exhibitions 展覧会
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フリーダ・カーロとその時代 メキシコの女性シュルレアリストたち
2004年01月04日[日] - 2004年02月22日[日]
午前9時~午後5時(入場は4時30分まで)
休館日: 1月6日(火)・13日(火)・19日(月)・26日(月)/2月3日(火)・9日(月)・16日(月)
主催: 高知県立美術館、高知さんさんテレビ
後援: 外務省、メキシコ外務省、メキシコ大使館、メキシコ国立文化芸術審議会、メキシコ国立芸術院、高知新聞社、NHK高知放送局、エフエム高知
協力: 日本航空
協賛: 東京海上
観覧料: 前売650円、一般850円(650円)、大学生550円(450円)、高校生以下無料、年間観覧券2500円
*( )内は、20名以上の団体料金。身障者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知市及び高知県長寿手帳所持者は無料。
内容
マヤ、オルメカ、アステカなどの文明が栄え、世界遺産が多い国として知られるメキシコは、インディオ文化のアイデンティティを誇りとしながらも、スペインによる侵略など長い植民地時代を余儀無くされました。1910年にメキシコ革命がぼっ発しますが、この前夜1907年にフリーダ・カーロはメキシコに生まれます。激動の時代に波瀾に満ちた人生を歩んだフリーダの作品は、ここ数年再評価され、映画「フリーダ」が公開されたこともあり、その生きざまは女性を中心に多くの注目を集めています。今年彼女の没後50年を迎えますが、その作品は全く色褪せること無く、強烈な存在感を私達の前に見せてくれます。
また、この時代メキシコでは多くの女性アーティストの活躍がありました。本展ではフリーダと同時代の女性画家マリア・イスキエルド、レメディオス・バロ、レオノーラ・キャリントン、アリス・ラオン、写真家ローラ・アルバレス・ブラボ、カティ・オルナの作品もあわせて紹介します。メキシコのシュルレアリスム作家ともいわれる彼女らの個性的で幻想的な作品をぜひご覧いただきたいと思います。
また、本展にあわせて、山本容子さんの講演会「メキシコを旅して~フリーダとの出会い~」と本展の監修をされた青山学院大学講師野中雅代さんによる「ギャラリー・トーク」、映画「フリーダ」上映会を開催します。日本であまり紹介されることの無かったメキシコ女性アーティストの理解の大きな助けとなることと思いますので、ぜひ御参加ください。