PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

2020:03:14:19:00:00:2020:03:14:00:00:00終了しました

高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2019 ピーピング・トム
「マザー」(ベルギー) Peeping Tom - Moeder

2020年03月14日[土]

笑いとメランコリーが同居する感動的な舞台。
世界を虜にする予測不能なスタイル。 ―ラ・リーブル紙

日時2020年3月14日(土)開演19:00(開場18:40)※ポストトークあり(登壇予定:ピーピング・トム)  
※【公演中止のお知らせ】高知県内における新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、今後、さらなる感染が拡大する可能性があることから、本公演は中止となりました。チケット料金の払い戻しにつきましては、近日中に詳細を当館HPにてお知らせいたします。(2020.3.2)

会場:高知県立美術館ホール

料金(全席自由・税込)
※【料金払い戻しのお知らせ】公演中止に伴うチケット料金払い戻しについてはこちらをご確認ください。(2020.3.5)
一般前売 3,000円(当日3,500円)
大学生以下 前売 1,500円(当日2,000円)

*割引料金:一般 前売2,100円・当日2,450円/大学生以下 前売1,050円・当日1,400円(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引。ローソンチケットは割引対象外)

*未就学児のご入場はご遠慮ください。
*車椅子席と介護者席をご利用のお客様は、事前に当館(088-866-8000)までご連絡ください。

前売券販売所
高知県立美術館ミュージアムショップ 088-866-7653 (9:00~17:00)
高新プレイガイド 088-825-4335 (平日9:30~17:00)
高知大丸プレイガイド 088-825-2191 (10:00〜19:30,不定休)
高知市文化プラザミュージアムショップ 088-883-5052 (10:00~18:00)
ローソンチケット〔Lコード:62894〕http://l-tike.com/

※ローソンチケットのみ県外店舗でも販売しています。

▼東京公演
3月19(木)〜21日(土)世田谷パブリックシアター
※本公演は中止となりました(2020.3.13)

≪関連企画≫

シニアキャスト募集[応募〆切:2月18日(火)必着]
『マザー』のもうひとつの見どころは、上演する各劇場で集められる現地のシニアキャストの存在。65歳前後の紳士淑女の皆様、奮ってご応募ください!(詳細はHP下)

ドキュメンタリー映画『サード・アクト』 開催!
日時:2020年2月15日(土)~18日(火)
   各日①10:00/②11:40/③13:20/④15:00
会場:高知県立美術館シアタールーム(1F)
料金:入場無料[各回先着27名/途中入場不可]

〇カンパニーメンバーによる無料ワークショップ
会期:2020年3月15日(日)
会場:高知県立美術館ホール
料金:参加無料[各回定員20名/要予約]
①11:00~13:00 ダンス・ワークショップ
②14:30~16:30 パフォーマンス・ワークショップ

3月14日(土)無料託児サービス
本公演の前売券をご購入済みのご家族で、生後6ヶ月から就学前のお子様が対象です。お電話で仮予約の上【3月6日(金)までに申込書】をお送り下さい。〔088-866-8000 (9時~17時)〕

主催:高知県立美術館
制作協力:世田谷パブリックシアター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等強化推進事業)/独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:公益財団法人アーツフランダース・ジャパン/ベルギー王国大使館/KUTVテレビ高知/KCB高知ケーブルテレビ/高知新聞社/RKC高知放送/エフエム高知/KSSさんさんテレビ/高知シティFM放送

文化庁ロゴ.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

【特集】No.104 KENBILETTERにて本企画について紹介した『MUSEUM HALL INFO : NEWS 02』が発行されました。当館ウェブサイトの刊行物/PUBLICATIONSにてデジタル版をご覧いただけます。

作品概要

他の追随を許さない、衝撃の世界観と驚異のダンスパフォーマンス

人体の可動域を無視したかのような信じがたいムーブメントで独創性を発揮し、ダンスとも演劇ともオペラとも言い知れない、もはや新しいジャンルの舞台として熱狂的な支持を集める、ベルギー発のダンスカンパニー「ピーピング・トム」。世界中の劇場が“今最も見たいカンパニー”として待望する唯一無二の表現者たちが初来高し、最新≪家族三部作≫の二作目「マザー」を、一夜限り上演します。

