1984年に国際的な評論家や企画者によって、「歴史上、世界最高のアニメーション」に選ばれました。“映像の詩人”とも呼ばれるノルシュテインは、鋭い観察眼から生み出された詩情溢れる映像世界を、繊細な切り絵による表現を用いて創り出します。その世界は人間や世界への愛情に満ちています。また、マルチプレーンと呼ばれる多層のガラス面に、切り絵を配置する手法によって創り出される彼独自の深い映像空間は、アニメーション・ファンのみならず、世界中の映像作家をも魅了してきました。
本展覧会では、ノルシュテインが監督をした8つのアニメーション映画に関する作品を中心に、ヤールブソワの美しいエスキースや、マルチプレーンを展覧会用に再現したマケット、絵本の原画など約900点を展示し二人の創作の秘密に迫ります。