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ハウステンボス美術館所蔵 生誕100年記念 M.C.エッシャーの不思議な世界

1998年06月06日[土] - 1998年07月15日[水]

開催時間:午前9時~午後5時(入場は4時30分まで)
休 館 日:6月8日(月)/15日(月)/22日(月)/29日(月)/7月7(火)/13日(月)
主   催:高知県立美術館/KSSさんさんテレビ
後   援:NHK高知放送局/エフエム高知
協   力:ハウステンボス
観 覧 料:前売券500円/一般610円(500円)/大学生400円(300円), 高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金。身障者手帳(1・2級)、療育手帳及び障害者手帳所持者とその介護者(1名)、高知県長寿手帳所持者は無料。

内容

永遠に流れ続ける滝、下りているはずがいつのまにか上っている階段、はばたく鳥はしだいに魚の群れに変わる。卓越した版画技術による奇妙で不思議なだまし絵の世界で私たちを楽しませてくれるエッシャーは、今年生誕100年をむかえます。
モーリッツ・コルネリス・エッシャーは1898年6月、オランダに生まれました。エッシャーは、建築家になるため建築装飾美術学校に学びますが、ここで出会った恩師ド・メスキータによりグラフィック・アートの才能を認められ、彼の指導により版画技術と独自の発想を育むこととなります。その後イタリアやスペインへの旅先で出会った風景や建築物、アルハンブラ宮殿のモザイクなどに強いインスピレーションをうけ、独特の幾何学模様、建築物を使っただまし絵など空間、時間、距離を凝縮させた平面における三次元の世界を版面に表現するようになります。その独特で奇妙な画風がゆえに、彼の作品は美術界から無視されていましたが、彼の高度な画面構成に数学者等が注目、次いで若者を中心にエッシャー人気が高まり一般に広く紹介されるようになりました。
本展では、代表作「メタモルフォーゼⅡ」「滝」「物見の塔」を中心に、旅先のイタリア風景を描いたみごとなスケッチやリトグラフ、"平面の正則分割"による作品群の他、エッシャーの恩師ド・メスキータや友人バス・キストらの作品など併せて約200点の作品によりエッシャーの無限の世界を紹介します。

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