PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

2020:10:11:10:00:00:2020:10:11:00:00:00終了しました

高知ライブエール・プロジェクト
グラビティ&アザーミス
<オーストラリア⇄高知>
親子&ダンス実践者向け
公開オンライン ワークショップ Online Acrobat Workshop by Gravity & Other Myths (Adelaide, Australia)

2020年10月11日[日]

日時:2020(令和2年)年10月11日(日)

10:00 親子ワークショップ(45~60分)
11:15 現代サーカス・ショートレクチャー(45~60分)
13:30 ダンス実践者向けワークショップ(75~90分)

会場:高知県立美術館ホール

料金:無料・要申込・先着各回10組20名限定
※ワークショップの参加または観覧のみのどちらもOK!
※ダンス実践者向けの参加に関して:ソロでもご参加をご希望の方は美術館までお問合せください。(2020.10.01追記)

※状況により内容を変更する場合がございます。ご了承ください。
※会場内では休憩中等に適切な消毒・換気対応を致します。
※当日の会場の様子を記録し、後日編集した映像や写真等を公開予定です。ライブ配信はありません。
※ワークショップ内容は後日当館HPにてご紹介いたします。

主催:文化庁、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、高知県立美術館
後援:Major Festivals Initiative、Arts South Australia、Australia Council for the Arts
協力瀬戸内サーカスファクトリー

文化庁令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「JAPAN LIVE YELL project」
令和2年度第70回高知県芸術祭共催行事

コロナ対策注意点のみ.jpg

ワークショップ 「ピック・アンド・ミックス」by Gravity & Other Myths

オーストラリア⇄高知をつなぐ
オンラインワークショップ参加者募集!

アクロバットの基礎から学ぶ 現代サーカスの魅力と妙技

すべての表現は、その道の「基礎」から。

グラビティ&アザーミス(GOM)のサーカス公演で実践されている数々のアクロバットの技は、観るもののハートを鷲掴みにしてしまう魅力でいっぱい!そのクリエイティブな美しいアクロバットの表現は、アーティスト達が並々ならぬ練習のなかで「基礎」を積み重ねてきたからこそ生まれたものです。今回のワークショップでは、GOMのメンバーが講師をつとめ、幕に投影されたオンラインの画面から、技を美しく見せるためのからだの在り方や、動かし方のコツ、ヒントなどの「基礎」を、美術館ホールのステージ上で体験していきます。

親子ワークショップでは、アクロバット未経験の方々も楽しめる内容をお届けします。ダンス実践者向けワークショップでは、アクロバットの基礎から少しチャレンジングな技まで段階的に実践していきます。現時点で予定しているワークショップ内容は、当日の参加者の皆様に合わせて調節していきます。

▶予定のワークショップ例

〇親子ワークショップ(10:00~)
・ペアで行うアクロ(ペアで行うピラミッドの基礎)
・ハンドスタンド(逆立ちの基礎)
・タンブリング(側転の基礎)


〇ダンス実践者向けワークショップ(13:30~)
・ペアで行うアクロ(ペアで行うピラミッドの基礎と応用)
・タンブリング(側転などの基礎とクリエイティブなその応用)
・スウィング(アクロバティックなスウィング、スロー&キャッチ)※当日実践するか判断します。

▶解説

ペアで行うアクロ
ペアで行うピラミッドの基礎をベースに、参加者の皆さんに合わせて教えていきます。楽しく、チャレンジしがいがあり、初心者の方も安全に試すことが可能です。


ハンドスタンド(逆立ち)
両手で立つ、というのは想像するほど難しくはありません。必要なのは耐久性と集中力を持続させることのみ。うまく逆立ちするための基礎的なコツとヒントを全て教えます。体のバランスのとり方や力の入れ方を練習し、磨きをかけて行きましょう。逆立ち未経験者も、上級者で片手立ちができるようになりたい方も、GOMがサポートします。


タンブリング
GOMは、体操の床技、タンブリング(側転、バク宙、バク転など)の基礎を強力なベースとして、数えきれないほどの独創的なタンブリングを披露してきました。親子ワークショップでは、ベーシックな床技である側転を中心に。ダンス実践者向けでは、タンブリングの基礎からクリエイティブなタンブリング、その「フロー」に至る応用を段階的に体験します。


