exhibitions 展覧会

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モネと印象派の画家たち ~パリ・マルモッタン美術館コレクションを中心に~

2003年06月20日[金] - 2003年08月14日[木]

午前9時00分~午後5時00分(入場は4時30分まで)

※毎週金曜日は午後8時まで開館時間を延長(入場は7時30分まで)

休館日:6月23日(月)、30日(月)、7月8日(火)、14日(月)、22日(火)、28日(月)、8月5日(火)
主催:高知県立美術館・高知新聞社・RKC高知放送
後援:フランス大使館・高知県・高知県教育委員会・高知市・高知市教育委員会
特別協賛:北川村
協力:日本航空
観覧料:一般 1,200円(1,000円)/大高生 800円(600円)/小中生 600円(400円)
※( )内は一般前売り及び20名以上の団体割引料金。 ※身障者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、 高知県及び高知市長寿手帳所持者は当日手帳を提示すれば前売り料金適用。 ※県立美術館年間観覧券ご利用の方は当日半額料金でご覧になれます。

内容

フランス印象派を代表する画家として、日本においても広く知られているクロード・モネ。19世紀後半、近代化の進むパリとその近郊を中心に、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、そしてジヴェルニーへと居を移しながら、モネは生涯にわたって自然を描き続けました。この展覧会では、モネの自然に対する眼差しが、初期から晩年に至るまでどのように変容していったのかを辿るとともに、1860~80年代における印象派の揺籃期・誕生・分裂・次世代の台頭という重要な絵画史の動きの中で、同時代の画家たちとの関わりが、モネの画業の展開にどのような意味をもち、その後の展開にいかに反映していったのかを跡付けようとするものです。1863年のサロン落選展を契機に、マネを中心としてカフェ・ゲルボワに集う若い画家たちの中から、独立展開催の気運が高まりました。そして1874年、モネ、ピサロ、ルノワール、シスレーらは、第1回のいわゆる「印象派展」を開催しますが、第4回以降ドガとの意見の相違から次第に分裂し、1886年の第8回展では、シスレー、シニャック、ゴーギャン、ルドンら、新印象主義、象徴主義と称される新たな世代へと移行していきます。

モネはこの時期から、《積み藁》の連作を開始し、以後《ポプラ並木》、《ルーアン大聖堂》などの連作を次々に生み出していきます。1900年以降次第にジヴェルニーの自邸の庭にその表現は集約され、《睡蓮》連作をはじめとする旺盛な制作を展開していきました。

広げられたモネと印象派の画家たちによる豊穣な活動を、パリ、マルモッタン美術館のコレクションを中心に、モネの作品及び同時代の画家たちの作品約70点で構成し紹介するものです。

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