PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
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高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2013
クリエイション’13 国際共同製作
川口ゆい&高瀬アキ
カデンツァ-ピアノの中の都市vol.5/ノン・アンコールin血液のコンサート
2013年08月24日[土] - 2013年08月25日[日]
■カデンツァ-ピアノの中の都市vol.5
日時:8月24日(土) 開場18:30 開演19:00
会場:高知県立美術館ホール
入場料:一般前売2,000円 当日2,500円
学生前売1,000円 当日1,500円
出演:川口ゆい(ダンス)、高瀬アキ(作曲・ピアノ)
振付・舞台美術:川口ゆい
照明:ファビアン・ブライシュ
衣装:SADAK
制作:須知聡子
■ノン・アンコールin血液のコンサート
日時:8月25日(日) 開場18:30 開演19:00
会場:高知県立美術館(「塩田千春」展第2会場)
入場料:前売1,000円/当日1,500円
定員:100名程度
出演:川口ゆい(ダンス)、高瀬アキ(ピアノ)、塩田千春(美術)
前売券発売所:高知県立美術館ミュージアムショップ/高新プレイガイド/高知大丸プレイガイド/ローソンチケット 24日(Lコード66314) 25日(Lコード66315)※ローソンチケットのみ県外店舗でも販売しています
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。割引料金一般前売700円 /当日一般840円
*身体障害者等割引前売券については、高知県立美術館ミュージアムショップ、高知県立県民文化ホール、各プレイガイドで取り扱います。
主催:高知県立美術館
支援:文化庁 平成25年度劇場・音楽堂等活性化事業
後援:NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
製作:川口ゆい&高瀬アキ 高知県立美術館 Sophiensaele(ベルリン) The Luxemburg Philharmonic(ルクセンブルグ)
概要
カデンツァ-ピアノの中の都市vol.5
ノン・アンコールin血液のコンサート
「ピアノの中の都市」は、欧州を中心にめざましい活躍をみせる高知県ゆかりのダンサー・川口ゆいと、国際的に高い人気を誇るジャズピアニスト・高瀬アキによるデュオシリーズです。ベルリン在住の2人のアーティストの出会いは2007年。シリーズとしてこれまでに「カノン」(2007)、「フォルテ」(2008)、「タランテラ」(2009)、「シャコンヌ」(2011)をドイツを中心に発表してきました。変幻自在な高瀬のピアノに大胆に飛び込んでいく川口の伸びやかなダンス、東洋と西洋を巧みに行き来する世界観と、即興を交えた躍動的でユーモラスなダイアローグは、回を重ねるごとにその成熟度を増し、「空間建築家たち」「二人の別格アーティスト」と各メディアも絶賛、ダンス・音楽の両方のシーンから高い注目を集めています。
そして2013年、高知県立美術館では、シリーズ第五弾「カデンツァ」の国際共同製作を実施します。「ピアノの中の都市」のシリーズテーマ、都市の身体と音楽性の追求に加え「カデンツァ」では、秩序と即興のゲームをコンセプトに、いろいろな球体(ボール)のイメージがダンスや音に取り込まれ、激しいビートの応酬や流麗に交わる曲線の遊びが繰り広げられます。クラシックからアバンギャルドまで、あらゆる境界を軽々と飛び越えていく二人の達人の掛け合いは、新鮮な驚きに満ちたパフォーマンスとなることでしょう。
高瀬アキ、川口ゆい、塩田千春、3人共ベルリン在住で日頃から交流があることから、開催中の「塩田千春展―ありがとうの手紙」会場で、「ノン・アンコールin血液のコンサート」を披露します。
プロフィール
川口ゆい ダンサー・振付家
公式サイト http://www.mendora.com
「現在の最も注目すべきパフォーマーの一人」評され、精力的に活動中。2009年ballet-tanz誌(現Tanz)のダンサー・オブ・ザ・イヤーの一人に選出される。日本ではコンテンポラリーダンスのHアールカオスや山崎広太、平山素子の作品に出演する傍ら、 MEDIA DRIVE UNIT cell/66bのプロジェクトに振付・ダンスで参加、CMやミュージックビデオ、手塚眞や石橋義正監督の映像作品にも起用される。
2005年よりベルリンで活動をスタート。2006年横浜ソロxデュオ<competition+>審査員賞受賞。2010年、64本の蛍光灯を舞台装置として扱ったソロ、”アンドロポラロイド”を発表、21年の歴史を持つケルンタンツテアタープライズを受賞する。
2010年、4度の世界チャンピョンに輝くドイツを代表するブレイクダンスチームFlying Stepsと、オペラ演出家クリストフハーゲルによるクロスオーバープロジェクト"Red Bull Flying Bach"に、唯一の女性ダンサーとして創作段階から参加。作品はドイツのレコード大賞にあたる、”エコークラシック特別賞”を受賞。2011年ドイツ・ヨーロッパツアー、2012年は日本を含む世界16カ国でのツアーを行った。
身体の同時代性の探求はステージ以外でも進められ、慶應義塾大学の坂倉杏介氏、知覚研究者の渡邊淳司氏らとともに「HEREing Loss」「心臓ピクニック」などのプロジェクトを企画、実行している。
母親が高知出身。祖父が高知大(旧制高知高等学校)一期生で、校歌の作詞を担当し桂浜の龍馬像の横に石碑が建っている。
高瀬 アキ ピアニスト・作曲家
公式サイト http://www.akitakase.com
ヨーロッパを中心に世界各地のジャズ、即興音楽シーンで活躍しているピアニスト。『アメリカの穐吉敏子、ヨーロッパの高瀬アキ』と並び称せられ、海外で活躍し国際的評価を受けている数少ないジャズ音楽家である。1981年ベルリンジャズフェステイバルに招かれトリオ(森山 威男、井野信義)で出演。
1988年よりベルリン在住。同年音楽監督アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハと共に、ベルリンコンテンポラリージャズオーケストラを率いて演奏活動を開始。1997年秋から2000年冬までベルリンのハンス・アイスラー大学に客員教授として招かれ教鞭を執る。
1999年ベルリン新聞文化批評家賞受賞、SWRラジオ局2002年度最優秀音楽家賞、2004年ドイツ批評家賞ジャズ部門年間ベスト・レコード賞、2009年4期ドイツ批評家レコード賞(ルイ・スクラヴィスとのデュオ"Yokohama")を8度に渡って受賞。
現在主に活動しているユニットは” NEW BLUES”、 "LA PLANETE"、“PAUL KLEE“プロジェクト、 "KANON"トリオ、又デュオではアレキサンダー・フオン・シュリッペンバッハ、ルイ・スクラヴィス、ルデイ・マハール、ハン・ベニンクと共演。他に1999年より作家多和田葉子との”言葉と響き"デュオ・パフォーマンスを欧米、日本でも数多く公演。