exhibitions 展覧会
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KOSUGE 1-16 MΩCHI SCRAMBLE モチΩスクランブル
2018年07月01日[日] - 2018年09月02日[日]
会場:1階 第4展示室、入場無料
通常の展覧会や舞台公演ではない、美術館の第三の活動として行う高知サマープロジェクト。長期間のワークショップ、公開・滞在制作、公開ミーティングなど、これまでの時間や場の使い方ではできなかった「コト」を実験します。
内容
高知サマープロジェクト第1回目は、アーティストユニットKOSUGE1-16(こすげいちのじゅうろく)による餅まき(投げ)をテーマにしたプロジェクト「モチΩスクランブル」を行います。各地で祝祭の場で行われる餅まきは、高知では餅を奪い合うという意味の「餅ばい」とも呼ばれ、独特のイベントとして行われています。
今回のプロジェクトでは、餅まきの文化的な意味を深めながら民俗学的にリサーチし、発想を新たにDIYのテクノロジーを駆使して制作したモチまきマシーン「RM-1Ω」(あーるえむいちもち、RMは龍馬の略)が活動してこれまでにない餅まきにチャレンジします。
会期中、モチまきマシーン「RM-1Ω」の開発と進化を目撃しましょう。
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関連イベント
〇練習餅まき
7月22日(日)
開発しているモチまきマシーン「RM-1Ω」による、初めての本物の餅を使った試運転です。はてさて上手に餅を飛ばすことは出来るのか!?
〇スクランブル・トーク①「土着文化とアート」
8月11日(土)、15:00~17:00
KOSUGE1-16 × 橋本誠(アートプロデューサー、一般社団法人ノマドプロダクション代表理事)
モデレーター:斎藤努(高知県文化財団アーツカウンシル担当)
橋本氏がこれまで見てきた地域型のアートやその土地ごとの文化と関わるアートプロジェクトなどを参照しながら、当地でのアートの振舞いについて考えます。
〇スクランブル・トーク②「贈与の文化とアート」
※練習餅まきあり!
8月18日(土)、14:00~16:00
KOSUGE1-16 × 白川昌生(アーティスト)
白川氏の著作『贈与としての美術』に触れながら、美術のみならず社会そのものがアートになるような未来に向けてのお話をします。
〇餅まき大会
9月2日(日)
開発してきたモチまきマシーン「RM-1Ω」による本番の餅まきです。「RM-1Ω」の将来の夢は宇宙空間で餅まきをすることです。望みを未来につなぐことはできるのか!?
そのほかにも…
〇随時開催「餅?UFO?空飛ぶ〇〇目撃情報求む!!」コーナー
会場に設置された高知県のマップに、餅まき(餅ばい)の情報や、未確認物体の飛行目撃情報を集めています。ぜひ教えてください。
〇不定期開催「餅型お手玉つくり」
モチまきマシーン「RM-1Ω」は練習のために餅型お手玉を使っています。皆さんもオリジナルの餅型お手玉を作ってみませんか?スタッフがいるときにのみ開催されますのでお声がけください。
2001年に車田智志乃(くるまだちしの、福島県生まれ)、土谷享(つちやたかし、埼玉県生まれ)のアーティストユニットとして活動開始。
「あいちトリエンナーレ2010」、「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」等出展多数。2008年岡本太郎賞受賞。2015年佐川町地域おこし協力隊として高知県に移住。県内では2016年寺田寅彦作『嵐』をテーマにした《Fate》(須崎)、2017年当館開館記念日にてシャガール・コレクションをテーマに体験型インスタレーション《メリーゴーランド》を展示。2004年に考案し全国各地で実施されるワークショップ・プログラム『どんどこ!巨大紙相撲』を本年3月に佐川町で開催。
現在の当館展示室の様子(※日々変化します)
モチまきマシーン「RM-1Ω」(※日々変化します)