PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
終了しました
高知ライブエール・プロジェクト
開館27周年野外イベント
空を駆けるサーカス
2020年11月03日[火]
日時:2020(令和2)年11月3日(火・祝) 12:00 / 14:00
会場:高知県立美術館 外庭
料金:無料
ライブ配信はこちら! https://youtu.be/FFsZPPg8zHA
※トラス機材の都合により、当日は6m台サイズのトラスを使用して上演いたします。
注意事項:
・本作は、野外で、かつ立ち見でご覧いただく公演です。天候に合わせた服装でお越しください。
・お連れ様以外の方とは十分な距離を取ってご鑑賞ください。
文化庁令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「JAPAN LIVE YELL project」
主催:文化庁、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、高知県立美術館
製作:瀬戸内サーカスファクトリー、高知県立美術館
2020年11月3日放送のさんさんテレビ「PRIMEこうち」の番組内にて、当日の公演の様子が紹介されました。同日夜には「NEWS 23」でも同公演のライブ配信の様子も紹介されました。
公演概要
「空を駆けるサーカス」は、その名のとおり、空を仰ぎみるように、高い空中をアーティストたちが自在に動き回る“エアリアル”という技を駆使した創作サーカス公演です。
演出は、京都を舞台に国内外の多くのファンをもつ「ギアーGEAR-」などで人気を集める岡村渉。自身もパントマイムアーティストであり、美術を学んだ岡村が高知県立美術館の開館27周年記念のサーカス公演を演出するのは必然の出逢いだったかもしれません。
出演は、カナダのシルク・ドゥ・ソレイユほか、世界でひっぱりだこの活躍を見せるエアリアル・アーティストの品川瑞木。オーストラリアの国立サーカス学校で空中ブランコを学んだサカトモコは今回、スタティック・トラピーズという空中ブランコの王道を上演します。
ジャグリングや高一輪車など多彩で高度な演技で魅了する吉川健斗、唯一無二のスタイルで大旗を振る麻風、そして地元で様々なアクションをしながらジャグリングで地域をひらいていく松葉川健一。
11月3日にどんな風景が現れるのか、ご期待ください!
クレジット
演出・出演:岡村渉(WAO!!)
出演:サカトモコ/品川瑞木/麻風/松葉川健一/吉川健斗/
リガ―:株式会社CARRIQ INDUSTRIES
舞台監督:村上裕二
サーカスプロデュース:田中未知子(瀬戸内サーカスファクトリー)
サーカス制作:奥村優子
ライブ配信:KUTVテレビ高知
アーティストプロフィール
■演出
岡村渉(WAO!!)
大阪芸術大学芸術学部美術学科卒。海外で観たストリートパフォーマンスがきっかけでマイムに興味を持ち、2008年よりいいむろなおき氏に師事。以後、いいむろなおきマイムカンパニーの舞台作品や学校公演に出演。また、マイムユニット「MIME+(ミメット)」や、他ジャンルを組み合わせたパフォーマンス集団「レシオ-ratio-」では脚本・演出・振付を手掛け、複数人での言葉を使わない舞台表現を創作。その他にも、誰でも気軽に楽しめる大道芸パフォーマンス「パントマイムコメディWAO!!」など、様々な場所で表現活動を行い、言葉に頼らないエンターテイメントパフォーマンスの楽しさと魅力を伝えている。
■出演
WAO!!(岡村渉)(パントマイム、クラウン)
おもちゃ箱から飛び出したドタバタコメディークラウン!!見えない壁やロープといった有名なマイムテクニックを使って表現するオモシロおかしいパントマイムの世界♪カバンが突然止まったり、開いた傘で宙を舞う???壁にぶつかり雨に打たれて風にも飛ばされ…踏んだり蹴ったりな毎日だけど、みんなに笑ってもらうことで今日も元気いっぱいに駆け回る!!
