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ARTIST FOCUS #03 角田和夫 土佐深夜日記—うつせみ

2022年10月29日[土] - 2023年01月09日[月]

休館:12月27日(火)-1月1日(日)

観覧料:
一般当日370(290)円・大学生260(200)円・高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。※年間観覧券所持者は無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。※「合田佐和子展」(11/3-1/15)観覧券所持者は無料(当日限り有効)。※本展観覧券で他のコレクション展もご覧いただけます。※11月3日(木・祝)は開館記念日のため観覧無料。
主 催:高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
後 援:南国市、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB 高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
助 成:公益財団法人朝日新聞文化財団

展覧会フライヤー▶[PDF]

プレスリリース▶[PDF]

内容

ARTIST FOCUS」の第3回として、高知県南国市在住の写真家、角田和夫の個展を開催します。

幼少より対人関係に悩み、閉じこもりがちで失意に暮れる思春期を過ごした角田は、20歳頃に兄からカメラを譲り受けたことで、外界と関わり合う方法としての写真と出会います。以降、カメラに導かれるようにして、自らの表現と活動のフィールドを押し広げてきました。

本展では、角田が一貫して拠点とする高知の街を、肉眼では見えない光も捉えることができる赤外線フィルムによって写した3つのシリーズに焦点をあてます。暗夜の公園や雑木林を心象風景として切り取った最初期作〈満月の夜〉、叔父の勤めるゲイバーを中心に80年代の歓楽街を写した〈土佐深夜日記〉、そして三十余年を経てパンデミック禍の高知に再びカメラを向けた最新作〈続土佐深夜日記〉によって構成し、独自の抒情性を湛えた作品世界を紹介します。

本展タイトルにある「うつせみ」とは、“この世”、あるいは“この世を生きる人”を意味します。被写体に自身の弱さや孤独な心情を響き合わせることで生み出されるモノクロームの写真には、夜の闇の深さと共に、そこに生きる人々が放つ、力強く眩いまでの光が焼き付けられています。撮影と暗室作業は、自身を癒す“セラピー”だと語る角田の作品を通して、観る人それぞれが今を生きることの手触りを得られる場となれば幸いです。

ARTIST FOCUSとは・・・ジャンルや年齢を問わず、当館学芸員が推薦した高知ゆかりの作家を紹介する展覧会シリーズ
※本展は、一部の作品に性的な表現が含まれています。

関連イベント

○アーティスト・トーク
作家が会場で作品についてお話しします。
日時:11月3日(木・祝) 11:00-12:00
会場:当館1階 第4展示室
[参加無料・予約不要]
<11月3日(木・祝)は開館記念日のため観覧無料>

○ゲストトーク
写真評論家の飯沢耕太郎氏をゲストに迎えトークを行います。
日時:12月10日(土) 14:00-15:30 (13:30開場)
登壇者:飯沢耕太郎(写真評論家)、角田和夫
会場:高知県立美術館ホール
[参加無料・要予約]

飯沢耕太郎
写真評論家。1954年、宮城県生まれ。日本大学芸術学部を経て、1984年に筑波大学大学院芸術学研究科(博士課程)修了。主な著書に『「芸術写真」とその時代』(1986年)、『写真美術館へようこそ』(1996年)、『デジグラフィ』(2004年)、『写真的思考』(2009年)、『写真集の本』(共著、2021年)などがある。

○レクチャー「LGBTからクィア、SOGIEへ」
「土佐深夜日記」を元に、セクシュアリティをめぐる言説の変遷と人権課題を考えます。
日時:12月25日(日)14:00-15:30 (13:30開場)
登壇:ソーシャルアライ・コナツハット[長澤紀美子(高知県立大学教員)、伊藤満里奈(公認心理師)、浜口蓮生(高知ヘルプデスク)]
会場:当館1階 講義室
[参加無料・要予約]

ソーシャルアライ・コナツハット
わたしがわたしであるために。多様な性のありよう「SOGI」を認め合う対等な社会を目指して2016年に設立。通称"SAWACH! (サワチ)"。サワチ(皿鉢)とは、様々な料理を大皿にのせた高知の郷土料理で、多様な性のあり方を地域で認め合う社会作りをイメージしたもの。

○クロストーク
作家と担当学芸員の対談形式で、本展についてお話しします。
日時:2023年1月7日(土) 14:00-15:30 (13:30開場)
登壇者:角田和夫、朝倉芽生(当館学芸員)
会場:当館1階 講義室
[参加無料・要予約]

*予約は電話(088-866-8000/9:00-17:00)にて受付


作家プロフィール

角田 和夫(すみだ・かずお)
1952年高知市生まれ、南国市在住。1999年、文化庁芸術家在外研修員としてニューヨークに滞在。以降、撮影のため度々渡米。2002年、第11回林忠彦賞受賞。作品は「パリフォト」「AIPAD」など国際的アートフェアへ出品されるほか、シカゴ美術館、デンバー美術館に収蔵される。主な写真集に、2002年『ニューヨーク地下鉄ストーリー』、同『シベリアへの旅路わが父への想い』、2014年『土佐深夜日記』などがある。


展示作品

1.jpg〈満月の夜〉より 1984-86年

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〈土佐深夜日記〉より 1984-90年

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〈土佐深夜日記〉より 1984-90年

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〈続土佐深夜日記〉より 2020-22年

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