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今後のイベント
秋の定期上映会
異才たちの宴
ポーと乱歩とビアズリー
関連企画:企画展「異端の奇才 ビアズリー展」
2025年11月15日[土] - 2025年11月16日[日]
上映日|2025(令和7)年 11月15日(土)・16日(日)
会 場|高知県立美術館ホール
入場料|【1プログラム券】前売1,200円/当日1,500円(税込) ※各プログラム入替制
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引。[割引料金]1プログラム券 前売840円/当日1050円(ローソンチケットは割引対象外)
*年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。
*企画展「異端の奇才 ビアズリー展」の半券提示で当上映会を前売料金(当日1,500円→1,200円)でご覧いただけます。
前売券販売所(予定)|*ローソンチケットのみ販売中。その他は9月初旬発売予定。
・高知県立美術館ミュージアムショップ
TEL. 088-866-7653 (9:00~17:00)
・金高堂書店本店(高知市帯屋町2丁目2-9)
TEL. 088-822-0161 (10:00~20:45)
・こうち生協 [コープよしだ(高知市吉田町6-6)/コープかもべ(高知市鴨部2-4-43)]
・ローソンチケット〔Lコード:62539〕※1プログラム券1枚で、各日Aプログラム・Bプログラムのいずれかをご覧頂けます ※ローソンチケットのみ県外でも販売しています
主催|高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
協力|株式会社ダッサイフィルムズ
後援|高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
お問い合せ|高知県立美術館 TEL 088-866-8000
企画概要
耽美でゴシックな画風で19世紀末のイギリスにセンセーションを巻き起こした画家、オーブリー・ビアズリー(1872-1898)。企画展「異端の奇才 ビアズリー展」にあわせ、関連した映画を上映します。
作品を描いたエドガー・アラン・ポー原作の3本のほか、ビアズリーの作品が登場する江戸川乱歩原作・丸山(美輪)明宏主演『黒蜥蜴』を上映します。ぜひ展覧会と併せてビアズリーの世界をお楽しみください。
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上映作品(各プログラム入替制) ※開場は上映の20分前
11月15日(土) | 11月16日(日) |
【Aプログラム】 12:00~13:07 13:20~14:47 |
【Aプログラム】 10:00~11:07 11:20~12:47 |
【Bプログラム】 15:15~16:16 16:25~17:31 |
【Bプログラム】 13:30~14:31 14:40~15:46 |
【Aプログラム】 18:00~19:07 19:20~20:47 |
【Aプログラム】 16:15~17:22 17:35~19:02 |
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■ Aプログラム(11月15日(土)①12:00~ ②18:00~/16日(日)①10:00~ ②16:15~)
①『アッシャー家の末裔』
1928年/67分/モノクロ/サイレント(音楽付)/フランス/BD
監督・脚本|ジャン・エプスタン 原作|エドガー・アラン・ポー
出演|マルグリート・ガンス、シャルル・ラミ、ジャン・ドビュクール
アッシャー家最後の当主に請われて、沼地の荒れ果てた館を訪ねた友人の老紳士。そこで見たのは、取りつかれたように妻の肖像画を描き続ける当主の姿だった...。
エドガー・アラン・ポーの『アッシャー家の崩壊』を主体に『楕円形の肖像』『リジイア』の3作品を元に映画化。若きルイス・ブニュエル監督が製作に協力し、サイレント映画末期にフランスで制作された怪奇幻想映画の傑作。ポーを特徴づけるテーマである、耽美や怪奇、生きながらの埋葬、死と再生などが見事に映像化されている。ビアズリーは、原作『アッシャー家の崩壊』のを題材に作品を描いている。
11月15日(土) ①12:00~13:07 ②18:00~19:07
11月16日(日) ①10:00~11:07 ②16:15~17:22
