PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
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マルク=アンドレ・アムラン ピアノ コンサート MARC-ANDRE HAMELIN
2002年03月13日[水]
超無敵!現在世界最強のピアニスト!!
日時:2002年3月13日(水)19:00開演
会場:高知県立美術館ホール
入場料:前売2,000円/当日2,500円
*身体障害者手帳・療育手帳及び障害者手帳所持者とその介護者(1名)[割引料金 前売1,400円/当日1,750円]
主催:高知県立美術館(高知県文化財団)・朝日新聞社
後援:カナダ大使館・ケベック州政府在日事務所・NHK高知放送局・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・エフエム高知・KSSさんさんテレビ
協力:東京エムプラス エア・カナダ
招聘:日本文化財団
アムランが挑む新たな世界
アムランが今回選んだプログラムは、まずはベートーヴェンの初期と後期のソナタ。これはどんなピアニストも取り上げる通常のレパートリーの演奏。しかし、これらの作品もアムランが弾くと、従来の解釈が一切洗い流されてしまう新鮮な体験になります。
また、アムランには多数の演奏困難な自作曲がありますが、これまではアンコール・ピースとして弾かれるだけで、リサイタル・プログラムに組み入れることをアムラン自身が注意深く避けてきました。あえてそれを破って演奏される「コン・インティミッシモ・センティメント(一番親しい思いをこめて)」は、タイトル通り、アムランのインティメートな感情が聴き手のひとりひとりの届いてくるような作品です。
そして、20世紀最大のピアニストのひとり、アルトゥール・ルービンシュタインに献呈されたヴィラ=ロボスのピアノ曲が演奏されるのも注目です。
マルク=アンドレ・アムラン
1961年生まれ。カナダ・モントリオール出身のアムランは、カナダのヴァンサン・ダンディ音楽院で学んだ後、アメリカのテンプル大学で学士号と修士号を取得。イヴォンヌ・ユベール、ハーヴィー・ウッディーン、ラッセル・シャーマンに師事。82年プレトリア国際音楽コンクール、85年カーネギー・ホール国際アメリカ音楽コンペティションで優勝し、「グレン・グールドの後継者に足る唯一のピアニスト」と称賛されています。
またアムランは、音楽史に刻まれた不屈の名曲でありながら、高度の音楽技術と集中度が要求される難曲ゆえに、われわれを疎遠にさせているアルカン、ブゾーニ、ボルコム、ゴドフスキー、メトネルといったピアノの歴史上重要な作曲家の知られざる作品を発掘し、その難曲を、神技ともいえる冴えた技巧と、研ぎ澄まされた感覚による緻密な解釈で生命を吹き込んできました。今回4回限りの日本ソロ公演。また西日本では唯一のコンサートです、ぜひお見逃しなく。
受賞歴
CD録音では「アルカン」(96年カナダ・ジュノー賞)「グレインジャー」(97年サウンドスケープス賞)「コンポーザー=ピアニスト」(97年&98年ドイツレコード批評家賞)などで数々の賞を受賞し、2000年度にはクラシック界のオスカー賞と言われるグラモフォン賞を「ブゾーニ:ピアノ協奏曲ハ長調」ではノミネート、「ゴドフスキー:ショパンのエチュードによる練習曲」では受賞しました。
また、2001年2月のグラミー賞ではノミネート、また受賞式典で演奏するなどその驚くべきテクニックと高い音楽性は世界各国で絶賛されています。