PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

2000:10:28:09:53:59:2000:10:29:00:00:00終了しました

舞台公演シリーズVOL.16
高知県立美術館共同製作
ダムタイプ
メモランダム 日本初演

2000年10月28日[土] - 2000年10月29日[日]

公演日:2000年10月28日(土)、29日(日)

会場:高知県立美術館ホール

入場料
学生 前売2,000円 当日2,500円
一般 前売3,000円 当日3,500円
※身体障害者手帳・療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳所持者とその介護者(1名)[割引料金 学生 前売1,400円 当日1,750円/一般 前売2,100円 当日2,450円]

主催:高知県立美術館(高知県文化財団)
企画・製作:ダムタイプ
助成:(財)地域創造「地域の芸術環境づくり支援事業」・芸術文化振興基金
この事業は、ジャンボ宝くじの売上金から助成を受けて実施するものです。
当美術館の舞台公演シリーズは、アサヒビール株式会社の協賛を受けています。
後援:高知新聞社・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・NHK高知放送局・エフエム高知・KSSさんさんテレビ

共同製作:Haus der Kulturen der Welt, Berlin・Creteil Maison des Arts・Festival d'Automne a Paris・Le Manege-Scene Nationale de Maubeuge・Pilar de Yzaguirre-Ysarca Madrid・La Batie Festival de Geneve・高知県立美術館
作品制作協力:アジャクシオ市(フランス・コルシカ島)・関西日仏学館
平成12年度第50回高知県芸術祭協賛行事

【記者発表】2000年7月22日に行われた記者発表の議事録を公開しています。
20000722_pressconference_coproduction_dumbtype_memorandum.pdf

memorandum

ダムタイプの新作パフォーマンス「メモランダム」は、昨年秋フランスのモブージュでレジデンスして製作され、その後パリ、ベルリン、マドリッド、アムステルダム、ジュネーヴなどヨーロッパ主要都市での上演を経て、いよいよこの秋日本で上演されることになりました。高知での公演が日本初演となります。高知県立美術館では、1997年「S/Nプロジェクト ベッドタイムストーリーズ」、1999年パフォーマンス[OR]と、過去2回ダムタイプの作品を上映または上演し、大きな反響を呼びました。
今回の新作パフォーマンス「メモランダム」では、ヨーロッパ4ヶ国6団体と共に共同製作者としても参加しております。これは当実術館としては初の試みとなります。

メモランダム

記憶は、私たちの経験の基盤となると同時に刻々とそれ自体を侵食し、たとえそれが無自覚の視・聴覚的な経験だとしても、意識されない身体の記憶として私たちの行動を不断に修正していく。その高速で連続的でしかも無作為な「記憶」が瞬間に作り出す複雑な断面の軌跡。「メモランダム」は、このプロジェクトに関わるアーティストたちが「記憶」について一人一人の考えや意見を交わすことから出発し、そこで発生してくる共鳴や差異を、実際に映像、音響、照明や身体を使って舞台上で再構成を試みる作品である。

パフォーマー:大内聖子、川口隆夫、砂山典子、田中真由実、前田英一、薮内実佐子

ビジュアル・クリエイション:高谷史郎、藤本隆行、泊博雅

音楽:池田亮司

舞台:尾崎 聡

ビデオ・アシスタント:大脇理智

コンセプチュアル・コラボレーション:アルフレッド・バーンバウム

コンピューター・プログラミング:上芝智裕

制作:高谷桜子

◎「メモランダム」上演記録
1999年 モブージュ(フランス)、クレテイユ(フランス)、ベルリン(ドイツ)、マドリッド(スペイン)
2000年 シャルルロワ(ベルギー)、リヨン(フランス)、トウールーズ(フランス)、セビリア(スペイン)、アムステルダム(オランダ)、デュッセルドルフ(ドイツ)、ジュネーヴ(スイス)

海外の公演評

大音響と共にすべてが振動し、爆発する。まるで観客が舞台に組み込まれたかのように動揺し、記憶を失う。(ル・モンド)

「メモランダム」はアイディアにあふれ、魅力的である。我々は息をつく暇もない。彼らの大がかりな舞台に魅了されたファンがフランスにもいて、彼らの舞台を全部見るという。(リベラシオン)

登場人物はレーザーの標的と交差し、踊り、コマ送りのビデオによって二分される…。ダムタイプはまた我々を驚かしている。(トリビューン)

PAST PERFORMANCE & FILM これまでの舞台芸術 & 映画

TOP