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名作でたどる日本近代洋画の歩み展

1998年03月28日[土] - 1998年05月10日[日]

開催時間: 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日: 3月30日(月)、4月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)、5月6日(水)
観覧料: 一般610円(500円)/大学生400円(300円)
※高校生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体割引料金 ※一般のみ前売り500円 ※身体障害者(1・2級)、療育手帳及び障害者手帳所持者とその介護者(1名)、高知県の長寿手帳所持者は無料
主催: 高知県立美術館・高知新聞社・NHK高知放送局
後援: RKC高知放送・KUTVテレビ高知・エフエム高知・KSSさんさんテレビ

内容

「洋画」つまり「油彩画」が本格的に日本に誕生したのは明治以降のことです。それまでの伝統的な日本絵画と異なり、現前のものを本物のように描き出す洋画の技法は、明治初期は「技術」と考えられていました。時代が進むに連れて、海外から新しい画風や美術思潮が伝えられ、自然と洋画は日本に定着していきます。大正時代は「大正デモクラシー」の自由な気風と国際化しつつあった社会を背景に多様な絵画表現が花開きます。そして、その後の恐慌と軍国主義台頭という暗い世相は絵画にも影響を与え、前衛絵画の隆盛を見る昭和前期まで、「近代」という期間の日本洋画はその時々の社会状況と強い関わりをもちながら展開していったといえるでしょう。
本展ではそうした社会や時代背景との関連に着目しながら、明治から昭和20年までの代表的な洋画を展覧いたします。約80年にわたる近代日本洋画史の流れが一望できる絶好の機会となります。ぜひご覧ください。

〇出品作家
梅原龍三郎
佐伯祐三
藤島武二
岸田劉生
小磯良平
黒田清輝
中川一政
小出楢重
岡鹿之助
三岸好太郎
高橋由一
中澤弘光
岡本太郎

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