PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
終了しました
東京オペラシティ リサイタル シリーズ 松田 弦 ギターリサイタル 「B→C バッハからコンテンポラリーへ」
2016年11月05日[土]
クラシックギター界の次代を担う一人。
日時:2016年11月5日(土)開演19:00 (開場18:30)
会場:高知県立美術館ホール
入場料(全席自由]):一般 前売2,000円・当日2500円
学生(高校生以下)前売1,000円・当日1,500円
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引。(ローソンチケットでは割引なし)
*未就学児入場不可
前売券販売所:
高知県立美術館ミュージアムショップ Tel. 088-866-8118
高新プレイガイド Tel. 088-825-4335
高知大丸プレイガイド Tel. 088-825-2191
高知市文化プラザミュージアムショップ Tel. 088-883-5052
ローソンチケット Tel. 0570-084-006(Lコード62942)
主催:(公財)東京オペラシティ文化財団/高知県立美術館
協賛:日本生命保険相互会社
後援:高知新聞社 RKC高知放送 KUTVテレビ高知 エフエム高知 KSSさんさんテレビ KCB高知ケーブルテレビ 高知シティFM放送
概要
期待の逸材が、ギターの持つ幅広い表現を追求する一夜。
「B→C(ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)」とは、実力ある若手日本人演奏家が、 「B」=バッハ作品と「C」=現代曲を軸に、独自のプログラムを組むリサイタル・シリーズ。
1998年のスタートから既に180回を超え、東京オペラシティの名物企画として、常に音楽ファンの注目を集めています。若きアーティスト達の才気溢れる個性と音楽性を大胆に浮き彫りにする人気シリーズを高知で初開催。更なる出会いの場を広げています。
ワールドミュージック系ミュージシャン?!と見紛いそうなドレッドヘアのギタリスト・松田弦。16歳からクラシックギター一筋で、2009年の東京国際ギターコンクール優勝者です。「よりよい音楽を生み出すためのモチベーションを最大限に高められるコンクールが大好き」と語り、これまで国内外8つのコンクールで1位を得てきました。そんな彼の持ち味は、透明感あふれる美しい音色と抜群のテクニック。近年はヨーロッパで音楽武者修行を、日本ではソロやデュオCDをリリースし、さらに昨年は朴葵姫ら同世代の仲間と、タレガ・ギターカルテットを結成するなど、新たな可能性をどんどん拡げています。
その“新しい可能性”はこのリサイタルでもキーワード。“小さなオーケストラ”とも喩えられる、ギターならではの多彩な音色と表現に加え、さまざまな奏法も駆使し、新たな表現や可能性を求めたいという、彼の強い思いが込められています。前半はいわば変化球モード。膝上で爪弾くシェルシの曲は今回アコースティックギターで。バッハのソナタは変則チューニングでバロック的な響きを求め、カンペラ作品ではギターのパーカッシヴさを存分に伝えます。一転、後半はクラシックギターとしての魅力がたっぷり。そしてギターの美しい響きを最後に味わい尽くしてほしいと、締めくくりに武満徹《森のなかへ》を。エキサイティングな魅力から、静寂の中に消える美しい余韻まで、聴きごたえたっぷりです。
プログラム
シェルシ:《コタ――シヴァ神の3つの踊り》から第1曲(1967)
G. Scelsi:Ko-Tha, Trois Danses de Shiva pour guitare traitée comme instrument de percussion,
I(1967)
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
J. S. Bach:Sonata for solo violin No.3 in C major, BWV1005
カンペラ:パーカッション・スタディI(1989)
A. Kampela:Percussion Study I(1989)
J. S. バッハ:リュート組曲 イ短調 BWV995
J. S. Bach:Suite for lute in A minor, BWV995
ヒナステラ:ギター・ソナタop.47(1976)
A. Ginastera:Sonata for guitar, op.47(1976)
武満徹:森の中で――ギターのための3つの小品(1995)
T. Takemitsu:In the Woods: 3 Pieces for guitar(1995)
*曲目は変更になる場合がございますのでご了承ください。
プロフィール
松田 弦 クラシックギター
Gen Matsuda(Classical Guitar)
高知県出身。16才からクラシックギターを始める。高知県立岡豊高等学校音楽コースギター専攻科卒。早稲田大学教育学部卒。
2009年、第52回東京国際ギターコンクール第1位、第9回アジア国際ギターコンクール(タイ、バンコク)第1位を始め、2000年~2009年までに国内外7つのコンクールで第1位受賞。2013年、アントニー国際ギターコンクール(フランス)第1位、合わせて課題曲賞と聴衆賞を受賞。第12、15、16、17、21回JGAギター音楽祭に出演。
2007年に初のソロ・リサイタルを行う。2009年、ファースト・アルバム『GENIUS』発売。2011年、新井伴典氏とのデュオ・アルバム『夏の列島』発売。2013年発売のアルバム『弦想~gen-soul~』でキングレコードよりメジャー・デビュー。『レコード芸術』誌にて特選盤となる。 2014年キングレコードより2枚目のアルバム『esperanza』をリリース。続けて『レコード芸術』誌にて特選盤となる。
これまでに日本各地を始め、オーストリア、ドイツ、タイ、フィリピンなどでもリサイタルを行う。クラシック以外のアーティストとの共演も多く、活動の幅を広げている。これまでに松居孝行、村治昇、新井伴典の各氏に師事。2011年より、フランス、ストラスブール音楽院にて、アレクシス・ムズラキス、今村泰典の両氏に師事した。現在ウィーン在住。また、クラシックギターの魅力を伝えるための演奏会を高知県下の小中学校を中心に行っている。
オフィシャルサイト http://www.matsuda-gen.com
◆ワークショップ
松田弦によるギター・ワークショップ&ミニコンサート
日程:2016年8月23日(火)10:00~12:00 (開場9:30)
会場:高知県立美術館ホール
料金:無料(予約不要、先着順、満員の場合は入場をお断りさせていただきます)
ワークショップ(見学可)
10:00~ 3名(各30~35分)※参加者は決定済です
ミニコンサート(15~20分)
曲目:未定
出演:松田弦/新井伴典