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高知県立美術館 夏の定期上映会/高知県立歴史民俗資料館「昭和から平成へ」展 関連上映会 怪奇と恐怖の饗宴(うたげ) 『怪奇大作戦』『恐怖劇場アンバランス』特集 ~円谷プロが描いた50年前の日本~

2019年08月24日[土] - 2019年08月25日[日]

上映日:2019年8月24日(土)25日(日)

会 場:高知県立美術館ホール

各プログラム入替制

入場料:

前売券:一般1プログラム券1,000円/高校生以下1プログラム券500円 (税込)
当日券:一般1プログラム券1,200円/高校生以下1プログラム券600円 (税込)

身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。(ローソンチケットは割引対象外)
割引料金 一般1プログラム前売券700円、高校生以下1プログラム前売券350円/一般1プログラム当日券840円、高校生以下1プログラム当日券420円
*高知県立歴史民俗資料館「昭和から平成へ」展の半券提示で前売料金(一般当日1,200円→1,000円、高校生以下当日600円→500円)、また、当上映会のチケット又は半券提示で「昭和から平成へ」展が団体料金(一般当日510円→410円)でそれぞれご覧いただけます
*美術館年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。
未就学児童入場可。席に座る場合または4歳以上はチケットが必要になります。

前売券発売所:高新プレイガイド/高知大丸プレイガイド/高知市文化プラザミュージアムショップ/サニーマート(毎日屋、一部店舗を除く)/こうち生協(コープよしだ・コープかもべ)/高知県立歴史民俗資料館/ローソンチケット0570-084-006(Lコード: 61561) 
※ローソンチケットのみ県外店舗でも販売しています。
※美術館展示棟が休館しているため、ミュージアムショップはお休み頂いております。
後援:高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
配給:株式会社円谷プロダクション

企画概要

ウルトラマンシリーズで知られる円谷プロが「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」に引き続き手掛けた「怪奇大作戦」は、怪獣こそ登場しませんが、人間が引き起こす怪奇な事件をテーマに、「ウルトラQ」や「ウルトラセブン」で見せたSF性や人間ドラマ、社会風刺の視点を更に推し進めた傑作です。

また、「恐怖劇場アンバランス」は、ホラーとミステリーを題材に、そうそうたる監督達が作ったものの、放送まで時間がかかり、長く幻の作品とされてきました。

両シリーズの制作は約50年前の1968年から1970年ですが、“自然破壊”“動機のない殺人”など、現代にも通じるテーマがちりばめられています。

双方から選りすぐりの傑作を上映します。当時の風景や風俗に浸りながら、怪奇と恐怖の世界をご堪能下さい。

『怪奇大作戦』
《放送》1968(昭和43)年~1969(昭和44)年/TBS
科学を悪用して犯罪をおかす者と、それを暴くSRIとの対決を描くドラマ。
SRIとは科学捜査研究所(SCIENCE RESEARCH INSTITUTE)の略称であり、警視庁の嘱託を受ける半官半民の研究所である。
円谷プロ第1期黄金時代のフィナーレを飾る、今なお支持されている名作。
《キャスト》【SRI所員】三沢京助(勝呂誉)、牧史郎(岸田森)、野村洋(松山省二)、小川さおり(小橋玲子)【SRI所長】的矢忠(原保美)【警視庁】町田大蔵(小林昭二)

『恐怖劇場アンバランス』
《放送》1973(昭和48)年/フジテレビ
「心臓の弱い方、お一人でご覧になる方は、この『恐怖劇場アンバランス』はご遠慮下さい…」
当時のテレビ界、映画界の第一線を行くスタッフ・キャストが集結して、人間の不条理、怨念、呪いといった“真の恐怖”を描き出す。
制作時期は1969年~1970年。アポロ11号月面着陸や日本万国博覧会開催など時代が大きく変化していく中で、円谷プロが恐怖を本格的に描くことに挑戦したホラー作品。


上映作品(各プログラム入替制) ※開場は上映の30分前

24日(土) 25日(日)

Aプログラム
10:00~11:45 『怪奇大作戦』
「青い血の女」25分
「霧の童話」25分
「オヤスミナサイ」25分
「かまいたち」25分
    ―休憩―
11:55~13:35『恐怖劇場アンバランス』
「仮面の墓場」48分
「死体置場(モルグ)の殺人者」48分

Bプログラム
10:00~11:45『怪奇大作戦』【実相寺昭雄監督特集】
「恐怖の電話」25分
「死神の子守唄」25分
「呪いの壺」25分
「京都買います」25分
    ―休憩―
11:55~13:35『恐怖劇場アンバランス』
「サラリーマンの勲章」48分
「墓場から呪いの手」48分

