PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

今後のイベント
ミシェル・アンヌ・ドゥ・メイ×
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督×
ダンスカンパニー・アストラガル
COLD BLOOD ーコールド・ブラッドー
日本初演・高知のみ
"COLD BLOOD" Japan Premiere
by Michèle Anne De Mey, Jaco Van Dormael, Astragales
2025年10月04日[土] - 2025年10月05日[日]
指先のダンスとともに、再び人生の幕が上がる「7つの死の物語」
日時|2025(令和7)年
10月4日[土]19:00開演(18:30開場)
10月5日[日]15:00開演(14:30開場)
※開演時間を過ぎてのご入場は、自席にお座りいただけない可能性がございます。
会場|高知県立美術館ホール
上演時間|約80分 途中休憩なし
料金|全席指定・税込
S席 前売7,500円・当日8,500円/U30前売6,500円・当日7,500円
A席 前売5,000円・当日6,000円/U30前売4,000円・当日5,000円
●未就学児入場不可。12歳以上推奨。●U30[30歳以下]・各種割引チケットは証明書提示要。●座席1~5列はスクリーンの見え方および一部ステージ上が見えにくい場合あります。●身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引。割引料金:【S席】前売5,250円(当日5,950円)、U30前売4,550円(当日5,250円)【A席】前売3,500円(当日4,200円)、U30前売2,800円(当日3,500円)●車いす席や補助犬同伴をご希望の方は、ローソンチケットでの直接購入、または高知県立美術館(088-866-8000/9:00-17:00)へお問い合わせください。
前売券販売所|2025年7月19日(土)発売開始
高知県立美術館ミュージアムショップ Tel 088-866-7653(直通)
ローソンチケット【Lコード 61508】https://l-tike.com/order/?gLcode=61508
連携企画|10月3日(金)~9日(木) @ キネマM
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督作品 特別上映決定!
主催|高知県立美術館[公益財団法人高知県文化財団]
助成|文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会
後援|駐日ベルギー大使館、ベルギー王国フランス語共同体政府国際交流振興庁、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
東アジア招聘連携|「KISS&CRY」ツアー:台中国家歌劇院(台中)、衛武営国家芸術文化中心(高雄)
特別協力|キネマM、龍馬デザイン・ビューティ専門学校、
ガンパウダー有限会社、株式会社メロディフェア、
令和7年度第75回高知県芸術祭共催行事
ライト、カメラ、アクション!
映画製作とダンス公演を“同時に目撃”する
『KISS&CRY』の感動から8年——。
待望の第二作『COLD BLOOD』がついに日本上陸!
ベルギーが誇る二人の奇才、振付家ミシェル・アンヌ・ドゥ・メイと映画監督ジャコ・ヴァン・ドルマル。
舞台芸術と映画が融合した奇跡のハイブリッド作品『キス & クライ』は、世界各地での異例のロングランを記録し、2017年には高知で一夜限りの幻の日本初演が実現しました。
その対となる第二作『コールド・ブラッド』が、再び高知でのみ日本初演を迎えます。
主役は、パフォーマーたちの“手”。微睡みに誘うような声が響く暗転した劇場で、ミニチュアの舞台を指先が躍動するたび、「7つの死の物語」が静かに立ち上がります。ふいに訪れる最期の瞬間に浮かぶのは、たった一つの意外な記憶。シルクのような肌、バニラの香りの午後、羊毛を切る音…。他愛ない至上の記憶が、想像を超える質感で迫ってきます。
巨大スクリーンに映る「カメラ」が捉える人生の機微と、観客の「眼」が感じ取る世界のゆらぎ。映画と舞台が交錯する革新的な演出が、人生の悲喜交々の“あわい”を鮮やかに描き出します。
日本語吹替ナレーションには、前作でも絶賛を集めたリリー・フランキー氏が再び参加。ドゥ・メイとドルマルがユーモアと詩情をもって紡ぎ出す、「死で生を祝福する」珠玉のステージを、ぜひ劇場でご体感ください。
プロフィール
ミシェル・アンヌ・ドゥ・メイ(Michèle Anne De Mey)
1959年ブリュッセル生まれ。振付家・ダンサー。振付家モーリス・ベジャールが設立した<ムードラ>で舞踊を学び、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、アドリアーナ・ボリエーロ、池田扶美代とともに『ファーズ』(82)などを発表し、カンパニー「ローザス(ROSAS)」を創設。1989年に自身のカンパニー「アストラガル(Astragales)」を立ち上げ、『シンフォニア・エロイカ』で注目される。2005年から10年に渡り、兄で映画監督・音楽家のThierry De Mey(ティエリ・ドゥ・メイ)振付家Pierre Droulers(ピエール・デュルレルス)、Vincent Thirion(ヴィンセント・ティリオン)と共に、ベルギー・ワロン地方唯一の振付家センターCharleroi Danses(シャルロ・アダンス)の共同芸術監督を務めた。音楽との精緻な同期や物語性、深層心理に迫る振付で高く評価される他方で若手育成にも力を注ぎ、次世代の表現者を数多く輩出している。
