exhibitions 展覧会

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没後70年 山脇信徳展

2022年03月30日[水] - 2022年05月15日[日]

会期中無休

開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)

観覧料:一般当日600円(480円)、大学生当日400円(320円)、高校生以下無料
※前売券販売はなし。※( )内は20名以上の団体料金。※年間観覧券所持者は無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。

主催:高知県立美術館

後援:高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、NHK高知放送局、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送

山脇信徳展チラシ.pdf

内容

没後70年となる画家・山脇信徳(1886-1952)の展覧会を開催します。高知市に生まれた山脇は、東京美術学校在学中の1909(明治42)年、第3回文展に出品した《停車場の朝》で注目を集めます。現在は焼失してしまった本作は、印象派風の作風で陶芸家・バーナード・リーチや彫刻家・高村光太郎の目に留まり、印象派の画家モネと重ねて称賛されました。その後も美術展出品を続け、白樺派の作家たちと交流するなどし、1912(明治45)年に東京を離れます。滋賀県で中学校の図画教員を務めた後、満州勤務を経て、欧州へ留学。帰国後は高知に暮らし、欧州でのスケッチを基にした作品や高知を主題とした絵を描きました。同時代の芸術家との交流も続ける一方で、高知県展発足や後進芸術家の育成に尽力するなど、故郷の文化芸術推進に大きな貢献をします。当館所蔵の山脇信徳作品約60点を同時代の作家たちの作品とともにご覧ください。

出品作家

山脇信徳、上村昌訓、楠永直枝、岡崎精郎、岸田劉生、梅原龍三郎、浜田葆光、藤田嗣治、西岡瑞穂、小島善太郎、岡田三郎助、中村博、山六郎、真垣武勝、山本茂一郎、恒石敬磨、藤田太郎(展示順)

関連イベント

※新型コロナウイルス感染症対策実施中のため、変更となる場合がございます。

1. 記念講演会「山脇信徳 人と作品」
講師:鍵岡正謹(当館初代館長)
日時:
2022年4月23日(土)14:00~
場所:1階 講義室
定員:30名程度(事前予約優先)
ご予約希望の方はお電話(088-866-8000/9:00~17:00)にてお申し込みください。
※定員に達したため申込は締め切りました(4/17)

2. サタデー・レクチャー
講師:栁澤宏美(当館学芸員) 
日時:2022年4月16日(土)14:00~
場所:1階 講義室
定員:30名程度(申込不要、先着順)

3. ティーチャーズ・ウィーク【要事前申込】
4月1日(金)~4月7日(木)の期間中、高知県内の教職員の方は本展およびコレクション展を無料でご観覧いただけます。希望者には学校での美術館利用についての相談も受け付けています。3月31日(木)までに電話(088-866-8000/9:00~17:00)にてお申し込みください。

s-夕日_1910.jpg山脇信徳《夕日》1910年、高知市蔵

パリ夜のまち.jpg山脇信徳《パリ 夜のまち》1925-29年、高知県立美術館蔵

土佐の「さあち料理」.jpg山脇信徳《土佐の「さあち料理」》1943年、高知県立美術館蔵

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