exhibitions 展覧会
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ベオグラード国立美術館所蔵
フランス近代絵画展
2006年03月18日[土] - 2006年05月17日[水]
開催時間:午前9時00分~午後5時00分(入場は4時30分まで)
※会期中の毎週金曜日および5月6日(土)、7日(日)は午後8時まで夜間開館いたします(入場は7時30分まで)
主催:フランス近代絵画展共同開催実行委員会(高知県立美術館、KUTVテレビ高知)
後援:外務省、在セルビア・モンテネグロ日本大使館、在日本セルビア・モンテネグロ大使館、高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、NHK高知放送局、エフエム高知
特別協力:日本通運株式会社広島支店、全日本空輸株式会社広島支店、日本興亜損害保険会社広島支店
協賛:クマヒラ
特別協賛:サニーマート
観覧料:前売券 一般1,000円 大学・高校生600円 小中学生400円
前売親子ペア券(一般1名+小中学生1名)1,200円、当日券 一般1,200円 大学・高校生800円 小中学生600円、未就学児童は無料
*20名様以上の団体、身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳をご提示の方は前売料金でご入場いただけます。 *KoMPal会員証および高知県立美術館発行年間観覧券(年間パスポート)をご提示の方は当日料金の半額でご入場いただけます。 *月曜日はシルバーデイ:4月1日以降の各月曜日、高知県及び高知市長寿手帳をご提示の方は、前売料金からさらに100円割引きいたします。(当日、美術館窓口でご購入の方のみ)
内容
セルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)の首都ベオグラードの中心地、共和国広場に位置する国立美術館は、セルビア民族の歴史的・文化的遺産を収集・保存・展示することを目的に1844年、創設されました。その収蔵品は現在40万点を超えています。
その中でも、ヨーロッパ絵画のコレクションは旧王室や収集家たちの努力の結晶であり、この美術館の中核をかたちづくっています。
これらの作品は長らく西側諸国に知られることなく、いわば伝説のコレクションとなっていましたが、いまから約10年前、初めて日本で公開されたときには、センセーショナルな話題を提供しました。ところがその後、コソボ紛争が勃発し、ベオグラードはNATO軍により爆撃され、美術館も甚大な被害を受けます。しかし伝説は不滅でした。美術品は館員の身を挺した尽力で護られ、いま再び、日本で公開されます。
今回の展覧会では、バルビゾン派、印象派を経て、エコール・ド・パリに至るフランス近代絵画の流れを網羅した、38作家、123点の傑作をご紹介します。中でもルノワールが身近に接した子供やモデルを描いた肖像画の小品群は、巨匠の創造力を解き明かす魅力を秘め、もっとも注目されるものです。ほかにもドガ、モネ、ゴッホ、マティス、ピカソ、ローランサンら、ヨーロッパの美術史を彩る画家たちの名品をご堪能いただけます。
珠玉のフランス絵画が織り成す、美の競演をお楽しみください。