exhibitions 展覧会
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作家からの贈りもの ―アーティストの作ったおもちゃたち―
2004年05月30日[日] - 2004年07月25日[日]
午前9時~午後5時(入場は4時30分まで)
休館日:5月31日(月)/6月8日(火)、14日(月)、21日(月)、28日(月)/7月6日(火)、12日(月)、20日(火)
主催:高知県立美術館、高知新聞社
後援:RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、NHK高知放送局、エフエム高知
観覧料:前売券600円、一般700円(600円)、大学生500円(400円)、高校生以下無料、年間観覧券2,500円
*( )内は、20名以上の団体料金。身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知市及び高知県長寿手帳所持者は無料。
内容
アーティストたちは独自の世界を開示するその作品を通じて、わたしたちに感動と共感を与えてくれます。一つの作品を創造するということは、世界を見つめ、世界と自己とのかかわりをはかりながら、ストイックなまでに自己を追求しつづけていく行為とも言えるでしょう。しかし常に自分の内面と対峙し、芸術への創作意欲に掻きたてられながら制作に没頭するアーティストたちにも、はりつめた緊張から開放されるひとときがあり、そこには芸術活動とは離れた大切な「私的世界」があるのです。
そんなアーティストたちが、自分の愛すべき家族のために、また子供たちのために温かな視線で作りあげた愛らしい贈りものたちがあります。また、アトリエで制作をするかたわら、身近なもので無心に創り上げた「もう一つの私的な世界」が存在します。これらは、彼らの芸術活動と決してかけ離れたものではなく、むしろ作品のアイディアの源泉や、アーティストたちの素顔をのぞき見ることができる、いわば「イメージの原石」ともいえるものなのです。これらの「贈りものたち」に、わたしたちはアーティストたちのあたたかなまなざしと豊かな想像力を感じとることができるでしょう。
本展では、これまで知られざる「贈りもの」たちとともに、代表的な美術表現とをあわせて展示し、いまだかつてない「人間的な実像」と「スケール」で、アーティストたちを紹介いたします。