Bプログラム
14:30~16:15『怪奇大作戦』【実相寺昭雄監督特集】
「恐怖の電話」25分
「死神の子守唄」25分
「呪いの壺」25分
「京都買います」25分
    ―休憩―
16:25~18:05 『恐怖劇場アンバランス』
「サラリーマンの勲章」48分
「墓場から呪いの手」48分

Aプログラム
14:30~16:15『怪奇大作戦』
「青い血の女」25分
「霧の童話」25分
「オヤスミナサイ」25分
「かまいたち」25分
    ―休憩―
16:25~18:05 『恐怖劇場アンバランス』
「仮面の墓場」48分
「死体置場(モルグ)の殺人者」48分

●Aプログラム(8月24日(土)10:00~/25日(日)14:30~)

『怪奇大作戦』

「青い血の女」
(放送:68年/25分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:鈴木俊継 脚本:若槻文三 特殊技術:高野宏一
出演:浜村純、山中紘、舘敬介 他
学生時代からの友人の家で旧交を温めていたSRIの三沢。そのまま家に泊めてもらうことになったが、ベッドに入った彼を何者かが襲った! 直後、近くの路上で、通りがかりのサラリーマンが、手にナイフを仕込んだ人形に斬りつけられ殺された。
恐怖感満載の演出。特徴的な効果音にも注目。

「霧の童話」
(放送:68年/25分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:飯島敏宏 脚本:上原正三 特殊技術:的場徹
出演:吉田義夫、和久井節緒、高野浩幸 他
謎の落武者から追われ、崖から転落し重症を負う若者。捜査依頼を受け鬼野村を訪れた三沢は、村の少年・健一と友達になる。落武者の伝説が昔から伝わるこの村では、国による高速道路計画と米の大手自動車メーカーの工場建設問題に揺れていた。
環境開発をテーマに、50年後の私たちに選択は正しかったのかを突きつける名作。

「オヤスミナサイ」
(放送:68年/25分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:飯島敏宏 脚本:藤川桂介 特殊技術:的場徹
出演:佐々木功、北島マヤ、関田裕 他
晩秋の高原ヒュッテで、ユキと竜夫は二人だけのパーティを開いていたが、ユキがふざけて投げた羽根飾りが竜夫の胸に刺さり、竜夫は死んでしまう。猟に出かけ道に迷ったSRIの牧がそのヒュッテを訪れ、一晩泊めてもらうことになった。眠りについた牧は、悪夢にうなされる。
閉ざされた空間で繰り広げられるサスペンス。二転三転、予断を許さぬ上質なミステリー。

「かまいたち」
(放送:68年/25分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:長野卓 脚本:上原正三 特殊技術:高野宏一
出演:加藤修、浅野進治郎、池田駿介 他
駅を降りてから背後に人の気配を感じる女性。轟音と共に一陣の風が彼女を襲い身体はバラバラに。その後、同じ現場で第2の殺人事件が起こる。助けを求められた警官たちがわずかに目を離した隙に行われた犯行だった。凶器は刃物ではなく、「かまいたち」のような現象と推測される…。
上原正三による脚本は、50年の時を経た今、さらに重みを感じさせる。

『恐怖劇場アンバランス』

「仮面の墓場」
(放送:73年/48分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:山際永三 脚本:市川森一
出演:唐十郎、緑魔子、橋爪功、三谷昇 他
小劇団「からしだね」の座長・犬尾は、人気が凋落した劇団の新作公演を成功させたい一心で、死神役の座員の白浜に過激な演技を強いる。その結果、白浜は事故死してしまう。にも関らず犬尾はそのまま公演を実施しようとするが…。
当時、劇団「状況劇場」を主宰していた唐十郎の主演作。緑魔子のコケティッシュな魅力も光る。

「死体置場(モルグ)の殺人者」
(放送:73年/48分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:長谷部安春 脚本:山浦弘靖
出演:久富惟晴、西尾三枝子、中原早苗 他
大学で解剖学を教える外科医の水上は、教え子で愛人の涼子とドライブ中にサラリーマンを轢き殺してしまう。水上は遺体を隠蔽し、何ごともなかったかのように出世コースを歩もうとするが…。
特殊メイクによる死体の傷やただれのリアルな表現にも注目。

-

●Bプログラム(8月24日(土)14:30~/25日(日)10:00~)

『怪奇大作戦』

「恐怖の電話」
(放送:68年/25分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守 特殊技術:大木淳
出演:桜井浩子、金内喜久夫、武藤英司 他
ある夜、滝口家に1本の電話がかかってきた。娘の令子が父に電話を取り次ぐが、父の体は瞬く間に炎上し、焼死体と化した! その後、再度令子の目の前で、人体発火事件が起こる。
「ウルトラマン」でテーマ性と映像美に秀でた作品を制作した、実相寺昭雄監督&佐々木守脚本による傑作。

