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秋の定期上映会  ベルトルッチとイタリア名作選  平成25年度第63回高知県芸術祭共催行事

2013年11月23日[土] - 2013年11月24日[日]

上映日:2013年11月23日(土・祝)24日(日)

会場:高知県立美術館ホール


入場料:各プログラム券(2本立て)前売1,000円 当日1,200円

     
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持

者とその介護者(1名)は3割引です。割引料金一般前売700円 /当日一般840円

*身体障害者等割引前売券については、高知県立美術館ミュージアムショップ、高知県立

県民文化ホール、各プレイガイドで取り扱います。
*年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。

主催:高知県立美術館

後援:NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送

上映スケジュール 

11月23日(土・祝)
Aプログラム 開場9:30 
「殺し」10:00~11:32
(1962年/92分/モノクロ/ブルーレイ)
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
原案:ピエル・パオロ・パゾリーニ
出演:フランチェスコ・ルイウ、ジャンカルロ・デ・ローザ
ある日、テーベレ川のほとりで、殺害された娼婦の死体が発見される。警察は容疑者として、こそ泥、高利貸の男らを召喚。関係者達も取調室に呼ばれ証言していくが、それぞれ異なる証言が噴出し・・・。
犯人は誰で、一体何があったのか?
当時のイタリア映画史上最年少となる21歳でのベルトルッチ監督のデビュー作。

「革命前夜」 11:50~13:42
(1964年/112分/パートカラー/ブルーレイ)
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:アドリアーナ・アスティ、フランチェスコ・バリッリ
  ブルジョワ家庭の青年ファブリツィオは、マルクス主義に傾倒し、同じくブルジョア階級の婚約者との別れを決意する。しかし、親友の突然の死や若い叔母との叶わぬ恋を経て、自分の思想に疑問を覚えだす。
フランスの文豪、スタンダールの名作「パルムの僧院」を下敷きにしたベルトルッチの半自伝的作品。
1964年カンヌ国際映画祭新進批評家賞、1967年ナント国際映画祭マックス・オフュルス賞受賞。
 
                           
Bプロ 開場 14:30 
「ベルトルッチの分身」15:00~16:49
(1968年/109分/カラー/ブルーレイ)
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ピエール・クレマンティ、ティナ・オーモン、ステファニア・サンドレッリ
大学で演劇のクラスを受け持つ青年ジャコブはある夜、友人の若い男を突然ピストルで撃ち殺す。後日、ジャコブは何事もなかったかのように、教授の娘で恋心を抱いているクララの誕生日祝いに駆けつけるが、奇抜な振る舞いでパーティー会場から追い出されてしまう。その帰り道、自分の分身が大きな影となって彼の目の前に現われ、その日から“分身”との奇妙な共同生活が始まった・・・・。
ベルトルッチ初のオールカラー作品。


「孤独な天使たち」17:00~18:37
(2012年/97分/カラー/シネスコ/35mm)
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
原作:ニコロ・アンマニーティ
出演: ジャコポ・オルモ・アンティノーリ、テア・ファルコ、ソニア・ベルガマスコ
 周囲に馴染めず、少し風変わりで独りが好きな14歳のロレンツォは、ことあるごとに母親や学校に問題児扱いされている。ある日、彼は学校のスキー合宿に参加すると両親に嘘をつき、まる1週間、自宅アパートの地下室で好きな音楽と本だけに囲まれて暮らそうと計画する。しかし、至福の時間は、2日目にして美しくも奔放な異母姉オリヴィアの出現で一変する。
監督生活50周年を迎え、世界中が待ち望んだ10年ぶりとなるベルトルッチの最新作。


2013年11月24日(日)
Cプロ 開場 9:30 
「ひまわり」10:00~11:47
(1970年/カラー/107分/35mm)
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ
第2次世界大戦下、お針子のジョヴァンナは、徴兵前のバカンスでナポリを訪れていたアントニオと出会い恋に落ちる。2人は結婚するが幸せもつかの間、アントニオはソ連戦線へ送られてしまう。終戦後もひたすら夫の帰りを待つジョヴァンナは、やがてソ連まで捜索に出かけ、居所を探し当てるが、夫は命を救ってくれたロシア人女性との間に子供をつくり、幸せな家庭を築いていた。
戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を、名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督が情感豊かに描き出す。

「暗殺の森」12:00~13:53
(1970年/113分/カラー/ブルーレイ)
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、ドミニク・サンダ
若い哲学講師のマルチェッロは、少年の頃に体験した事件に今も苛まれていた。その苦しみから逃れるためファシズムに傾倒していく彼に、学生時代の恩師で、パリに亡命中のクアドリ教授を調査するよう密命が下る。ハネムーンを口実にパリに赴き、教授に接近したものの、教授の若き妻アンナに魅了されていく。
イタリアの作家アルベルト・モラヴィアの小説『孤独な青年』を基に、ベルトルッチが光と影、色彩の綾をなす官能的な映像美を作り上げた。

                         

Dプロ 開場 14:30 
「フェリーニの道化師」 15:00~16:32
(1970年/92分/カラー/ブルーレイ)
監督:フェデリコ・フェリー二
撮影:ダリオ・ディ・パルマ
音楽:ニーノ・ロータ
出演:フェデリコ・フェリー二、アニタ・エクバーグ
ある晩、寝ている少年の耳に、かすかな声が聞こえてくる。少年が目を覚まし、窓から外をみると、家の真向いに突如として巨大なテントが出現していた。翌日、少年は母親の制止の言葉に背いてテントの中を覗く。少年は、幼き日のフェリーニだった。サーカスを初めて見た少年時代の思い出をフェリーニは回想する。そして現代。かつての道化師たちを探しにフェリーニの旅が始まる。
20世紀最大の映画監督として君臨したフェリーニが、サーカスやクラウンへの憧景を描いたドキュメンタリー・ドラマ。

「ロベレ将軍」16:40~18:58
(1959年/138分/モノクロ/ブルーレイ)
監督:ロベルト・ロッセリーニ
撮影:カルロ・カルリーニ
音楽:レンツォ・ロッセリーニ
出演:ヴィットリオ・デ・シーカ、ハンネス・メッセマー
第二次世界大戦中の北イタリア。逮捕された詐欺師バルドーネは、ナチスの大佐から無罪放免と引き換えに、パルチザンの英雄ロベレ将軍になりすまし、ミラノの刑務所に潜り込んで囚人の中から組織の指導者を割り出す計画を持ちかけられる。彼は命令のままに将軍として刑務所に潜入するが・・・。
ネオレアリズモ映画の二大巨匠監督ロベルト・ロッセリーニとヴィットリオ・デ・シーカの最初で最後の協働作。
第24回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品
1960年度キネマ旬報ベストテン第4位

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