≪Synopsys≫
惜しまれつつ亡くなった母の葬儀が行われる町はずれの古い建物。白壁の無機質な空間には、古めかしい絵画が掛けられている。以前に訪れたどこかと良く似ている。それは美術館、もしくは誰かの知人の邸宅だろうか。いや、病院の待合室だったかもしれない……。いつ訪ねたかもしれぬ場所の記憶をたぐりよせる。輝かしい記憶、忘れがたい思い出、現実と妄想が重なり合い、見知らぬ他人の思い出話がいつしか自分自身の物語へとすり替わる。過去と未来、生と死が同時に行き交うこの空間で、優しさと残酷さ、欲望、苦しみ、怒りに満ちた母の姿が静かに浮かびあがっていく。

-

クレジット

構成・演出:ガブリエラ・カリーソ
ドラマトゥルグ・演出補佐:フランク・シャルティエ

出演:ユルディケ・デ・ブール/シャルロット・クラメンス/マリー・ジーゼルブレヒト/フンモク・チョン/ブランドン・ラガルト/イーチュン・リュー/シモン・ヴェルスネル/マリア・カロリナ・ヴィエイラ/ほか現地キャスト


シニアキャスト募集のお知らせ

『マザー』のもうひとつの見どころは、上演する各劇場で集められる現地のシニアキャストの存在。ところ変われば異なる人生観を知る手掛かりとして重要なお役目です。特別なスキルは不要。65歳前後の紳士淑女の皆様のご応募をお待ちしております。

応募締切:2020年2月18日(火)必着
お申込方法:応募用紙に必要事項をご記入の上、全身写真を1枚添付して係までご郵送ください。

募集要項:詳細はピーピングトム_シニアキャスト.pdf(稽古日程、持参いただくもの、条件等)

応募用紙:【応募用紙WORD】【応募用紙PDF

ドキュメンタリー映画『サード・アクト』上映会[入場無料]

人生は舞台。その幕が下りるとき何が待っているのか?

上映日時:2020年2月15日(土)~18日(火)各日①10:00/②11:40/③13:20/④15:00
会場:高知県立美術館シアタールーム(1F)

ピーピング・トムの最新≪家族三部作≫の第1弾「ファーザー」と第2弾「マザー」を追ったドキュメンタリー。ポルトガル、ギリシャ、日本、フィンランド、ベルギーで上演してきた2作品の舞台裏や、カンパニーメンバーや現地キャストの日常を交えて、老い、家族、介護、愛について描いていく。

監督:ロッテ・ストゥープス、ミーケ・ストルイヴ/製作:Savage Film/2019年/80分/日本語字幕)

[各回先着27名/途中入場不可]

カンパニーメンバーによる無料ワークショップ[参加無料]

会期:2020年3月15日(日)
会場:高知県立美術館ホール
定員:各回20名程度[要予約]*予約受付は2月1日より開始します。

①11:00~13:00 ダンス・ワークショップ
講師:イーチュン・リュー
対象:ダンス経験者対象

②14:30~16:30 パフォーマンス・ワークショップ
講師:ユルディケ・デ・ブール + シモン・ヴェルスネル
対象:演技や声楽に関心のある方や経験者

プロフィール

ピーピング・トム Peeping Tom

ベルギーを代表するダンスカンパニーLes Ballets C de la Bの中心メンバーとして活躍してきたガブリエラ・カリーソと、フランク・シャルティエによって2000年に結成。未知なるダンスの創造を目指して、カンパニー名を「ピーピング・トム=覗き屋」とした。鮮烈な個性を放ち、ジャンルも国籍も、年齢も多様なダンサー、俳優、オペラ歌手らによる驚異のパフォーマンスは、カルト的な人気さえ呼び、次代のピナ・バウシュと称される程。現代社会が抱える闇へと果敢に切り込み、最も過酷な場面でさえ、美しさ、悲しみ、愛情そしてユーモアに満ちたエモーショナルな舞台に昇華し、次々と生み出す革新的な作品でダンス史にその名を刻み続けている。http://www.peepingtom.be/en

〇ガブリエラ・カリーソ(アルゼンチン/コルドバ出身)

10歳よりコンテンポラリーダンスと親しむ。コルドバの舞踊大学を経て、19歳で渡欧。95年よりLes Ballets C. de la B.に参加し。『悲しみの共犯者』(95)、『バッハと憂き世』(98)などで中心メンバーとして活躍の他、プラテル演出のオペラ『ウォルフ』(03)では振付を担当。外部での活動も多く、女優としてベルギー映画『キッド』(12)主演(ゲント国際映画祭スペシャル・メンション、パリ映画祭「学生審査員賞」受賞)、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT1)『The Missing Door』(13)振付、ミュンヘン・レジデンツ劇場との共同制作により『The Land』(15)演出などがある。

