exhibitions 展覧会
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山脇信徳 -日本のモネと呼ばれた男-
2000年04月29日[土] - 2000年06月11日[日]
■休館日:5月2日(火)、8日(月)、15日(月)、22日(月)、29日(月)、6月6日(火)
■観覧料:一般前売券 550円/一般650(550)円/大学生450(350)円
※( )内は20名以上の団体料金。高校生以下無料。身障者手帳及び療育手帳及び障害者手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。
■ 主催:高知県立美術館、高知新聞社、NHK高知放送局
■ 後援:RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSS高知さんさんテレビ、FM高知
内容
山脇信徳は1886年に高知県に生まれました。東京美術学校(現、東京藝術大学)在学中に文展へ出品した《停車場の朝》が褒状を受け、それがバーナード・リーチや高村光太郎らに賞賛され、話題となりました。その後、滋賀県や満州での教員生活を経て渡欧します。欧州ではパリを中心に、南フランス、イタリアまで足を伸ばし、膨大な量のスケッチ、作品を残しています。帰国後は高知に戻り、1952年に亡くなるまで高知市内に住み、国展を主な活躍の場として作品を発表しました。その一方で、後進の指導に積極的にあたり、また50年の歴史を誇る高知県展の開催への尽力など、高知県の文化発展の推進役として重要な働きをしました。こうした彼の画家としての生涯を振り返ってみると、常に「美術とは何か」、「よい絵とは何か」、あるいは「絵描きとは何か」を問いながら、描き続けてきた一生であったように思います。
山脇の作品と生涯を、従来の視点にとらわれることなく紹介し、美校時代のデッサンから晩年まで、約200点の作品で彼の画業をたどります。