ジャコ・ヴァン・ドルマル(Jaco Van Dormael)
1957年イクセル生まれ。映画監督・演出家。幼少期をドイツで過ごし、ブリュッセルとパリで映画を学ぶ。『トト・ザ・ヒーロー』(91)でカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞。その後『八日目』(96)、『ミスター・ノーバディ』(11)、『神様メール』(16)を発表。幻想的で詩的な映像表現で人生の悲喜を描く作風に、寡作ながら全てが傑作と評される。オペラ演出やコミック制作なども手掛けるほか、振付家ミシェル・アンヌ・ドゥ・メイとの共作『KISS&CRY』(11)、『COLD BLOOD』(15)は国際的に異例のロングランを記録する大ヒット作。現在は新作映画『The Magician of Auschwitz』を製作中。
リリー・フランキー(Lily Franky)
1963年生まれ、福岡県出身。
イラストやデザインのほか、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活動。初の長編小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は06年本屋大賞を受賞、また絵本「おでんくん」はアニメ化された。
映画では、『ぐるりのこと。』(08/橋口亮輔監督)でブルーリボン賞新人賞、『凶悪』(13/白石和彌監督)と『そして父になる』(13/是枝裕和監督)で第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞(『そして父になる』は最優秀助演男優賞)など多数受賞。第71回カンヌ国際映画祭では、主演を務めた『万引き家族』(18/是枝裕和監督)がパルムドールを受賞。
近作には、『コットンテール』(24/パトリック・ディキンソン監督)、『ルノアール』(25/早川千絵監督)、『ハルビン』(25/ウ・ミンホ監督)などがある。
柏木しょうこ(Shoko Kashiwagi)
映像・英米文学翻訳家。演劇界から翻訳家へ。映像(字幕・吹き替え)、書籍、絵本、戯曲など多様な翻訳を手掛ける。主な映像翻訳作品にドラマ「ブレイキング・バッド」(字幕)、映画「マリア」(吹き替え)、映画「マクベス」(吹き替え)など。
また英国舞台を映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ(NT Live)では「博士の異常な愛情」など数多くの作品の字幕翻訳および字幕監修に携わる。前作「KISS & CRY」でもナレーション翻訳を担当している。
キャスト&スタッフ
ORIGINAL IDEA BY Michèle Anne De Mey, Jaco Van Dormael & le collectif Kiss & Cry
TEXTS Thomas Gunzig
IN COLLECTIVE CREATION WITH Grégory Grosjean, Thomas Gunzig, Julien Lambert, Sylvie Olivé, Nicolas Olivier
WITH THE PARTICIPATION OF Thomas Beni, Gladys Brookfield-Hampson, Boris Cekevda, Gabriella Iacono, Aurélie Leporcq, Bruno Olivier, Stefano Serra
COPRODUCERS Charleroi Danses (BE), la Fondation Mons 2015 (BE), KVS (BE), Les Théâtres de la Ville de Luxembourg (LUX), le Printemps des comédiens (FR),Torino Danza (IT), Canadian Stage (CA), Théâtre de Carouge (CH), Théâtre des Célestins (FR), La Comète Scène Nationale de Châlons-en-Champagne (FR)
JAPAN TOUR BY Michèle-Anne De Mey, Harry Cleven, Julien Lambert, Aurélie Leporcq, Yann Hoogstoel, Boris Cekevda, Ivan Hernandez, Pierre-Antoine Martin, Nora Alberdi Perez, Denis Robert, Benjamin Dandoy, Gladys Brookfield-Hampson
LOCAL STAFF BY ZAK (ST-ROBO), So Ozaki, Kotaro Konishi, Kenichi Eguchi, Ken Hirata, Takemura Design & Planning, Call Inc., Greenroom
連携企画:キネマM×高知県立美術館
『コールド・ブラッド』日本初演を記念して、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督2作品の特別上映が決定!
