PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
概要
ポルトガルの若手振付家マルコ・ダ・シウヴァ・フェレイラを日本初紹介。タイトルの「Carcaça(カルカサ)」(ポルトガル語で「残骸」の意味)とは裏腹に、舞台上では 10 人のダンサーと 2 人の音楽家による躍動感満点のエネルギッシュなダンスと生演奏が繰り広げられます。民族舞踊と、LGBTQIA+やヨーロッパ旧植民地など様々なコミュニティにおける現代的なダンススタイルが複雑に組み合わされた本作では、常に現代性を取り入れることで、民族舞踊の概念を再定義し、更新することが試されていきます。
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プロフィール
マルコ・ダ・シウヴァ・フェレイラ
Marco da Silva Ferreira
1986年生まれ。ポルトガル出身の振付家。アフロ系民族の影響を受けた都会的なダンススタイルを独学で学び、ホフェッシュ・シェクターなどの国際的な振付家のもとでダンサーとして活躍した後、2013年より振付家として活動を開始。代表作に、2018年のリヨンダンスビエンナーレで上演された『Brother』(2016年)、2019年にポルト市立劇場で創作され、リスボン、ブリュッセル、フランスの各都市で上演された『Bisonte』、映画監督ホルヘ・ジャコメと共同創作した『SIRI』(2021年)等がある。2019年から2021年にかけてカーン国立振付センター(フランス・カーン)アソシエイト・アーティストを務め、2023年より、メゾン・ドゥ・ラ・ダンス(フランス・リヨン)アソシエイト・アーティスト。ヨーロッパの同世代で最も独創的な振付家のひとりと称されている。
CREDITS
Artistic Direction and Choreography マルコ・ダ・シウヴァ・フェレイラ Marco da Silva Ferreira
Artistic Assistance カタリーナ・ミランダ Catarina Miranda
Performers アンドレ・ガルシア、レオ・ラモシュ、マルク・オリヴェラシュ・カザシュ、マルコ・ダ・シウヴァ・フェレイラ、マルコ・タバルシ、マリア・アントーヌシュ、マックス・マカウスキ、メラニー・フェレイラ、ネルソン・テウニシュ、ナラ・レヴロン André Garcia, Leo Ramos, Marc Oliveras Casas, Marco da Silva Ferreira, Marco Tavares, Maria Antunes, Max Makowski, Mélanie Ferreira, Nelson Teunis, Nala Revlon
Original Cast ファビオ・クレイズ Fábio Krayze
Light Design カリン・ジアダ Cárin Geada
Sound Technician ジュアン・モンタイロ João Monteiro
Technical Direction ルイザ・オザリオ Luísa Osório
Music ジュアン・パイシュ・フィリプ、ルイシュ・ピシュタナ João Pais Filipe, Luís Pestana
Costumes アレクサンダル・プロティーク Aleksandar Protic
Scénography エマニュエル・サントシュ Emanuel Santos
Antropological Studies テレーザ・フラディーク Teresa Fradique
Folklore Dances ジョアナ・ロプシュ Joana Lopes
Production Direction マファルダ・バシュトシュ Mafalda Bastos
Production マファルダ・バシュトシュ、ジョアナ・コスタ・サントシュ Mafalda Bastos, Joana Costa Santos
Production Structure ペンサメント・アブルス Pensamento Avulso
Diffusion ART HAPPENS
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「Carcaça」京都・高知2都市ツアー
ロームシアター京都 2024年11月15日[金]・16日[土]
高知県立美術館 2024年11月20日[水]