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冬の定期上映会 アンディ・ウォーホルの肖像 さんさんテレビ開局3周年記念/アンディ・ウォーホル展関連企画

2000年02月12日[土] - 2000年02月13日[日]

上映日:2000年2月12日(土)、13日(日)

会場:高知県立美術館ホール

入場料:前売1日800円/当日1日1,000円(※特別企画は無料)
※ 身体障害者割引料金(手帳1、2級所持者)前売1日560円/当日1日700円。
※ 身体障害者割引前売券については、美術館ミュージアムショップ・県民文化ホールにて取り扱います。
■前売券は、高新プレイガイド、チケットぴあ、チケットセゾン、県民文化ホール、ブックスウイル、サニーマート、県立美術館ミュージアムショップにて発売。
主催:高知県立美術館(高知県文化財団)/KSSさんさんテレビ

後援:高知新聞社/NHK高知放送局/エフエム高知

助成:(財)地域創造(ジャンボ宝くじ助成事業)

作品提供:へラルド/アスミックエース/コムストック/アップリンク/ジョナス・メカス

協力:木下哲夫/シネマキャッツ/アテネフランセ文化センター

アンディ・ウォーホル展の関連企画として、ウォーホルに関する映画やウォーホルが製作した映画を上映します。この上映会は、時代の寵児ウォーホルの実像と、60年代から70)年代の時代の雰囲気に映像で迫ろうとするものです。3-D立体映画システムでの上映も行い、当時のヒップでキャンプな熱狂を再現します。ジョナス・メカスがファクトリーについて語るビデオの上映もあります。展覧会と併せて是非足をお運びください。


作品紹介

『ライフ・オブ・ウォーホル』
(ジョナス・メカス監督・35分・90年・16ミリ・カラー・米)
音楽:ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
出演:アンディ・ウォーホル、ルー・リード、ニコ、イーディ、ジョン・レノン他
ジョナス・メカスが、1990年6月パリのポンピドゥ・センターで開催されたアンディ・ウォーホル回顧展のために制作した作品。1965年から82年までのウォーホルとファクトリーのメンバー達の素顔が納められている。

『ファクトリーの時代』
(ジョナス・メカス監督・63分・99年・ビデオ・カラー・米)
出演:ジョナス・メカス、ジェラール・マランガ
ジョナス・メカスが、1999年ウィーンで開催されたアンディ・ウォーホルの展覧会で、講演を行う代わりに送ったビデオ。「ファクトリー」について語るメカスの映像が中心。今回の上映のために日本語字幕(翻訳:木下哲夫)を作成した。

『スーパースター』
(チャック・ワークマン監督・86分・90年・35ミリ・白黒・米)
出演:アンディ・ウォーホル、デヴィッド・ホックニー、デニス・ホッパー他
ウォーホルの素顔に肉薄したドキュメンタリー作品。ベールに包まれた彼の生い立ち、絵画、映画、30年間にわたるその時代のヒット曲、知人友人へのインタビューによって構成されている。デヴィッド・ホックニー、デニス・ホッパー、ロイ・リクテンスタインらがインタビューに答えている。監督のチャック・ワークマンはアカデミー短編映画賞の受賞経歴の持ち主。


『I SHOT ANDY WARHOL』
(メアリー・ハロン監督・105分・95年・35ミリ・カラー・米英)
出演:リリ・テイラー、ジャレッド・ハリス、スティーブン・ドーフ他
ウォーホルを銃撃し、瀕死の重傷を負わせた実在の女性ヴァレリー・ソラナスを描いた作品。さまざまなスーパースターが彩ったウォーホルの王国「ファクトリー」に捧げるオマージュでもある。ヴァレリーは過激なフェミニズムの宣言書を発表するが、世間からは相手にされずウォーホルに接近する。しかし、ウォーホルも彼女の妄想と過剰な思い込みに、「ファクトリー」への出入りを禁止する.、とうとう彼女は最後の手段に出た…。

『バスキア』
(ジュリアン・シュナーベル監督・107分・96年・35ミリ・カラー・米)
出演:ジェフリー・ライト、デヴィッド・ボウイ、デニス・ホッパー他
アンディ・ウォーホルなど多くの人に愛され、輝かしい作品を残して、88年、27才
の若さで他界したバスキア。その知られざる生涯、ホットなNYアートシーンを、バスキアの親友にして、アート界のスター、ジュリアン・シュナーベルが愛情を込めて描いた作品。ウォーホルをデヴィッド・ボウイが演じている。

特別企画 3D立体映画
『フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン(旧邦題:悪魔のはらわた)』
(ポール・モリセイ監督・96分・73年・35ミリ・カラー・伊=仏)
出演/ジョー・ダレサンドロ、ウド・キア、モニク・レ・ボーレン他
ウォーホル製作。「ドクトル・ジバゴ」などで知られるプロデューサー、カルロ・ポンティの要請により、チネチッタ・スタジオで撮影。従来のフランケンシュタインの物語にホモセクシュアルなどの新解釈を盛り込み、3-D(立体映画)という上映システムを採用して見世物的な効果を上げ、初公開当時「70年代で最もスキャンダラスなホラー」としてセンセーションを巻き起こした。今回オリジナル通りの3-Dシステム(3-D用偏光眼鏡着用)で上映。

『ニコ・イコン』
(スザンネ・オフテリンガー監督・72分・95年・35ミリ・カラー―・独)
出演:ニコ、ジョン・ケイル、ルー・リード、ジャクソン・ブラウン他
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの一員として、ファクトリーのスーパースターであったニコ。ニコは、50年代から80年代にかけて、モデル、女優、ミュージシャンと様々なジャンルで活躍し、華やかな恋愛遍歴やドラッグ僻の一方で、多くのアーティストの才能を刺激し続けた。ニコの強烈な人生を、彼女と関わりのあった人の証言や様々な映像を駆使して描いた作品。アラン・ドロンとの間にできた息子も登場する。

『ヒート』
(ポール・モリセイ監督・100分・72年・35ミリ・カラー・米)
出演: ジョー・ダレサンドロ、シルビア・マイルズ他
アンディ・ウォーホル製作、ポール・モリセイ監督、ジョー・ダレサンドロ主演による、「フレッシュ」「トラッシュ」と並ぶ3部作の1本。この映画はハリウッド映画の傑作「サンセット大通り」の強烈で大胆なパロディであるのと同時に、70年代の気だるい雰囲気を堪能できる映画としても知られている。燦燦と輝く太陽の下で展開されるハリウッドのサイドストーリー。当時「キャンプ映画」と呼ばれた。

『ブラッド・フォー・ドラキュラ(旧邦題:処女の生血)』
(ポール・モリセイ監督・103分・74年・35ミリ・カラー・米)
出演/ジョー・ダレサンドロ、ウド・キア、ヴィットリオ・デ・シーカ他
「フレッシュ・フォー・フランケンンュタイン」に続きアンディ・ウォーホル製作、ポール・モリセイ監督のコンビによるポップホラー第2弾。滅亡の危機に瀕したドラキュラ伯爵は、処女の生き血を求めてイタリアを旅し、花嫁を迎えようとするのだが…。ドラキュラの物語を踏襲しながら、ブラックなユーモア、喜劇的要素、悲劇、残酷が溢れるように盛り込まれている。

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