サカトモコ(空中ブランコ)
桐朋学園大学芸術科・演劇専攻卒業。在学中、パントマイムやダンスなどの身体表現に没頭し、役者としての舞台出演を経てフィジカルアートの方面へ進む。2007年渡豪しエアリアルシアターで空中芸を学び、翌年National Institute of Circus Art(NICA)の入学オーディションに合格。スウィンギングトラピーズとフットジャグリングを専攻し、サーカストレーニングを3年間修業。卒業後VIC州をツアーし、キャバレーやファミリーサーカスでの出演を経験し帰国。2011年、木下サーカス入団。エアリアルリング、スパニッシュウェブの演目で日本を巡業する。2015年からフリーランスとして活動し、瀬戸内サーカスファクトリー、クロワッサンサーカス、やなぎみわ演出野外劇「日輪の翼」等に出演。
品川瑞木(エアリアル・アーティスト)
1997年東京生まれ。幼少期、アニメ「カレイドスター」を見て「サーカス」を知り、2011年より空中芸を始める。本場のサーカスを学ぶため日本を飛び出すことを決意し、2015 年よりカナダ・モントリオールのサーカス学校、École nationale de cirque Montrealにて、エアリアル・ティシューを学ぶ。卒業を前に、憧れのシルク・ドゥ・ソレイユからのオファーを受ける。2018年10月、フリーランスのエアリアル・アーティストとして活動を開始。サーカスの世界に留まらず様々なエンターテイメントショー、プロモーションなどに活動の幅を広げる。2019 年には、フランスで開催されるサーカスの世界大会「Cirque de Demain」に出場。この大会史上、エアリアル・アーティストとして初の快挙となるブロンズ賞を獲得。現在は世界のサーカスカンパニーをはじめ様々な方面からオファーが殺到し、シルク・ドゥ・ソレイユやCirque Éloize、7 fingersなどの作品にも多数出演。2020年は、プロのエアリアル・アーティストとしてのデビュー5周年にあたる。サーカスへの出演はもちろん、何にでもトライする姿勢が逞ましく、今後の活躍に目が離せない、強く美しいエアリアル・アーティストである。
麻風(大旗)
大旗遣い。十四歳で大旗と出会い、独学で表現を磨く。森羅万象、あらゆる自然事象を手本とし、一枚の布から立体的且つ自然的な曲線美や揺らぎを織り成す。高知県在住。主な出演は2018年 越後妻有大地の芸術祭・日仏共同製作「Fil de Cocon〜夏の夜を、つむぐ糸」、2019年 この地球に生まれてvol2「the Nest」(香川、神奈川、東京、福島ほか)、瀬戸内サーカスファクトリー「la vigne」フランスツアー、日仏共同作品「samurai noir」(仏領ギアナ)など。
松葉川健一(ジャグリング)
高知県四万十町在住。ジャグリング・マジックを主体としたサーカスアーティスト。地域密着型パフォーマー・四万十川のほとりに住むサーカスアーティストを自称し、大道芸やフィジカルアート、他ジャンルパフォーマーとの共作はもとより、ジャグリング教室や表現のWS、地元を巻き込んだアートプロジェクトのプロデュースも手がける。居住する地域名である「松葉川」を芸名にいただき、地域に根を張るパフォーマーを目指し活動中。
吉川健斗(高一輪車、ジャグリング)
日本で唯一のサーカス学校、沢入国際サーカス学校を卒業。4年間の在学期間で身に付けた、クラシカルなジャグリングが評価されている。代表的な演目は「ラージボールジャグリング」。技とアイデアを織り交ぜ、ハートフルな空間を作り上げる。2018年に卒業した後、2年間で3つのパフォーマンスコンテストで優勝。言葉を使わないパフォーマンスで、2019年からは海外にも活躍の場を広げている。
お問い合わせ先
高知県立美術館 企画事業課
〒781-8123 高知県高知市高須353-2
電話番号:088-866-8000(9:00~17:00)