PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

2019:12:14:13:00:00:2019:12:15:00:00:00終了しました

高知県立美術館セミナーシリーズ
「地域のアトリエ#02」
石神夏希
場所から「つくる」を
はじめる アートプロジェクト実践編/ワークショップ

2019年12月14日[土] - 2019年12月15日[日]

「場所と物語」をコンセプトに
数々のアートプロジェクトを手掛けてきた
劇作家、石神夏希。

ここで「何」をつくるのか?
なぜ、「ここ」でつくるのか?

四国、高知で暮らす人々とともに
「つくる」前提を場所から思考する
2日間のワークショップ

日時:2019年

ワークショップ[定員20名程度 予約制]
『場所から「つくる」をはじめるーアートプロジェクト実践編』
①12月14日(土)13:00-17:00 ※残席わずか
②12月15日(日)13:00-17:00 ※定員に達しました(12/13)

アトリエトーク[定員50名程度 予約不要]:
『まちでアートプロジェクトを始める前に』
12月15日(日)10:00-11:30

会場:高知県立高知城歴史博物館1階 和室(12/14)、実習室(12/15)
〒780-0842 高知県高知市追手筋2-7-5
※詳細のお問い合わせは、高知県立美術館へ。

参加料:無料

■ワークショップ申込方法
高知県立美術館まで、お電話またはEmail(件名:地域のアトリエ)にてお申し込みください。その際には「お名前/当日連絡のつく電話番号/普段のアート活動の有無」をお伝えください。
Tel. 088-866-8000
Email museum@kochi-bunkazaidan.or.jp
*各回定員20名程度に達し次第、募集を終了いたします。
*2日間連続の受講をお勧めします(1日のみの参加可)。
*屋内外を行き来しますので動きやすい服装等でお越しください。

アーティスト:石神夏希(劇作家/ペピン結構設計/NPO法人場所と物語/The CAVE)
キュレーション:orangcosong(オランコソン:藤原ちから、住吉山実里)

主催・企画・制作:高知県立美術館
協力:公益財団法人セゾン文化財団(藤原ちからに対するシニア・フェロー)
後援:高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放

チラシイメージ写真鈴木竜一朗
京都府舞鶴市でのアートプロジェクト『青に会う』

【特集】No.105 KENBILETTERにて本企画のレポート『MUSEUM HALL INFO REPORT』が掲載されました。当館ウェブサイトの刊行物/PUBLICATIONSにてデジタル版をご覧いただけます。

概要

ワークショップ:
『場所から「つくる」をはじめるーアートプロジェクト実践編』
①12月14日(土)13:00-17:00
②12月15日(日)13:00-17:00

「アートプロジェクト」とは、さまざまな人が参加しながら作品が立ち上がっていくプロセスそのものを創作の一部として公開したり、美術館や劇場の外に飛び出し、そこにある社会の文脈や人々の営みと関わるアートのことをいいます。このワークショップでは、演劇的な手法でまちに生きる人々と関わりながら、各地でアートプロジェクトを手がけてきた石神さんが、高知のまちでどのようなアートプロジェクトが可能なのか、皆さんと一緒に考え、小さな実験をしてみます。

会場|高知城歴史博物館1階 和室(12/14)実習室(12/15)
参加料|無料定員20名程度予約制]※予約方法はページ下。
*各回定員20名程度に達し次第、募集を終了いたします。
*2日間連続の受講をお勧めします(1日のみの参加可)。
*屋内外を行き来しますので動きやすい服装等でお越しください。

アトリエトーク:
『まちでアートプロジェクトを始める前に』
12月15日(日)10:00-11:30

石神さんがこれまでに国内外の都市に滞在し、地域の人々と立ち上げてきたアートプロジェクトの活動事例を紹介します。私たちが暮らすまちではどのようなアートが可能なのか。アートプロジェクトを通じて、どんなことが起こり得るのか。参加者の皆さんと語り合います。

会場|高知城歴史博物館1階 実習室(12/15)
参加料|無料定員50名程度/予約不要]

メッセージ

■from Artist --- 石神夏希
私はこれまで、いろいろな土地へ出かけていって、その場に滞在しながら、演劇作品やアートプロジェクトを立ち上げることをしてきました。新しい土地に行くとき、できたら、なるべく準備をしないで行きたい、と思います。手ぶらの、何の計画も目的もない無防備な自分で、知らない人や景色と出会いたい。何も探さず、できれば「つくる」さえ保留して。それは怖いことでもありますが、そうやって「つくらないで、居る」のなかに踏みとどまって「つくらない」可能性をたくさん重ねた上に、初めて「ここでつくりたいもの」が見えてくるような気がします。
今回は11月に、リサーチのため高知を訪れます。中学の修学旅行以来、人生で二度目の高知ですが、「ほぼ初めて」と言っていいと思います。そこで感じたことを、12月にワークショップという形でお届けします。だからまだ内容は決まっていないのですが、おそらく街の中で「つくらないで、居る」を実験してみる機会になるのでは、と思います(違っちゃったらごめんなさい)。「場所からつくる」は「場所をつくる」に通じ、自分と誰かの「居場所をつくる」ことでもあります。皆さんにとっても、見慣れた風景の中に、これまで見えていなかった「場所」を発見したり、知っていると思っていた場所との関係を結び直したりするきっかけになることを願っています。