〇フランク・シャルティエ(フランス/ロアンヌ出身)

11 歳でダンスを始め、ロゼラ・ハイタワー国際舞踊学校を経て、20 世紀バレエ団、ベジャール・バレエ・ローザンヌに所属。プレルジョカージュ、ローザス、ニードカンパニーらの作品に出演する一方、Les Ballets C. de la B. に参加し、『悲しみの共犯者』(95)、『バッハと憂き世』(98)、『ウォルフ』(03)に出演。近年では、スウェーデン・ヨーテボリバレエへの振付や、パリ オペラ=コミック初演『マルーフ カイロの靴屋』(13)[音楽監督:アラン・アルティノーグル、演出:ジェローム・デシャン]の振付を担当。また、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT1)に『The Lost Room』(15)(「スワン賞2016」受賞)、『The Hidden Floor』を提供するなど他方面で活躍。

〇フンモク・チョン(韓国/順天出身)

檀国大学の舞踊学科在学中から、韓国国際舞踊フェスティバル(MODAFE)最優秀新人賞や、蔚山ダンスフェスティバルで2年連続してベストダンサー賞を受賞するなど、数々の賞を獲得し注目を集める。卒業後、自身のカンパニーJUMOKを立ち上げ、『Ring Wanderung』(07)が韓国のダンス&ピープル誌の最優秀振付作品となる。08年、韓国文化芸術委員会より将来最も有望なアーティストに贈られる奨励賞を受賞。『ヴァンデンブランデン通り32番地』よりピーピング・トム参加。

マリー・ジーゼルブレヒト(ベルギー/ゲント出身)

10代より舞台活動を始め、97年、「ベルギー・ベスト・ソロダンス賞」ノミネート。アラン・プラテルとアルネ・シーレンスの共同演出による『みんなインディアン』(99)などに出演。ゲントのアートスクールを経て、オーストリアのザルツブルグ・エクスペリメンタル・アカデミー・オブ・ダンス(SEAD)に進学。04年、カンパニー コレクティヴ・Atを立ち上げ、スペインの振付コンクールでクランプリを受賞。写真家としても活躍し、写真とダンスのコラボレーション作品を発表。『ヴァンデンブランデン通り32番地』よりピーピング・トム参加。

〇マリア・カロリナ・ヴィエイラ(ブラジル/フロリアノーポリス出身)

ブラジル・サンタカタリーナ州立大学でパフォーミングアーツを専攻。演劇やダンスを学ぶ一方、新体操選手としてシドニーオリンピックのブラジル代表チームに参加。その後、女優としてテレビや映画に出演する他、ブラジルのグルーポ・セナ・オンゼ、シエジレーでダンサーとして活躍。得意の歌声を舞台上で披露するなど、ベルギーとブラジルで音楽、ダンス、演劇をミックスしたプロジェクトを展開。『ヴァンデンブランデン通り32番地』のツアー(12)よりピーピング・トム参加。

〇イーチュン・リュー(台湾/台中出身)

国立台北芸術大学卒業後、台湾を代表するダンスカンパニー クラウド・ゲートに入団、数々の世界ツアーに参加。退団後、09年より渡欧しトリノ・バレエシアター、アヌーク・ファン・ダイク、アン・ファン・デン・ブルックなどの作品に出演。カウンターテクニックの講師も務める。『ファーザー』よりピーピング・トム参加。シャルティエ振付のNDT1『The Lost Room』では振付アシスタント、衣裳コンセプトを担当。

〇ブランドン・ラガルト(ベルギー/ゲント出身)

幼少時代より演劇活動に参加し、ゲントの芸術高校を経てアントワープ王立芸術学院でダンスを学ぶ。アートを学ぶ一方、ブレイクダンスに魅せられ、ベルギーの人気グル―プ ルート・ヴィジョンなどに参加。映像や演劇的手法を使ったダンスプロジェクトを展開し、コペンハーゲン国際振付コンクールで優秀振付家賞を受賞。16年、若手アーティストのための「BILL賞」受賞(ヴィジュアル・アート部門)。『ファーザー』よりピーピング・トム参加。

〇シモン・ヴェルスネル(オランダ/ロッテルダム出身)

