exhibitions 展覧会
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南仏プロヴァンスの女神たち グラネ美術館名品展
1999年04月17日[土] - 1999年05月30日[日]
休館日: 4月19(月)、26(月)、5月6日(木)、10日(月)、17日(月)、24日(月)
観覧料: 一般810円/大字生500円/高校生以下無料
主催: 高知県立美術館/高知新聞社/NHK高知放送局
後援: フランス大使館/RKC高知放送/テレビ高知/エフエム高知/KSSさんさんテレビ
協力: エールフランス国営航空
内容
近世フランス絵画の黄金期は、王立美術アカデミーが設立された17世紀のルイ14世の時代といわれています。その後華麗で優雅なロココ様式が流行しましたが、18世紀末のフランス革命を経て、ナポレオンの登場とともにフランス絵画はダヴィッドの統制のもと新古典主義が主流となっていきました。それはダヴィッド亡き後も、アングル、ジェリコーらに受け継がれ、19世紀のフランス・アカデミスム絵画の基盤となり、大きな影響力を保ちました。
本展では南フランス、プロヴァンス地方にあるグラネ美術館の所蔵品より、特に女性像を中心に選び、17世紀から19世紀にかけてのフランス・アカデミスム絵画の黄金時代を展覧します。また、そうしたパリの美術界とは別に、プロヴァンス地方で活躍した芸術家グループ、「プロヴァンス派」の作品もまとめてご紹介します。
グラネ美術館は、風光明媚なエクサン・プロヴァンスにあり、近くにはセザンヌのアトリエもあります。この美術館は、エクサン・プロヴァンスに生まれ、ルーヴル美術館管理官、ヴェルサイユ宮美術館絵画部長をつとめた画家フランソワ・マリウス・グラネが故郷に遺贈したコレクションを基盤に設立されたもので、日本での本格的な紹介は今回が初めてとなります。