PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

2019:06:07:15:48:45:2019:06:09:00:00:00終了しました

春の定期上映会 イタリア映画特集 歴史活劇、イタリア式喜劇、ネオレアリズモ、
情熱の国イタリア!!

2019年06月07日[金] - 2019年06月09日[日]

上映日:2019年6月7日(金)8日(土)9日(日)

会 場:高知県立美術館ホール

各プログラム入替制

入場料:

前売券:一般1プログラム券1,000円
当日券:一般1プログラム券1,200円

身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。(ローソンチケットは割引対象外)
割引料金一般1プログラム前売券700円 /当日一般1プログラム券840円 
*年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。

前売券発売所:高新プレイガイド/高知大丸プレイガイド/高知市文化プラザミュージアムショップ/サニーマート(毎日屋、一部店舗を除く)/こうち生協(コープよしだ・コープかもべ)/ローソンチケット0570-084-006(Lコード: 63084) 
※ローソンチケットのみ県外店舗でも販売しています。
※美術館展示棟が休館しているため、ミュージアムショップもお休み頂いております。

主 催:高知県立美術館
後 援:NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送

企画概要

数々の名作を生み出し多くの日本人を感動させてきたイタリア映画。

最初にイタリアで製作された映画作品は1905年の歴史映画であったと言われます。その後もカエサルやアントニウスやクレオパトラなど歴史上の人物を主人公にした作品を得意とし、歴史活劇をひとつのジャンルとして確立します。そして戦中から戦後にかけては厳しい現実に目を向けたイタリアン・ネオリアリズムの作品を作り出し世界中に衝撃を与えます。 その後はイタリアン式喜劇、マカロニ・ウェスタン、ジャッロといった様々なジャンルの作品が世界中の人々を魅了し映画大国となっていきます。

今回、久しぶりのイタリア映画特集です。この機会に選りすぐりの名作をお楽しみください。

上映作品(各プログラム入替制)開場は各プログラムの15分前

6月7日(金)

6月8日(土)

6月9日(日)

Cプログラム

10:00~11:51
「三月生れ」111分

12:00~13:45
「イタリア式離婚狂想曲」105分

Bプログラム

10:00~11:43
「ヘラクレス」103分

11:50~13:30
「ヘラクレスの逆襲」100分

Aプログラム

13:00~15:09
「ナポリの饗宴」129分

15:15~16:48
「狂った夜」93分

Dプログラム

14:00~15:47
「にがい米」107分

15:55~17:46
「わが青春のフロレンス」111分

Cプログラム

14:00~15:51
「三月生れ」111分

16:00~17:45
「イタリア式離婚狂想曲」105分

Bプログラム

18:00~19:43
「ヘラクレス」103分

19:50~21:30
「ヘラクレスの逆襲」100分

Aプログラム

18:00~20:09
「ナポリの饗宴」129分

20:15~21:48
「狂った夜」93分

Dプログラム

18:00~19:47
「にがい米」107分

19:55~21:46
「わが青春のフロレンス」111分


●Aプログラム(6月7日(金)13:00~/6月8日(土)18:00~)

『ナポリの饗宴』CAROSELLO NAPOLETANO
(54年/129分/カラー/デジタル・リマスター版/BD)
監督:エットレ・ジャンニーニ 
出演:パオロ・ストッパ、クレリア・マターニア、ソフィア・ローレン
 
1950年にフィレンツェで初演され、海外巡業もおこなうなど大成功を収めた軽歌劇の映画版。監督は舞台版でも演出を務めたジャンニーニ。辻音楽師一家が狂言廻しとなって、数世紀にわたる苦難に満ちたナポリの歴史を、悲喜こもごものミュージカル・オムニバス風に綴ってゆく。カンヌ国際映画祭の国際賞を受賞した。若き日のソフィア・ローレンにも注目。
上映日時:
6月7日(金)13:00~15:09
6月8日(土)18:00~20:09

『狂った夜』LA NOTTE BRAVA
(59年/93分/モノクロ/デジタル・リマスター版/BD)
監督:マウロ・ボロニーニ
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、エルサ・マルティネッリ、アントネッラ・ルアルディ
ローマ郊外の貧しく、明日なき若者たちの破天荒な生を愛したパゾリーニの短編をベースに作家自身が脚本を書き、ボロニーニが映画化した第1作。不敵な台詞を吐き散らすケチな泥棒たちの刹那的な一日の物語を、ピッチョーニのお洒落なラウンジ・ミュージックに乗せ、スキャッフィーノ、ルアルディ、マルティネッリ、ドモンジョら、役柄の娼婦やメイドにはおよそ似つかわしくない美の競演で魅せる、夢のようにはかない作品。
上映日時:
6月7日(金)15:15~16:48
6月8日(土)20:15~21:48


●Bプログラム(6月7日(金)18:00~/6月9日(日)10:00~)

『ヘラクレス』LE FATICHE DI ERCOLE
(58年/103分/カラー/デジタル・リマスター版/BD)
監督:ピエトロ・フランチーシ
出演:スティーヴ・リーヴス、シルヴァ・コシナ、ジャンナ・マリア・カナーレ
 