声楽家を目指し、オペラ、オペレッタ歌手として活躍する一方、俳優としてのキャリアをスタート。テレビや映画出演の他、ニードカンパニー(『ドン・キホーテ』、『フュー・シングス』、『モーニング・ソング』、『マクベス』、『リア王』など)、クリス・コンデック演出『デッド・キャット・バウンス』など数々の舞台に出演。13年、ディアギレフの生涯を描いた一人芝居『Surprises me!』を脚本・演出・出演するなど精力的に活動。家族三部作『ガーデン』よりピーピング・トム参加。

〇シャルロット・クラモンス(フランス/パリ出身)

シャイヨー国立劇場付属演劇学校にてアントワーヌ・ヴィテーズに師事。マルセル・ボゾネ、アラン・フランコ、ロラン・ペリー、ランベール・ウィルソン、ジャン=フランソワ・シヴァディエ、ピエール・ユイグ、クリスチャン・マルターラーらの作品に出演する他、ソルヴェイグ・アンスパック、フィリップ・ガレル、ピエール・トリヴィディク、フィリップ・リオレ、クリスチャン・ヴァンサンらの映画で名バイプレーヤーとして活躍。仏・リールやトゥルーズ、スイス・ローザンヌの演劇学校でも教鞭を取る。ピーピング・トムには本作が初出演。

〇ユルディケ・デ・ブール(ベルギー/デンデルモンデ出身)

生体学を学んだ後、リエージュの王立オペラ音学院で声楽を学び、ジョゼ・ヴァン・ダム、ウーテ・トレーケル=ブルクハルト、マリアンヌ・プスールらに師事。オペラ歌手として活躍するとともに、アラン・プラテル演出の『悲しみの共犯者』(95)、『バッハと憂き世』(98)に出演。ピーピング・トムには設立時より参加。近年では自身のカンパニー カウトヴールを立ち上げ、異なるジャンルのアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。英・ヘブリディーズ諸島の「イヤー・オブ・ザ・アーティスト」受賞。

▼ピーピング・トムの主な作品

『CARAVANA』(99)
家族三部作:『Le Jardin/ガーデン』(02)、『Le Salon/サロン』(04)、『Le Sous Sol/土の下』(07)
『ヴァンデンブランデン通り32番地』(09)
『A Louer/フォー・レント』(11)
家族三部作:『Vader/ファーザー』(14)、『Moeder/マザー』(16)、『Kind/チャイルド』(19)

▼主な受賞歴

2018 西 第19回バリャドリッド国際演劇・ストリートアートフェスティバル「最優秀舞台作品賞」2018(『マザー』)
2015 英 ローレンス・オリヴィエ賞「最優秀ダンス作品賞」(『ヴァンデンブランデン通り32番地』)
2015 西 バルセロナ批評家協会「最優秀海外ダンス作品賞」(『ファーザー』)
2014 蘭 NRCハンデルスブラット紙「ベスト・ダンス・パフォーマンス賞」(『ファーザー』
2013 伊 ユビュ賞「最優秀外国語舞台作品賞」ノミネート(『フォー・レント』)
2009 豪 メルボルン・インターナショナル・アート・フェスティバル「パトロン・サークル・アワード」(『サロン』)
2007 独 モンブラン国際文化賞「若手演出家賞」(『サロン』)

お問合せ先

高知県立美術館 企画事業課
〒781-8123 高知県高知市高須353-2
電話 088-866-8000 FAX 088-866-8008

2020年3月14日(土)公演「マザー」トレーラー映像

2020年2月15日(土)~18日(火)無料上映会:「サード・アクト」トレーラー映像(監督:ロッテ・ストゥープス、ミーケ・ストルイヴ/製作:Savage Film)

Moeder_(c)_OlegDegtiarov_7921_HR.jpgphoto: Oleg Degtiarov

Moeder_(c)_OlegDegtiarov_2324_HR.jpgphoto: Oleg Degtiarov

Moeder_(c)_HermanSorgeloos_8068_HR.jpgphoto: Herman Sorgeloos

Moeder_(c)_OlegDegtiarov_2384_HR.jpgphoto: Oleg Degtiarov

Franck_Gaby(c)JesseWillems3_cropped.jpgphoto: Jesse Willems(左:ガブリエラ・カリーソ 右:フランク・シャルティエ)

PAST PERFORMANCE & FILM これまでの舞台芸術 & 映画

TOP