PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
終了しました
開館10周年記念・「高知の美術150年の100人展」関連映画上映会 高知ロケ映画
2003年09月06日[土] - 2003年09月07日[日]
上映日:2003年9月6日(土曜日)・7日(日曜日)
会場:高知県立美術館ホール
入場料:前売1,500円(2日通し) 当日1,800円(2日通し)
主催:高知県立美術館(高知県文化財団)・高知新聞社
後援:RKC高知放送、KUTVテレビ高知、NHK高知放送局、エフエム高知、KSSさんさんテレビ
フィルム提供:松竹、日活、東映、高知県視聴覚ライブラリー
協力:高知県教育委員会
助成:よんでん文化振興財団
佐田啓二が、倍賞千恵子が、小林旭が、浅丘ルリ子が、フランキー堺が・・・土佐に繰りひろげる、懐かしのあの場面!
9月6日(土)
午後1時~
「あなた買います」
(1956年・113分・白黒・小林正樹監督)
出演/佐田啓二、岸恵子、大木実
当時の野球ブームが反映されたプロ野球のスカウト合戦を描いた作品で、高知出身の大学選手獲得をめぐって裏側で駆け引きが繰り広げられる。後免駅や奈半利貯木場などでロケが行われた。
「あなた買います」
(1956年・113分・白黒・小林正樹監督)
出演/佐田啓二、岸恵子、大木実
当時の野球ブームが反映されたプロ野球のスカウト合戦を描いた作品で、高知出身の大学選手獲得をめぐって裏側で駆け引きが繰り広げられる。後免駅や奈半利貯木場などでロケが行われた。
午後3時10分~
「いたづら」
(1959年・95分・白黒・スコープ・中村登監督)
出演/高橋貞二、有馬稲子、杉浦直樹
志賀直哉の同名短編小説の映画化。日中戦争の頃ある中学校に赴任した英語教師が、いたづらのラブレター事件に巻き込まれて行く。高知城、桂浜、高知駅、仁淀川、安芸市土居などでロケが行われた。
午後5時~
「雲がちぎれる時」
(1961年・93分・カラー・スコープ・五所平之助監督)
出演/佐田啓二、有馬稲子、倍賞千恵子
中村、清水間のバス路線が舞台。バスの運転手とバスガイドは近く結婚することになっていたが、そこにかつて運転手が愛した女性が現れる・・・。田宮虎彦原作の「赤い椿の花」をもとに、土佐の風土を愛した五所監督が土佐清水市を中心に長期間ロケをして完成させた名作。
「雲がちぎれる時」
(1961年・93分・カラー・スコープ・五所平之助監督)
出演/佐田啓二、有馬稲子、倍賞千恵子
中村、清水間のバス路線が舞台。バスの運転手とバスガイドは近く結婚することになっていたが、そこにかつて運転手が愛した女性が現れる・・・。田宮虎彦原作の「赤い椿の花」をもとに、土佐の風土を愛した五所監督が土佐清水市を中心に長期間ロケをして完成させた名作。
9月7日(日)
午前10時30分~
高知県視聴覚ライブラリー所蔵ビデオテープ
①「戦前の高知風物語」「ありし日の牧野富太郎博士」
(1936年頃・約17分・白黒・サイレント)
海軍機実学校在学中、みなと海軍病院で死亡した上村俊親氏が城東中学校在学中(昭和11年頃)に撮影したフィルムを視聴覚ライブラリーがビデオ化、保存した物で、戦前の個人によるプライベート撮影とはいえ、貴重な映像記録でありフィルムという物に対して愛情が溢れている作品。牧野博士は昭和11年4月19日、高知江山にて撮影されたと記録にある。
高知県視聴覚ライブラリー所蔵ビデオテープ
①「戦前の高知風物語」「ありし日の牧野富太郎博士」
(1936年頃・約17分・白黒・サイレント)
海軍機実学校在学中、みなと海軍病院で死亡した上村俊親氏が城東中学校在学中(昭和11年頃)に撮影したフィルムを視聴覚ライブラリーがビデオ化、保存した物で、戦前の個人によるプライベート撮影とはいえ、貴重な映像記録でありフィルムという物に対して愛情が溢れている作品。牧野博士は昭和11年4月19日、高知江山にて撮影されたと記録にある。
②「1946年12月ノ南海大地震ニヨル高知県ノ災害記録」
(1947年・約23分・白黒)
必ず起こると言われながらいつ夫起こるか分からない南海大地震。戦後すぐに起こった大地震の教訓を映像で後世に残そうと高知県が製作した作品。50年以上も経った今でもその恐ろしさを十分伝えてくれる。
③「物部川綜合開発・拓け郷土」
(1951年頃・約30分・白黒)
敗戦から立ち直ろうと高度経済成長を目指した日本は、美しい自然を改造して行く。物部川流域のダム開発計画の中で、長瀬ダム完成以前の風景や水没により長年暮らしてきた村を後にする人々などが撮影されている貴重な映像証言。
④「新土佐日記」
(1963頃年・約30分・カラー)
高知県観光課が高知のPRの為に製作した名所案内映画。良くも悪くも高知のイメージとはどういった物かを教えてくれるが、今となっては風俗的に貴重なシーンもある作品。
(1963頃年・約30分・カラー)
高知県観光課が高知のPRの為に製作した名所案内映画。良くも悪くも高知のイメージとはどういった物かを教えてくれるが、今となっては風俗的に貴重なシーンもある作品。
午後1時~
「南国土佐を後にして」
(1959年・92分・カラー・スコープ・斎藤武市監督)
出演/小林旭、浅丘ルリ子、西村晃
刑期を終え、堅気の生活に戻るべく故郷の高知に帰ってくるが、前科者に世間の目は冷たかった・・・。ベギー葉山が歌って大ヒットした曲をもとに、後の「渡り鳥」「流れ者」両シリーズの原点ともなった作品。よさこい祭りのシーンをはじめ、カラーで撮影された当時の市街も必見。
午後2時30分~
「次郎長社長よさこい道中」
(1961年・92分・カラー・スコープ・瀬川昌治監督)
出演/進籐英太郎、中村賀津雄、三木のり平
”進籐英太郎の社長シリーズ”の第3作。ディオールの高弟、ピエール・三木帰国。彼をめぐり清水のシミロン紡績と大阪のニシロン紡績が奮闘戦。デザイン完成のために三木は四国の工場にカンヅメになる。高知城やよさこい祭りなどが撮影された。
午後4時15分~
「喜劇よさこい旅行」
(1969年・91分・カラー・ワイド・瀬川昌治監督)
出演/フランキー堺、倍賞千恵子、伴淳三郎
鉄道員を主人公にした”喜劇・旅行シリーズ”の第4作。人が良くて女に弱い土佐大原(架空)の駅員が起こす妻との騒動を高知駅や日曜市を背景に見せて行く。フランキー堺をはじめ、主要出演者がよさこい祭りを踊っているシーンは圧巻。
今回の上映作品はすべて、製作されてからかなりの年月が経過し、上映作品の中にはプリントの退色や状態が良くない作品も含まれています。またそれに伴う上映中の映写トラブルが起こりうる可能性もありますのであらかじめご了承ください。