スウィング
元々はショーや公演での「トス・ザ・ガール」に由来した、視線を釘付けにするパワフルなアクロです。オーストラリアのサーカス業界では、この演目の訓練が再び脚光を浴びています。GOMはこの分野の担い手として、積極的に世界中の人たちと技術や基本をシェアしています。このアクロは、大柄、小柄、さまざまな体つきの3人(あるいはそれ以上の人数)のグループで行います。3人グループのうち、1人は小柄なフライヤー(飛び手)で2人が大柄のベース(受け手)です。スウィング、スロー(飛ばし方)、キャッチ(受け止め方)のそれぞれの型がいろいろあります。
※当日の参加者に合わせて実践するか判断します。

ワークショップを体験する参加者様へのお願い
1.マスクの着用/入館時と会場内では、常時マスクを着用ください。体調管理の観点から、ワークショップ参加者の皆様はマスクから鼻だけ出しての呼吸や、こまめな水分補給を心掛けるなどの対策をお願いします。
2.検温の実施/受付にて非接触型体温計による検温を行います。37.3℃を超える場合はご参加をお控えください。
3.手指の消毒、手洗い、うがい/入館時、ワークショップ受講前後と最中のこまめな手指の消毒にご協力ください。入館直後の手洗いやうがいもお願いします。
4.適切な距離/受付や準備中は、周囲と充分な距離を保ち、会話はお控えください。

当日、以下の項目に該当するお客様のご入館をお断りさせていただきます。
・過去2週間以内に、海外への渡航歴のある方/帰国後2週間以内の方と接触した方/ご自身に発熱、息苦しさ、だるさ、せき、くしゃみ、鼻水、のどの痛みなどの症状のある方/同居者やご自身の通学先や勤務先で、新型コロナウイルス感染症を発症またはその疑いがある方と接触の可能性がある方/前述の症状がある方と接触した方。
・ワークショップ開始前の検温で37.3℃を超える発熱がある方

ワークショップ申込方法/お問合せ先

受付開始2020年9月20日(日)予定

高知県立美術館 ℡088-866-8000(9:00~17:00)

・ワークショップに参加希望の方は、2名1組でお申し込みください。
・実際にワークショップを体験する参加者様は、原則、高知県内在住の方に限らせて頂きます。ご了承ください。
・観覧のみのお客様はお一人様からお申し込み可能です。
※ダンス実践者向けの参加に関して:ソロでもご参加をご希望の方は美術館までお問合せください。(2020.10.01追記)

企画概要

グラビティ&アザーミス (Gravity & Other Myths [GOM])は、アクロバット、そしてフィジカルシアターのカンパニーとして、新しいサーカスの可能性を切り開き、パフォーマンスへの真摯な姿勢や人と人との繋がり、アクロバットの高度な技を主軸に作品を生み出してきました。

GOMは、子供の頃から共に訓練を受け、パフォーマンスをしていた6人の仲間たちによって、2009年、オーストラリアのアデレードで設立されました。創立メンバーは、ヤッシャ・ボイス(Jascha Boyce)、ラクラン・ビンス(Lachlan Binns)、ジェイコブ・ランデル(Jacob Randell)、マーティン・シュレイバー(Martin Schreiber)、エリオット・ゾエルナー(Elliot Zoerner)、トリトン・チュニス・ミッチェル(Triton Tunis Mitchell)で、彼らの多くはこれまでに30以上もの世界トップレベルのアクロバットカンパニーを指導してきました。

結成からほどなくしてGOMの人気は留まることを知らず『シンプル・スペース』(A Simple Space)『バックボーン』(Backbone)『アウト・オブ・カオス…』(Out of Chaos...)と成功を収めました。GOMは、こうした作品で世界ツアーだけでなく、地域のサーカス・コミュニティや観客とのつながりも大切にしています。

高知県立美術館ホールで開催するオンライン・ワークショップでは、高度なアクロバット技術と豊かな才能を誇るGOMの『バックボーン』のチームが指導します。彼らの上演作品の土台となる高度で美しいサーカスの基礎を、皆さんにお伝えします。

高知側の現地アシスタントには、サーカスアーティストの吉田亜希と谷口界、ショートレクチャーでは、瀬戸内サーカスファクトリーの田中未知子が現代サーカスの魅力を語ります。奮ってご参加ください!

