PERFORMING ARTS 舞台芸術

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アーティスト・イン・レジデンス2016 ヴィルヴァ・タロネン&ナンニ・ヴァパーヴオリ(フィンランド)

2016年11月03日[木]

高知県立美術館では、海外のアーティストを招へいして、滞在中の創作活動を支援するアーティスト・イン・レジデンス事業を行っています。6年目となる本年度は、フィンランドのアーティストであるヴィルヴァ・タロネン(振付家)とナンニ・ヴァパーヴオリ(照明デザイナー)が10月から11月初旬まで高知市内に滞在しながら、地域の人々とともに「Home(家、ふるさと、本拠地)」をテーマとした新作のリサーチと創作を行い、11月3日(木・祝)の当館開館記念日にて作品発表を行います。

主催:高知県立美術館
助成:平成28 年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
協力:フィンランドセンター、フィンランド・ダンスインフォメーションセンター
平成28年度第66回高知県芸術祭共催行事

プロジェクトについて

「The Home is Where your Hat is.(住めば都)」という言葉があるように、人は世界中のどこに行っても、自分のための空間を、いかにそれが小さかったり簡素であったりしたとしても創り出します。また、この惑星には数え切れないほど様々に異なる家があり、そして数え切れないほど多くの家を失くしている人々がいます。一体どういった要素や機能が、Home(家、ふるさと、本拠地)という経験の本質なのでしょうか。Homeとは、ただの物体ではなく、状態でもあり、それは絶えず流動的です。いかにして、私たちは家について踊ることができるでしょうか。
今回のプロジェクトでは、ある時空間をHomeとして規定する、ものやつながり、動き、儀式、行動について探求し、振付のための具体的な出発点のひとつとします。そしてある場所や社会に私たちを結びつける、私的、公的、地域的なつながりとしてのHomeの感覚に対してアプローチします。高知の町や人々の特性とは?なにが世界共通のHomeの感覚になりえるのでしょうか?
*高知にてプロジェクトを開始。以後長期的に世界各地で継続予定。

パフォーマンス(作品発表会) ※終了しました

高知でのリサーチと創作の成果をショーイングとして発表します。
日程:2016年11月3日(木・祝・開館記念日)15時開演(14時半開場) 上演時間約45分
会場:高知県立美術館ホール
鑑賞無料
*13時過ぎ頃より中庭にて15~20分程度のミニパフォーマンスを行います。あわせてお楽しみください。
*開館記念日のイベントとして開催します。



プロフィール

ヴィルヴァ・タロネン|Virva Talonen
振付家、ダンサー。Katve共同芸術監督。人間についての深遠な問いから出発し、リサイクルや血縁、居住、集合的歴史、時間をテーマとした明敏な作品を制作している。ダンスの実践を、周囲の人々を観察しそこから学びとることと捉え、異なる空間的、心理的、身体的、社会的状況における動きや振舞いに焦点を当てた振付を行っている。作品はフィンランド全国の数多くの会場で上演されており、様々なアウトリーチやリサーチプロジェクトも行っている。

ナンニ・ヴァパーヴオリ|Nanni Vapaavuori
照明デザイナー。室内建築を学んだ後、ヘルシンキ芸術大学シアターアカデミー照明デザイン専攻にて修士号を取得。舞台作品のみならず、サイトスペシフィックな作品や、博物館、美術館、ギャラリーの照明デザインも幅広く手掛けている。空間それ自体とその特性を、振付家やパフォーマーとの議論に取り込むことで、空間的な原理に基づいたデザインを行っている。コラボレーションという対話的、相互的な手法が有益で生産的であると考えており、フィンランド国内外にて継続的なコラボレーション企画に多数参加している。


ユニットでの活動について

2014年にヘルシンキで初演され、その後フィンランド国内を巡回したダンスパフォーマンス「Annual Rings」にヴィルヴァは振付家として、ナンニは照明デザイナーとして参加し、コラボレーションを行った。今回のプロジェクトでも、振付家とデザイナーのユニットとして共同制作することにより、身体が身体を取り囲むものから分かちがたく、身体の動きと空間的・視覚的な要素が絡み合うユニークな作品作りを目指している。

Annual_Rings_1a-2.jpg「Annual Rings」(2014)Annual_Rings_1b.jpgVirva_Talonen.jpgss.jpgNanni_Vapaavuori.jpg(s).jpg

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