PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
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秋の定期上映会 美術館と繋がる大切な宝物
2016年11月19日[土] - 2016年11月20日[日]
上映日:2016年11月19日(土)20日(日)
会場:高知県立美術館ホール
入場料:前売1日券 1,000円 [当日券1,200円] (税込)
*年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。(ローソンチケットは割引対象外) ※割引料金前売券700円(当日券840円)
主催:高知県立美術館
後援:NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
今回は、07年に「タイ映画の異才-アピチャッポン・ウィーラセタクン監督特集」で来館したアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の新作「光りの墓」(15年)と、11年に「フレデリック・ワイズマンのすべて」で来館したフレデリック・ワイズマン監督の新作「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」(14年)、そして11年に「ようこそ、アート映画へ」の中で上映した「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」(08年)の続編となる「みんなのアムステルダム国立美術館へ」(14年)の3作品を上映します。
アピチャッポン監督は、来館後「ブンミおじさんの森」(10年)で、カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)を受賞するなど国際的に高く評価される監督になりました。
そしてワイズマン監督は、11年の特集上映時に当時の最新作「ボクシング・ジム」(10年)を披露し、その後「クレイジー・ホース・パリ 夜の宝石たち」(11年)、「At Berkeley」(13年)を公開し、休む間もなく今回の新作を撮り上げました。
また04年から改修工事に入ったアムステルダム国立美術館は、08年の再オープンを目指しましたが様々な問題によりオープン出来ず。その後、美術館はどうなったのかを描いた続編も上映します。
美術館と映画が繋がる大切な宝物をぜひお楽しみください。
上映スケジュール ※両日とも同じ作品。1日券で3本ともご覧いただけます。
11月19日(土)20日(日) 開場9:30 |
10:00~12:02 (両日とも) 「光りの墓」 (122分) |
13:00~14:37 (両日とも) 「みんなのアムステルダム国立美術館へ」(97分) |
14:50~17:51 (両日とも) 「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」(181分) |
上映作品
(15年/122分/BD)
撮影:ディエゴ・ガルシア
出演:ジェンジラー・ポンパット・ワイドナー、ジャリンパッタラー・ルアンラム
かつて学校だった病院で原因不明の“眠り病”にかかった男たちがベッドで眠っている。病院を訪れた女性は、面会者のいない“眠り病”の青年の世話をはじめ、眠る男たちの魂と交信する特殊な力を持つ若い女性と知り合う・・・。
アピチャッポン監督の故郷、タイ東北部イサーン地方を舞台に撮影が行われ、空や水や雲にも霊が宿り、人々はスピリチャルな空気の中で生きる。幾重にも重なった土地の記憶と愛の記憶が、言葉にできない感動を生む大傑作。
(14年/97分/BD)
19日(土)20日(日)とも 13:00~14:37
撮影:サンダー・スヌープ、グレゴール・メールマン
出演:アムステルダム国立美術館のスタッフ、ロナルド・デ・レーウ、ビム・パイベス
19日(土)20日(日)とも 14:50~17:51
撮影:ジョン・デイヴィー
出演:ナショナル・ギャラリーのスタッフ他、エドワード・ワトソン、リアン・ベンジャミン
少数のスタッフを率い、独自の手法で世界を驚嘆させるドキュメンタリー映画を50年近くも発表し続ける巨匠ワイズマン監督の最新作。
ダ・ヴィンチ、ルーベンス、ターナー、ミケランジェロ、カラヴァッジオ、レンブラント、フェルメール、モネ、ドガ、ゴッホなどの西洋絵画の傑作がずらりと揃う「名画の宝庫」。ロンドンの中心、トラファルガー広場にあり年間500万人以上が訪れる美術館の秘密にワイズマン監督が迫る。