PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
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舞台公演シリーズVOL.38 ラビア・ムルエ「これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは」 JARFAアワード(総務大臣賞)受賞記念公演・演劇祭KOCHI2007
2007年03月31日[土]
日時:2007年3月31日(土)
場所:高知県立美術館ホール
入場料: (全席自由) 一般前売 2,000円 / 一般当日2,500円
*身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者とその介護者1名は3割引(前売:1,400円/当日:1,750円 美術館ミュージアムショップ、県民文化ホールで取扱います)
*KoMPal会員は、特別割引および先行発売あり
特別前売料金 1,900円 2月20日から27日までの期間に、美術館に電話でお申込ください
主催: 高知県立美術館
共催: NPO法人アートネットワーク・ジャパン、国際交流基金
助成: 財団法人地域創造
後援: レバノン大使館、NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ
現実と虚構の境界線上で戯れる。非・演劇の彼方。レバノンの鬼才が放つ、挑発的マルチ・パフォーマンス。
東京国際芸術祭、パリのフェスティバル・ドートンヌ、アシュカル・アルワン・レバノン現代芸術協会との国際共同製作で実現する、最新作!
演劇から映像、美術、音楽まで軽やかにジャンルを横断し、世界のアートシーンに旋風を巻き起こすレバノン人アーティスト、ラビア・ムルエ。検閲すれすれの挑発と絶妙なユーモアで、自らの生きるレバノン社会の傷と矛盾を執拗に表象・解体し、その虚構性を鋭く批判する。そこに残される芸術の可能性とは? 共同体に生きる「個人」の役割とは?
06年夏のイスラエル軍によるレバノン攻撃や相次ぐ暗殺事件等、内戦の再発が危惧されている現在のレバノン。刻一刻と変化するレバノン情勢を反映しながら、個人と社会の「物語=歴史」が交錯する場となる新作の日本公演は、東京と高知のみ。この機会をお見逃しなく。
ラビア・ムルエ 【Rabih Mroue】
1967年レバノン・ベイルートに生まれ。レバノン大学で演劇学を専攻し、90年より劇作家・演出家・映像作家として活動を開始。現在もベイルートで制作されるパフォーマンスやインスタレーションは、世界中の主要な芸術祭や劇場、美術館で盛んに発表され、常に世界のアートシーンに大きなインパクトを与えている。日本でも東京国際芸術祭の招きで、04年『ビオハラフィア』を上演、好評を博した。個人や社会のドキュメントの集積から出発する作品は、メディアや共同体が作り出す虚構と現実の境界を激しく揺さぶりながら、演劇やアートそのものの今日的可能性を問い続ける。
ラビア・ムルエ作品集
Rabih Mroue Collection 1998-2005 ON Line
http://tif.anj.or.jp
これまでの主要なパフォーマンスや映像作品がオンライン上でご覧いただけます
脚本・演出: ラビア・ムルエ Rabih Mroue
脚本: ファディ・トゥフィーク Fadi Toufic
ドラマトゥルク: ジャラール・トゥフィーク Jalal Toufic
美術: サマール・マカルーン Samar Maakaroun
映像: ガッサン・ハラワニ Ghassan Halawani
出演: ラビア・ムルエ Rabih Mroue
リナ・サーネー Lina Saneh
ハトゥム・エルイマム Haten El Imam
日本側スタッフ
舞台監督: 小林裕二
照明: 小笠原純(ファクター)
音響: 相川昌(サウンド・ウィーズ)
翻訳: 鵜戸聡(フランス語圏文学)
制作: 相馬千秋(NPO法人アートネットワーク・ジャパン)
アフタートーク/ラビア・ムルエ