exhibitions 企画展

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篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN

2015年11月01日[日] - 2016年01月11日[月]

9:00~17:00(入場は16:30まで)※休館日12/27~1/1

観覧料:
一般前売り 900円/当日1,100円/団体880円、大学生当日800円/団体640円・高校生以下は無料
※ ( )内は20名以上の団体割引料金。
※ 年間観覧券所持者(2,580円)は無料。
※ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料。

協賛
ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜

協力
松竹(株)

企画協力
後藤繁雄事務所+G/P gallery

後援
高知県教育委員会、高知市教育委員会、 KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送

テレビ高知開局45周年記念

展連会チラシ.pdf

内容

第一章 GOD 鬼籍に入られた人々
この展覧会は、既に亡くなった人々のポートレートから幕を開け、往年の歌手、俳優、作家、芸術家らの面影が鮮烈に浮かび上がります。巨大な空間で静かに対峙しあう作品たち。それらは、雑誌やポスター、写真集など、当初の様々な文脈から離れ、新たな意味と表情を持ち始めます。篠山は、写真家は往々にして「時の死」の立会人だと言います。それは写真家生活を通じての実感であるとともに、「写真」というメディアの本質 ―撮られた瞬間から「過去」のイメージであることを宿命づけられている― についての洞察とも言えるでしょう。

第二章 STAR すべての人々に知られる有名人
「出来事や人を撮らねばならない」。そう語る篠山にとって有名人、とりわけ時代を代表するスターたちはきわめて重要な被写体です。篠山は、スターたちの虚像を暴くといったことには関心をおかず、あくまでスターがスターとして最も輝く瞬間を捉えることを目指しています。私たちの前に差し出されたそれらのイメージは、時代のアイコンとしての強烈な力を発散すると同時に、時空を超えて見る者を惹きつける普遍的な強度を獲得しています。

第三章 SPECTACLE 私たちを異次元に連れ出す夢の世界
「写真は嘘」「嘘の嘘は本当」・・・。篠山は、写真を単純に真実の記録だと考えるのではなく、むしろ虚と実のあいだにはからずも生じるリアリティにこそ写真の力があると考えます。そんな篠山にとって、虚構の世界、フィクションの世界を撮ることは、二重三重に興味深い行為です。虚と実の複雑な交錯が、思いもよらない力強いリアリティをもたらすことがあるからです。歌舞伎、ディズニーランド、そして国民的美少女・後藤久美子をめぐるファンタジーなど・・・。夢の世界が抗いがたいリアリティを持ち始めるのは、篠山自らがその中に飛び込み、虚構の世界をさらに「写真」によってフィクション化することで「真実」を浮かび上がらせているからだといえるでしょう。

第四章 BODY 裸の肉体―美とエロスと戦い
篠山は、初期の構成的なヌードから70年代の「激写」シリーズ、『Santa Fe』(宮沢りえ)など社会現象にまでなった写真集などで、つねに時代のヌード表現を切り開いてきました。またダンサーやアスリート、刺青の男たちなど、篠山は人間の肉体が見せる変幻自在の動きと表情に対して飽くなき関心を示してきました。社会の常識やモラルとのせめぎ合いのなかで表現するという、このテーマ特有のスリリングさ、そして日本の伝統的な美意識への関心など、様々な要素が篠山をたえず挑戦へと駆り立てています。時代の変化を凌駕するスピードでそれに応えてきた篠山の成果を紹介します。

第五章 ACCIDENTS 2011年3月11日―東日本大震災で被災された人々の肖像
いわゆる「ドキュメンタリー」とは距離をとってきた篠山ですが、東日本大震災という未曾有の災害を前に、写真家としてそれを「無かったこと」にすることは出来なかったと語ります。被災地に入る決断をした篠山は、事態をことさら悲劇として強調するのではなく、一切の演出も指示もなしに、ありのままを受け止める姿勢で、被災者たちの立ち姿をカメラに収めました。廃墟となった町を背景にカメラの前にたたずむ被災者たちは何を語り、何を伝えるのか。それは篠山自身、被写体自身の意図を超えたところにあるでしょう。それが写真の宿命であり、可能性である。篠山はこのことをつねに理解し、真摯に確かめながら、今も新たな挑戦を続けています。

関連企画

〇開催記念トークショー
日時:2015年11月1日(日) 10:00~11:30
会場:
高知県立美術館ホール

〇篠山紀信サイン会
日時:2015年11月1日(日) 対談終了後11:45頃~
会場:高知県立美術館ホールホワイエ

〇篠山紀信展関連映画の上映会
「アイドルの時代~女優映画特集」栗田ひろみ、山口百恵、松田聖子、宮沢りえ、篠山紀信が撮影したアイドルらが主演する映画を上映します。上映作品:「放課後」(栗田ひろみ主演)、「天使を誘惑」(山口百恵主演)、「夏服のイヴ」(松田聖子主演)、「豪姫」(宮沢りえ主演)
日時:2015年10月24日(土)、25日(日)
場所:高知県立美術館ホール

ギャラリートーク

〇担当学芸員によるギャラリートーク
日時:11月3日(火・祝)、12月5日(土)、6日(日)、10日(木)14:00~

〇英語通訳付ギャラリートーク
日時:12月12日(土)14:00~

〇手話通訳付ギャラリートーク
日時:12月13日(日)14:00~

無料託児サービス

日時:12月9日(水)~13日(日)、各日10:00~12:00、13:30~15:30
定員:各回10名
料金:無料(要観覧券)

total005_camk005_g2_1_三島由紀夫_セバスチャンの死.jpg三島由紀夫 1970年

ジョン・レノン オノ・ヨーコ 1980年(フィルムの淵をトリミング).jpgジョン・レノン オノ・ヨーコ 1980年

篠山紀信《山口百恵》1977年.jpg山口百恵 1977年

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