PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

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秋の定期上映会 アーティストたちの視点と肖像 ―アートドキュメンタリーの世界―

2007年11月10日[土] - 2007年11月11日[日]

上映日2007年11月10日(土)11日(日 

会 場高知県立美術館ホール

入場料各プログラム前売券 1,000円/各プログラム当日券 1,200円(各プログラム入替制)
*身体障害者手帳・療育手帳・障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。(割引料金前売700円/当日840円)
*身体障害者割引前売券については、高知県立美術館ミュージアムショップ、高知県立県民文化ホールで取り扱います。
*KOMPAL会員は当日でも前売料金でご覧になれます。KoMPal「映画上映会引き換え券」をご使用いただけます

主 催:高知県立美術館
後 援:NHK高知放送局・高知新聞社・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・エフエム高知・KSSさんさんテレビ
助 成:財団法人地域創造・アサヒビール芸術文化財団
協 力:デジタルサイトコーポレーション、ザジフィルム、ロングライド、グラッシィ、セテラ・インターナショナル、
東北新社、ワイズポリシー、レントラックジャパン

ロストロポーヴィチ(音楽)、ヴァルダ(映画)、ブレッソン(写真)、奈良美智(美術)、ゲーリー(建築)……各芸術分野のアーティストたちのアートドキュメンタリー作品を2日間に渡って上映!
世界各国で様々なジャンルのアーティストが活躍しています。そのアーティストたちの創造の源はどこにあるのか。アーティストたちの創作の秘密は興味深い物です。今回は、ロストロポーヴィチ(音楽)、ヴァルダ、ウェクスラー(映画)、オランダ絵画の巨匠、奈良美智(美術)、ゲーリー、カーン(建築)など各芸術分野のアーティストたちのアートドキュメンタリー作品を2日間に渡って上映いたします。その人にしか作れないアーティストの作品はどのようにして生まれるのか。またアーティストはイマジネーションをどのように広げ創作するのか。今回の上映会でぜひアーティストたちの秘密に触れてみてはいかがでしょうか。


上映作品

『ロストロポーヴィチ 人生の祭典』  
(06年/101分/アレクサンドル・ソクーロフ監督)
20世紀のもっとも偉大なチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ。彼の妻で、ロシアのオペラ界に彗星のごとく現われた天才ソプラノ歌手、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ。激動の20世紀を歩んできた音楽家夫婦の半生を、ロシアの若き巨匠ソクーロフ監督が描く。映画では人生最後の初演となったウィーン・フィルとの演奏風景の一部分も収録。世界のオザワがタクトを振りペンデレツキの新曲を披露する。

『落穂拾い』  
(00年/82分/アニエス・ヴァルダ監督)
ある日ヴァルダ監督はパリの市場で、道路に落ちているものを拾う人たちを見ていて映画の着想を得た。その後いろいろな市場で人々の拾い集めている動作を観察しているうちにミレーの名画「落穂拾い」を連想し、ハンディカメラを手に、フランス各地の“現代の落穂拾い”を探す彼女の旅がはじまる。フランスを代表するアニエス・ヴァルダ監督の人生と社会への姿勢そのものが現われた作品。

『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』  
(03年/72分/ハインツ・バトラー監督)
写真集「決定的瞬間」(英語版タイトル)で独自の写真美学を確立し、世界中の写真家に多大な影響を与え、写真を芸術の域にまで高めたアンリ・カルティエ=ブレッソン。またロバート・キャパらとともに写真家集団“マグナム”を設立し、小型ライカのカメラを片手にスペイン内戦前夜やパリ解放、ガンジーの死など歴史的瞬間を撮った報道写真の先駆者。ブレッソンがその人生と作品を自ら語る唯一のドキュメンタリー。

『マイ・シネマトグラファー』  
(07年/95分/マーク・S・ウェクスラー監督)
「バージニア・ウルフなんかこわくない」「ウディー・ガスリー/わが心のふるさと」で2度のアカデミー撮影賞を受賞し、アメリカ映画界の生きる伝説ハスケル・ウェクスクラー。自分の腕に確固たる自信を持ち、リアルな映像を撮ることに頑固なまでにこだわり続けた彼は、その卓越したカメラワークで素晴らしい映像を収め、アメリカの映画史に大きな影響を与えた。ジョージ・ルーカス、ジェーン・フォンダなどハリウッドを代表する人々の貴重なインタビューを通して明らかになる伝説のシネマトグラファーの真実。

『オランダの光』   
(03年/94分/ピーター=リム・デ・クローン監督)
「オランダの光」それはフェルメールやレンブラントら17世紀オランダ絵画の巨匠たちが遺した傑作の源となった、独特の陰影を持つ同地の自然光のことと言われてきた。しかし現代美術家ヨーゼフ・ボイスは20世紀前半に行われたエイセル湖の干拓によって光が失われてしまったと指摘。「オランダの光」は本当に失われてしまったのだろうか。そして自在するのだろうか。光を追い求める傑作ドキュメンタリー。

『NARA:奈良美智との旅の記録』  
(06年/93分/坂部康二監督)
ユニークなキャラクターで世界的に人気を集めるアーティスト、奈良美智。これまで常に一人きりで作品を制作してきた彼が、クリエイティブユニットgrafと出会い、初めて共同作業による作品制作に挑戦。それは、彼の故郷、青森県弘前市の架空の街を作り上げた展覧会「AtoZ」として結実。本作はその制作過程に密着。世界各地を巡り、様々な出会いを経て、延べ13000人に及ぶボランティアスタッフと一緒に辿った軌跡。

『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』  
(05年/84分/シドニー・ポラック監督)
 服飾デザイナーが生地を張り合わせるように、紙を無造作に切り裂き、テープで張り合わせて建物のフォルムを決めていく。その独自の創作アプローチで、スペインのビルバオグッゲンハイム美術館、ロスのディズニーシンフォニーホール、マサチューセッツ工科大学ステイタセンター、パリのシネマテークなど数々の現代建築を生み出してきた稀代の天才建築家フランク・ゲーリー。長年の友人であり「愛と哀しみの果て」でアカデミー賞監督賞に輝くシドニー・ポラックが取り組む初のドキュメンタリー作品。

『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』 
(03年/116分/ナサニエル・カーン監督)
 1974年3月のある日、ニューヨークのペンシルヴァニア駅で一人の男性の死体が発見された。その男の名はルイス・カーン。彼は美術館や国会議事堂など世界各地の有名建築を創造した人物であった。しかし、破天荒な私生活を送っていた。それから30年、息子のナサニエル・カーンは父親の足跡を辿る旅に出る。アカデミー賞長編ドキュメンタリーノミネート作品。

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