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスおよび金羊毛探索をめぐる物語に基づいた、カラー&ワイドスクリーン歴史冒険映画。イタリア特有の史劇映画の伝統を受け継ぎつつ、そこに娯楽要素をふんだんに盛り込んで大ヒットを記録し、以後シリーズ化された。主演を務めた元ボディビルダーのアメリカ人俳優リーヴズは、本作の成功で一躍国際的映画スターとなる。
上映日時:
6月7日(金)18:00~19:43
6月9日(日)10:00~11:43

『ヘラクレスの逆襲』ERCOLE E LA REGINA DI LIDIA
(59年/100分/カラー/デジタル・リマスター版/BD)
監督:ピエトロ・フランチーシ
出演:スティーヴ・リーヴス、シルヴァ・コシナ、シルヴィア・ロペス
 
『ヘラクレス』の大ヒットをうけて製作された続編。前作に続いてリーヴズが筋骨隆々のヘラクレスを演じる。今回はギリシャ神話にソポクレスおよびアイスキュロス作のギリシャ悲劇を混ぜ合わせた物語に、アクション・お色気・幻想要素をたっぷり織り込んで飽きさせない。撮影担当も前作に続き、恐怖映画の名匠マリオ・バーヴァ。
上映日時:
6月7日(金)19:50~21:30
6月9日(日)11:50~13:30


●Cプログラム(6月8日(土)10:00~/6月9日(日)14:00~)

『三月生れ』NATA DI MARZO
(58年/111分/モノクロ/デジタル・リマスター版/BD)
監督:アントニオ・ピエトランジェリ
出演:ジャクリーヌ・ササール、ガブリエーレ・フェルゼッティ
 
50~60年代にかけて秀作を連打した才人ピエトランジェリの長編第4作。気まぐれでわがままな17歳の娘フランチェスカは、街なかで知り合った20歳年長の建築士サンドロと衝動的に結婚してしまう。奔放な性格で夫を翻弄するフランチェスカだが、やがて結婚生活の難しさを認識し始め……喜劇のオブラートに包まれた苦いドラマ。題名は、気候不順を表現する諺「三月はいかれている」から採られている。
上映日時:
6月8日(土)10:00~11:51
6月9日(日)14:00~15:51

『イタリア式離婚狂想曲』DIVORZIO ALL'ITARIANA
(61年/105分/モノクロ/デジタル・リマスター版/BD)
監督:ピエトロ・ジェルミ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、ダニエラ・ロッカ、ステファニア・サンドレッリ
 
かつてイタリアの法律では「酌量すべき情状」とみなされていた名誉殺人を悪用し、口うるさい妻を殺害しようと目論む男を描いた風刺喜劇。監督ジェルミら三人の共同執筆による脚本(G.アルピーノの小説に基づく)は、オスカー脚本賞を受賞。また作品自体、カンヌ国際映画祭の最優秀喜劇賞を獲得し、国際的に高く評価された。マストロヤンニの喜劇演技も絶品。
上映日時:
6月8日(土)12:00~13:45
6月9日(日)16:00~17:45


●Dプログラム(6月8日(土)14:00~/6月9日(日)18:00~)

『にがい米』RISO AMARO
(49年/107分/モノクロ/デジタル・リマスター版/BD)
監督:ジュゼッペ・デ・サンティス
出演:ヴィットリオ・ガズマン、ラフ・ヴァローネ、シルヴァーナ・マンガーノ
 
低賃金の農作業に就いて資本家に搾取されつつ、刑務所のような寮生活を送る出稼ぎ労働者の若い娘たちに、逃亡中の窃盗犯カップルが紛れ込むことで起こる悲劇。監督デ・サンティスが見いだした「イタリア版リタ・ヘイワース」マンガーノが、はちきれんばかりの魅力を発散する秀作。イタリア本国で、初めて興行的に成功した“ネオレアリズモ”映画とされる。
上映日時:
6月8日(土)14:00~15:47
6月9日(日)18:00~19:47

『わが青春のフロレンス』METELLO
(70年/111分/カラー/デジタル・リマスター版/BD)
監督:マウロ・ボロニーニ
出演:マッシモ・ラニエリ、オッタヴィア・ピッコロ、ティナ・オーモン
 
19世紀末のこよなく美しいフィレンツェを舞台に、時にフェルメールを思わす精緻な絵画的様式美と、郷愁に溢れ、豊潤なロマンティシズムを湛える世界の中でモリコーネの流麗な旋律に導かれるように物語がよどみなく展開し、役者がそれぞれしなやかな演技を見せて、映画の醍醐味を存分に味わわせてくれる銘品。階級闘争に揺れる動乱の時代をひたむきに生きてゆく若い夫婦の姿が愛おしい、名匠ボロニーニの最高傑作。
上映日時:
6月8日(土)15:55~17:46
6月9日(日)19:55~21:46

イタリア映画チラシ_裏面s.jpg春の定期上映会「イタリア映画特集」チラシ裏面

CAROSELLO NAPOLETANO 01 Rs.jpg
『ナポリの饗宴』

LA NOTTE BRAVA.jpg
『狂った夜』

FATICHE DI ERCOLE (LE) 03.jpg
『ヘラクレス』

ERCOLE E LA REGINA DI LIDIA 01s.jpg
『ヘラクレスの逆襲』

NATA DI MERZO.jpg
『三月生れ』

DIVORZIO ALL'ITALIANA 21s.jpg
『イタリア式離婚狂想曲』

RISO AMARO 3s.jpg
『にがい米』

METELLO.jpg
『わが青春のフロレンス』

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