exhibitions 展覧会

2020:08:10:14:42:16:2020:09:27:00:00:00

浦上コレクション 北斎漫画

2020年08月10日[月] - 2020年09月27日[日]

9:00~17:00(入場は16:30まで)会期中無休

観覧料:一般前売 960 円 、一般当日 1,200 円(960 円)、大学生 850 円(680 円) 、高校生以下無料
前売券発売所:ローソンチケット(Lコード63355)※前売券の販売は8月9日まで
※()内は20名以上の団体割引料金。※年間観覧券所持者は無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。
主催:高知県立美術館、KSSさんさんテレビ
後援:高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、KCB 高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティ FM
監修:浦上満(浦上蒼穹堂 代表)
企画協力:山形美術館、株式会社アートワン

北斎漫画展チラシ.pdf
北斎漫画鑑賞のしおり.pdf

内容

「画狂人」と自称した江戸の浮世絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい、1760-1849)の生涯はまさに創作の連続でした。狩野派や唐絵など伝統的な絵画を学ぶ一方、西洋絵画からも刺激を受けて自らの芸術の糧とし吸収し、市販品である錦絵では役者絵、美人画を手掛け、花鳥画や「富嶽三十六景」に代表される名所絵など新たなジャンルを開拓しました。また、一点物の肉筆画や、一部の好事家向けの摺物などにも優れた作品を残し、曲亭馬琴らの読み本の挿絵、数多くの門人のために描いた絵手本も充実しています。

森羅万象を描いたと言われる北斎の画業の中でも『北斎漫画』の存在は特に際立っています。『北斎漫画』は 1814(文化 11)年、名古屋の版元永楽屋東四郎(東壁堂)から出版され、高い人気に支えられながら 1878(明治 11)年までの長きにわたり全 15 編が刊行されました。活き活きとした人物表現、ユーモアに満ちた内容、独自の視点に基づいた構図など『北斎漫画』の魅力は当時のヨーロッパにも伝わり、彼の地のジャポニスム・ブームの誘因のひとつとなりました。

本展では、世界一の質と量を誇ると評価される『北斎漫画』コレクター・浦上満氏のコレクションより、現代の絵画に通じる『北斎漫画』の魅力を紹介いたします。

関連イベント

〇開会記念イベント&記念講演会(要事前申込)
「世界を驚かせた北斎と『北斎漫画』」

講師:浦上満氏(浦上蒼穹堂 代表・本展監修者)
日時:8月10日(月・祝)
 10:45~12:30
場所:高知県立美術館ホール(定員100名程度)
申込方法:8月9日(日)までにお電話(088-866-8000)にてお申し込みください。

〇Youtubeオンラインワークショップ
「和綴じ本で『マイ漫画』を作ろう!」
ご家庭でも作れる和綴じ本の作り方をご紹介。好きなものを描きこめば『北斎漫画』さながら、「マイ漫画」のできあがりです!
協力:高知県立高知城歴史博物館
配信方法:8月10日(月・祝)より高知県立美術館 YouTubeチャンネルで配信!
〇動画中で紹介している「型紙」ダウンロードはこちら▶和綴じ本の型紙.pdf

〇担当学芸員によるギャラリー・トーク 
日時:8月16日、23日、9月6日(英語通訳付)、13日(手話通訳付)※すべて日曜日14:00~
手話通訳協力:一般社団法人高知県聴覚障害者協会
料金:無料(要観覧券)
集合場所:本展第1会場
(2020/07/31)新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ギャラリートークは中止になりました。


〇ティーチャーズ・ウィーク(要事前申込)
8月12日(水)~8月18日(火)の期間中、高知県内の教職員の方(図工や美術以外も含む)は本展およびコレクション展を無料でご観覧いただけます。希望者には学校での美術館利用についての相談も受け付けています。8月11日(火)までに電話(088-866-8000)にてお申し込みください。

〇有資格者による無料託児サービス(要事前申込)
日時:8月13日(木)~16日(日)、全4日、各日2回(10:00~12:00/13:30~15:30)
料金:無料(要観覧券)
場所:1階 講義室
申込方法:事前に電話(088-866-8000)にて仮予約の上、8月6日(木)までに申請書をお送りください(定員各回10名)。
シッター提供:ムッターシューレ

※新型コロナウィルス感染症対策実施中のため、上記は変更となる場合がございます。最新情報はWebサイトにて逐次更新いたします。

高知会場限定特集展示 絵金と絵手本 

展示会場内では、『北斎漫画』を土佐に持ち帰ったと言われる土佐の絵師・絵金について絵手本との関係を探ります。会期中絵金蔵(香南市赤岡町)でも絵金の白描をご覧いただけます。
協力:絵金蔵

オンラインワークショップ「和綴じ本で『マイ漫画』を作ろう!」

《潜水瓶と水中遊泳》『北斎漫画』四編.jpg

《怨霊と祐天和尚》『北斎漫画』十編

《怨霊と祐天和尚》『北斎漫画』十編.jpg

《鯨・鮫ほか》『北斎漫画』二編

《縦・横》『北斎漫画』十二編.jpg

《縦・横》『北斎漫画』十二編

《鯨・鮫ほか》『北斎漫画』二編.jpg

《潜水瓶と水中遊泳》『北斎漫画』四編

PAST exhibitions これまでの展覧会

TOP