「死神の子守唄」
(放送:68年/25分/16ミリ/カラー/円谷プロ)
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守 特殊技術:大木淳
出演:深山ユリ、戸浦六宏、草野大悟 他
「10人の娘が旅に出た…滝に打たれて一人目が死んだ…」新人歌手の歌詞のとおりに次々と起こる殺人事件。被害者の死体からは放射能が検出され、科学の世界では未だ謎とされているスペクトルG線が犯行に使われたことが推測された。
事件の裏に隠された哀しい動機とは? 重いテーマを掲げた社会派ドラマ。

「呪いの壺」
(放送:69年/25分/16ミリ/カラー/円谷プロ)
監督:実相寺昭雄 脚本:石堂淑朗 特殊技術:大木淳
出演:花ノ本寿、北村英三、浮田左武郎 他
京都で奇怪な事件が発生した。縁側で老人が骨董の壺をのぞき込んだところ、視神経が焼かれ絶命したのだ。京都府警の依頼を受け、町田警部と共に府警の鑑識を訪れたSRIのメンバーの前に、日野という一人の青年が現れた。古美術商で働く彼は、被害者が全員、自分の店の得意先だったことを明かす。
石堂淑朗の脚本と実相寺演出が冴え渡るシリーズの頂点。

「京都買います」
(放送:69年/25分/16ミリ/カラー/円谷プロ)
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守 特殊技術:大木淳
出演:斉藤チヤ子、岩田直二、佐藤祐爾 他
京都の寺院で仏像が消失する事件が発生。牧は考古学の権威・藤森博士を訪ね、博士の助手・美弥子と出会う。その夜、美弥子は盛り場で「京都を売って下さい」というビラを配っていた。美弥子は、仏像の美しさを分からない人々から京の都を買いたいのだという。
詩情たっぷりに描かれる出会いと別れ。『怪奇大作戦』でもっともファンに愛されている作品。

『恐怖劇場アンバランス』

「サラリーマンの勲章」
(放送:73年/48分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:満田かずほ 脚本:上原正三 原作:樹下太郎『消失計画』
出演:梅津栄、冨士眞奈美、津島恵子、横山リエ 他
平凡なサラリーマンの犬飼は、課長に昇進して初めて出席する管理職の早朝会議に遅刻し、一度は会社に行くものの引き返してしまう…。
シリーズの中では珍しく殺人事件も怪現象も起こらないが、主人公の心理が緻密に描かれ、現実味あふれるスリルを味わえる傑作。冨士眞奈美、津島恵子、横山リエと女優陣も豪華。

「墓場から呪いの手」
(放送:73年/48分/16ミリフィルム/カラー/円谷プロ)
監督:満田かずほ  脚本:若槻文三
出演:山本耕一、牧紀子、松本留美 他
桑田は別れ話のもつれで恋人の久美を殺してしまう。遺体をバラバラにし様々な場所に捨て証拠隠滅を図るが、次々に不思議な出来事が起きる…。
円谷プロらしい動く手のギミックを駆使した作品。

怪奇と恐怖の饗宴_チラシなか面_HP用0528修正.jpgチラシなか面

●【怪奇大作戦#7】青い血の女©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「青い血の女」©円谷プロ

●【怪奇大作戦#12】霧の童話©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「霧の童話」©円谷プロ

●【怪奇大作戦#14】オヤスミナサイ©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「オヤスミナサイ」©円谷プロ

●【怪奇大作戦#16】かまいたち©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「かまいたち」©円谷プロ

●【アンバランス#4】仮面の墓場©円谷プロ_HP用.jpg『恐怖劇場アンバランス』「仮面の墓場」©円谷プロ

●【アンバランス#9】死体置き場の殺人者-2©円谷プロ.jpg『恐怖劇場アンバランス』「死体置場(モルグ)の殺人者」

●【怪奇大作戦#4】恐怖の電話©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「恐怖の電話」©円谷プロ

●【怪奇大作戦#5】死神の子守歌©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「死神の子守唄」©円谷プロ

●【怪奇大作戦#23】呪いの壺©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「呪いの壺」©円谷プロ

●【怪奇大作戦#25】京都買います©円谷プロ_HP用.jpg『怪奇大作戦』「京都買います」©円谷プロ

●【アンバランス#10】サラリーマンの勲章©円谷プロ_HP用.jpg『恐怖劇場アンバランス』「サラリーマンの勲章」©円谷プロ

●【アンバランス#12】墓場から呪いの手-2©円谷プロ.jpg『恐怖劇場アンバランス』「墓場から呪いの手」©円谷プロ

怪奇大作戦.jpg『怪奇大作戦』©円谷プロ

恐怖劇場アンバランス.jpg『恐怖劇場アンバランス』©円谷プロ  青島幸男

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