PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画

2021:09:24:20:18:19:2021:09:25:00:00:00終了しました

文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業 いとなむ Washi+Performing Arts? Project vol.6
演出・振付 鈴木竜 × 音楽 棚川寛子

2021年09月24日[金] - 2021年09月25日[土]

日時:2021年9月24日(金)19:30開演(19:00開場)※アフタートークあり
       9月25日(土)15:00開演(14:30開場)

会場:土佐市複合文化施設つなーで ブルーホール (土佐市高岡町乙3451−1)

料金:一般前売2,000円(当日2,500円)
   高校生以下前売1,000円(当日1,500円) ※土佐市在住小中高校生無料特典あり
    ※全席自由・税込
   ※未就学児のご入場はご遠慮ください

チケット販売所:高知県立美術館ミュージアムショップ/土佐市複合文化施設つなーで/いの町紙の博物館/楽器堂

チケット予約・お問い合わせ:
 ・メール washiplustheater@gmail.com
 ・ショートメッセージ 090-9775-9504
  ①氏名 ②枚数 ③日時 ④チケットの種類 ⑤電話番号をご記入ください

《土佐市在住小中高校生無料特典予約方法》
土佐市複合文化施設つなーで 電話 088-852-2111 または
メール chuuou@city.tosa.lg.jp にてお申し込みください。
①公演日 ②氏名 ③生年月日 ④住所 ⑤学校名 ⑥電話番号をお伝えの上、お申し込みください。(受付時間:平日9時−17時)
※先着順のため予定枚数に達し次第終了となります

主催:高知県立美術館、Washi+、La forêt、公益社団法人全国公立文化施設協会
共催:土佐市教育委員会
企画制作:Washi+、La forêt
協力:尾崎製紙所、尾﨑伸安、田中求(高知大学教授)、鹿敷製紙株式会社、(株)四国わがみ、いの町立神谷小中学校、高知県立紙産業技術センター
後援:高知県教育委員会、いの町紙の博物館、(社)高知県製紙工業会、高知県​手すき和紙協同組合​

-新型コロナウィルス感染症対策のためのお願い―
・会場に入られる際は、マスク着用、手指消毒、検温、また、当日の体調・氏名・ご連絡先などの確認事項のご記入にご協力をお願いします(本イベントで感染者が確認された場合、保健所などへ情報提供する場合がございますので予めご了承ください)
・当日、体調の優れない方はご参加をご遠慮ください
・状況によってはイベント内容の変更・中止の可能性もございます。予めご了承ください

https://washiplus.wixsite.com/home

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コンテンポラリーダンス界で注目を集める振付家・ダンサーの鈴木竜と、舞台音楽家として世界を舞台に活躍する棚川寛子がタッグを組み、「土佐和紙」をテーマにした新しい舞台芸術作品の創造に挑みます。

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演出・振付|鈴木竜 ​

音楽|棚川寛子

出演|鈴木竜、井上貴子、植田崇幸、黒木佳奈、鈴木真理子、福盛進也

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鈴木竜 振付家/ダンサー

Dance Base Yokohama アソシエイトコレオグラファー。
横浜に生まれ、山梨・和歌山・東京で育ち、英国ランベール・スクールで学ぶ。ダンサーとしてアクラム・カーン、シディ・ラルビ・シェルカウイ、フィリップ・デュクフレ、平山素子、近藤良平、小㞍健太、夏木マリなど国内外の作家による作品に出演。振付家としても多数の作品を発表しており、国内外で上演されている。神楽坂セッションハウスより第3回セッションベスト賞を受賞。横浜ダンスコレクション2017コンペティションⅠでは、「若手振付家のためのフランス大使館賞」、「MASDANZA賞」、「シビウ国際演劇祭賞」を史上初のトリプル受賞するなど、大きな注目と期待を集めている若手振付家である。

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棚川寛子 舞台音楽家

演劇作品の音楽を作曲し、劇中で演奏する俳優への指導も併せて行う。フランスアヴィニョン演劇祭正式招聘作品として静岡県舞台芸術センター(SPAC)制作2014年「マハーバーラタ」、2017年「アンティゴネ」の音楽を担当。2017年、歌舞伎座での新作歌舞伎 尾上菊之助主演『極付印度伝マハーバーラタ戦記』の音楽を担当。2018年、フランス・コリーヌ国立劇場がシーズン開幕作を日本の劇団SPACへ委嘱した「Révélation 顕れ」の音楽を担当。他には小中学校、特別支援学校、児童養護施設等に於けるワークショップや、ポータブルな本格演劇「テーブルシアター」でも活動を続けている。しかし本人は正規の音楽教育を受けておらず、謂わばこの分野でのアウトサイダーアーティストとも言える稀有な存在である。

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ディレクターズノート

土佐和紙とは、一体なんなのでしょうか?

土佐和紙について学び、その深みを知れば知るほど、私には土佐和紙がわからなくなっていきます。確かに世間から土佐和紙と呼ばれている物体は存在するのですが、私にはそこに土佐和紙の本質を見出すことができないのです。

私は、土佐和紙とはひとつの生命なのではないかと考えています。

鴨長明は「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」と方丈記で書いています。流れる川は絶えることがありませんが、そこを流れる水は常に新しいものです。土佐和紙の営みも同じように時代を超えて綿々と受け継がれ、そこに関わる自然や人はとどまることなく変化し続けています。この1000年に渡る歴史の連続性と、製紙業に関わる様々な仕事に従事する人々による紙漉きの営みは、まるで新陳代謝を繰り返してその生命を維持する生き物のように私には感じられるのです。この生命性に、土佐和紙の本質は宿るのではないかと私は考えます。

私たちが土佐和紙と呼んでいるのは物質的な紙そのものではなく、それを生み出す土佐の自然、人、技術などで構成される紙漉きの営みの総体のことなのではないでしょうか。この土佐和紙の営みをダンス・音楽・テキストなど、身体を媒体とした様々な表現手法により生命体として舞台上に現出させ、土佐和紙の本質を問うことが今回のクリエーションを通して私が試みたいことであります。

『いとなむ』は、土佐和紙という生命のまだ誰も見たことのない新たな姿です。

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舞台監督|出口裕家 (有)イグジットオーガニゼイション
照明|中嶋敏雄 (株)四国舞台テレビ照明
音響|佐藤こうじ(Sugar Sound)
衣装|露口亜美(QUETICO)、惠美尚子(Soluz)
宣伝写真|深田名江
記録映像|志和樹果
記録写真|釣井泰輔
チラシデザイン|立木幹生

統括プロデューサー|浜田あゆみ

制作|山浦日紗子
制作補佐|辰己ゆり

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棚川寛子 (1).jpeg棚川寛子

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