■from Curator --- orangcosong
経済も、アートも、東京が中心だった時代は終わり、転換点を迎えているように見えます。とはいえ、次なるカタチはまだクリアには見えていない……。今はそんな過渡期なんじゃないでしょうか。そこで「地域のアトリエ」では、ある地域やそこに暮らす人々の生活と関わりながら、芸術に何ができるのか……を探っているアーティストをお呼びして、共に話し合い、それぞれの今後の実践に活かしたいと思っています。
今回は、横浜、東京、高松、城崎、舞鶴、そしてマニラ、台北等に滞在しながら、地域のコミュニティと協働し、いろんなアートプロジェクトを作ってきた劇作家の石神夏希さんをお招きします。その具体的な事例を紹介してもらうだけでなく、参加者と一緒に高知の「まち」にアプローチするためのワークショップも開催します。きっと、素敵な知恵やアイデアが生まれる場になるはずです。ぜひご参加ください。

プロフィール

〇石神 夏希(いしがみ・なつき):アーティスト
劇作家。1999年より演劇集団「ペピン結構設計」を中心に活動。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2002年『東京の米』にて第2回かながわ戯曲賞最優秀賞受賞。近年は横浜を拠点に国内各地や海外に滞在し、横浜・メルボルン・マニラで創作・上演した『ギブ・ミー・チョコレート!』(2015-2017)をはじめ都市やコミュニティを素材にサイトスペシフィックな演劇やアートプロジェクトを手がける。また『Sensuous City [官能都市]』(HOME’S総研, 2015)はじめとする調査研究、NPO法人『場所と物語』理事長、遊休不動産を活用したクリエイティブ拠点『The CAVE』の立ち上げなど、空間や都市に関するさまざまなプロジェクトに携わる。「東アジア文化都市2019豊島」舞台芸術部門事業ディレクター。2019台北芸術祭ADAM (Asia Discovers Asia Meeting) Artist Labゲストキュレーター。http://pepin.jp/

〇orangcosong(オランコソン):キュレーター
アジアを中心に活動している藤原ちからと住吉山実里によって2019年に結成されたアート・コレクティブ。夫婦でもあるこの2人が、プロジェクトごとに他者と結びついて創作を行っている。https://orangcosong.com/

藤原ちから/1977年、高知生まれ。アーティスト、批評家。「見えない壁」によって分断された世界を繋ごうと、ツアープロジェクト『演劇クエスト』(2014〜)を横浜、城崎、マニラ、デュッセルドルフ、安山、香港、東京、バンコクで創作。2017年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー、文化庁東アジア文化交流使。

住吉山実里/1986年、大阪生まれ。アーティスト、ダンサー。完全無言のシチュエーションで筆談のみで対話を試みる『筆談会―これより先、無言』を開催し、京都、大阪、釜山、上海、香港、台北、高知、ヤンゴン、ジョグジャカルタで上演。

「地域のアトリエ」について

美術館を「地域のアトリエ(=アートの仕事場)」に置きかえて、独自の表現を展開するアーティストを高知へお招きし、地域の担い手とともに、高知での、次世代のアートの可能性を模索していきます。

PAST ACTIVITIES (2018):  
10.21 #00住吉山実里「筆談会」@土陽美術会展/完全無言。筆談だけでコミュニケーションするパフォーマンス。
10.23-25 #01老いと演劇「OiBokkeShi」/92歳(当時)の主演俳優とその認知症の妻との介護生活に着想を得た「ポータブルトイレットシアター」演劇公演など。

会場

高知城歴史博物館[〒780-0842 高知県高知市追手筋2-7-5]
※詳細のお問い合わせは、高知県立美術館へ。


会場には、一般来館用の駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
◎路面電車…JR高知駅から路面電車「高知駅前」(はりまや橋方面行き 約5分)→「はりまや橋」下車時に乗換券をもらい、「高知城前」下車(鏡川橋または朝倉またはいの方面行き 約5分)。
◎車…高知自動車道高知ICから約15分。周辺の有料駐車場をご利用ください。※障害者用駐車場(2台)あり。

お問い合わせ・ワークショップお申し込み先

ワークショップのお申込みは、高知県立美術館までお電話またはEmail(件名:地域のアトリエ)にてお申し込みください。その際には「お名前/当日連絡のつく電話番号/普段のアート活動の有無」をお伝えください。
Tel. 088-866-8000
Email museum@kochi-bunkazaidan.or.jp
*各回定員20名程度に達し次第、募集を終了いたします。
*2日間連続の受講をお勧めします(1日のみの参加可)。
*屋内外を行き来しますので動きやすい服装等でお越しください。

チラシ_地域のアトリエ02_page-0002.jpg地域のアトリエ#02(チラシ裏面)

ishigaminatsuki.jpgアーティスト:石神夏希

orangcosong.jpgキュレーター:orangcosong

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