上映日時|10月3日(金)~9日(木)
①10:00-12:05『神様メール』(2015) PG12
②12:15-14:05『トト・ザ・ヒーロー』(1991) ※10/5(日)は終映後に公演へのハシゴが可能!
主催・会場|キネマM(高知市帯屋町1-13-8)TEL.088-824-8381
料金(入替制)|一般2,000円、大学・専門学生1,500円、シニア1,300円ほか
『神様メール』(2015)欧州各国で大ヒット!
ゴールデン・グローブ賞外国語賞ノミネート作品。
うれしい未来、受信中!ラストに届く最高にハッピーな“神様メール”とは——?
神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している。ある日、神様の娘10歳のエアは人間に運命に縛られずに生きてほしいと思って、神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ったから、さあ大変! エアが大パニックな世界を救う旅にでると、彼女の小さくてヘンテコな奇跡は思いがけず人々のお悩みを解決していく。会社員は鳥を追い北極まで大冒険、殺し屋は不死身の美女にめぐりあい、主婦はゴリラと恋に落ち……皆、それぞれの生きがいを見つけていく。しかしエアが最後に出会ったウィリーは死期が迫っていて——。小さな奇跡たちが呼び起こす、神様のパソコンからの人類への[最高にハッピー]なメールとは?
『トト・ザ・ヒーロー』(1991)不朽の名作!
カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞作。
大好きな姉アリスとふたり。帰らぬ父を待ちわびてトマが夢みた名探偵トト・ザ・ヒーロー。波瀾万丈の愛のドラマ。
老人ホームに暮らすトマ。彼は自分が産院の火事の際に隣に住む裕福なカント家の息子アルフレッドととり違えられたと信じ、それによって全ての幸福が奪われてしまったと思いこんでいる。彼の脳裏には、様々な思い出が蘇ってくる。TVの名探偵トトになるのを夢見たこと、大好きな姉のアリスがカント家に火を付け、炎の中に消えてしまったこと…。時がたち、青年になった彼はアリスそっくりの女性と出会い愛し合うようになるが…。
COLD BLOOD ©Julien Lambert
COLD BLOOD ©Julien Lambert
COLD BLOOD ©Julien Lambert
COLD BLOOD by Jaco Van Dormael & Michèle Anne De Mey ©Julien Lambert
リリー・フランキー(COLD BLOOD日本語吹替ナレーション)
『神様メール』(原題:THE BRAND NEW TESTAMENT 監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル 脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル、トーマス・グンズィグ)© 2015 - Terra Incognita Films/Clima x Films/Après le déluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOOet Be tv/RTBF/Wallimage
『トト・ザ・ヒーロー』(原題:Toto le Heros 監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル)© 1991 IBLIS FILMS-LES PRODUCTIONS PHILIPPE DUSSART-METROPOLIS FILM PRODUCTION-RTBF(TELEVISION BELGE)-FR3 - FILMS PRODUCTION - ZDF