※状況により内容を変更する場合がございます。ご了承ください。

プロフィール

○ワークショップアシスタント

吉田亜希 Aki Yoshida
幼少より大学卒業まで体操競技に青春を注ぎ込みその後、エンタメの世界へ進む。エアリアルとともにダンス、演劇等の様々な身体表現を学んだ。活動は国内外で浜崎あゆみ、郷ひろみ等のアーティストライブ、国民文化祭、万博、演劇舞台、文楽舞台、TV,CM,MVやBrand party。MGMcotaiレジデンスエアリアリスト、瀬戸内サーカスファクトリーのLa vigneフランスツアー、フンランド×日本交流プロジェクトフィンランド派遣アーティストとして渡芬など幅広く、シルクドゥソレイユアーティストバンクにも登録。インストラクターやコレオグラファーとしても活動する。

谷口界 Kai Taniguchi
1987年京都生まれ サーカスアーティスト。沢入国際サーカス学校出身。ジャグラーhachiroとのサーカスユニット、ホワイトアスパラガスとしても活動。これまでに、ながめくらしつ/小池博史BP『風の又三郎』森山開次『サーカス』等に出演。フィールドに縛られない、独自の発想で、サーカス的身体の可能性を追求している。

〇現代サーカス講師

田中未知子 Michiko Tanaka(瀬戸内サーカスファクトリー・芸術監督/Artistic Director of Setouchi Circus Factory)
北海道出身、2010年の第一回瀬戸内国際芸術祭で舞台芸術担当として初めて瀬戸内を訪れ、今も行われる地元芸能、温暖な島々の風景に感銘を受け、アーティスト・イン・レジデンスを基盤にした現代サーカス活動を始めるべく、2011年に香川県に移住。以来、国内外のアーティストとの現代サーカス創作を軸に、地域と様々な形で連携し、唯一無二の文化創造を目指す。2017年より、EUが助成する国際ネットワーク「シルコストラーダ」のアジア初正規メンバー。2018年より、アジアオセアニア7カ国で立ち上げた「CAN(サーカス・アジア・ネットワーク)」設立コアメンバー。

◆本企画の実施日に予定しておりましたグラビティ&アザーミス「バックボーン」公演は、新型コロナウイルスの世界的蔓延によりカンパニーの来日が困難となったため、やむを得ず公演中止と致しました。それに代わりまして、感染拡大防止の対策を行った上で、同カンパニーにとっても初の試みとなるオンラインワークショップの開催に変更させて頂きます。公演を楽しみにされていた皆様には、ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

Gravity and Other Mtyhs オンラインワークショップ(2020, 高知県立美術館)

特別講座:現代サーカスショートレクチャー/講師:田中未知子@Gravity and Other Mtyhs オンラインワークショップ(2020, 高知県立美術館)

GOM Workshop Image.jpgGravity and Other Myths - Workshop with Children

Bucket Mountian-Carnival Cinema.jpgGravity and Other Mtyhs "Backbone" photo: Carnival Cinema

〇ワークショップで学ぶアクロバット例
基礎をしっかり習得し、鍛錬を重ねると、プロフェッショナルのアクロバット・アーティストたちは、こんな表現もできるようになっていきます。(※今回のワークショップ当日に行うレベルとは異なります。ご留意ください。)

ペアで行うアクロ:基礎(Basic Partner Acrobatics)by Gravity & Other Myths - Online Workshop(※参考映像です。今回のワークショップ当日に行うレベルとは異なります。ご留意ください。)

ハンドスタンド(逆立ち, Handstands)by Gravity & Other Myths - Online Workshop(※参考映像です。今回のワークショップ当日に行うレベルとは異なります。ご留意ください。)

タンブリング(Creative Tumbling)by Gravity & Other Myths - Online Workshop(※参考映像です。今回のワークショップ当日に行うレベルとは異なります。ご留意ください。)

スウィング(Swinging)by Gravity & Other Myths - Online Workshop(※参考映像です。今回のワークショップ当日に行うレベルとは異なります。ご留意ください。)

Marty superman-Carnival Cinema.jpgGravity and Other Mtyhs "Backbone" photo: Carnival Cinema

Darcy Grant2.jpgGravity & Other Myths "Backbone" photo: Darcy Grant

吉田亜希©️Mai Sato.JPG吉田亜希 ©️Mai Sato

谷口界©️Reiko Wakai.png谷口界©️Reiko Wakai

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