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②『黒蜥蜴』
1968年/87分/カラー/日本/35ミリフィルム
監督|深作欣二 原作|江戸川乱歩 原作戯曲|三島由紀夫
脚本|成沢昌茂 音楽|冨田勲 美術|森田郷平
出演|丸山(美輪)明宏、木村功、川津祐介、松岡きっこ、
西村晃、丹波哲郎、三島由紀夫
左腕に黒蜥蜴の刺青をした女怪盗“黒蜥蜴”。社交界の花形にして暗黒街の女王は、大阪の富豪・岩瀬家の秘宝「エジプトの星」と愛娘を狙って、大胆にも明智小五郎に挑戦状を叩きつける。妖艶で美しい黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎との宿命的な恋を描く。
江戸川乱歩の原作を三島由紀夫が戯曲化し、深作欣二が監督したスリリングにしてドラマティックな絢爛豪華エンターテインメント作品。主演の丸山(美輪)明宏が自らデザインしたものも多く含まれる煌びやかで美しい衣装も見所。ビアズリーの描いた『サロメ』などがセットとして使用され、妖しい雰囲気を一層盛り上げている。
11月15日(土) ①13:20~14:47 ②19:20~20:47
11月16日(日) ①11:20~12:47 ②17:35~19:02
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■ Bプログラム(11月15日(土)15:15~/16日(日)13:30~)
①『モルグ街の殺人』
1932年/61分/モノクロ/アメリカ/BD
監督|ロバート・フローリー 原作|エドガー・アラン・ポー
出演|ベラ・ルゴシ、シドニー・フォックス、レオン・ウェイコフ、ブランドン・ハースト
舞台は1845年のパリ。恋人同士のデュパンとカミーユがある見世物小屋に入ると、ミラクル博士という怪奇な人物が類人猿“エリック”を見世物にしていた。実はこの博士はエリックと人間の血液を融合させて異次元の血液を生み出そうとする狂気の科学者だった...。
エドガー・アラン・ポーの原作から着想を得ているが、フランケンシュタイン、キングコングなど様々な題材が混在するストーリー。怪奇俳優ベラ・ルゴシが狂気の科学者役を熱演している。監督はハリウッドB級怪奇映画の立役者、ロバート・フローリー。ビアズリーは原作を題材に作品を描いている。
11月15日(土) 15:15~16:16
11月16日(日) 13:30~14:31
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②『黒猫』
1934年/66分/モノクロ/アメリカ/DVD
監督|エドガー・G・ウルマー 原作|エドガー・アラン・ポー
脚本|エドガー・G・ウルマー、ピーター・ルーリック
出演|ボリス・カーロフ、ベラ・ルゴシ、デヴィッド・マナーズ、ジャクリーン・ウェルズ
第一次世界大戦後のハンガリー。精神科医ワーデガストは、オリエント急行で出会った新婚夫婦を伴い旧友の高名な建築家ポールジッグの屋敷を訪ねるが…。
『フランケンシュタイン』『ミイラ再生』のボリス・カーロフと『モルグ街の殺人』『魔人ドラキュラ』のベラ・ルゴシという二大怪奇スターが共演する、アメリカ初の心理ホラー。エドガー・アラン・ポーの名作にヒントを得て書き下ろされた脚本で、原作とはかなり相違がある。バウハウス様式の邸宅セットは、美術監督だったウルマーの面目躍如といえる素晴らしさ。ビアズリーは原作を題材に作品を描いている。
11月15日(土) 16:25~17:31
11月16日(日) 14:40~15:46
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予約制無料託児サービス
11月15日(土)11:45~15:00
11月16日(日)13:15~16:00
定員:各回10名 料金:無料(要上映会チケット)
対象:本上映会を鑑賞される方のご家族で、生後6ヶ月から就学前のお子さま
申込方法:お電話(088-866-8000)にて開催7日前までにお申し込みください
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関連企画
高知県立美術館 企画展「異端の奇才 ビアズリー展」
2025年11月1日(土)~2026年1月18日(日)
※12月27日(土)から1月1日(木・祝)は休館
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
英国の奇才、オーブリー・ビアズリーは、精緻な線描や白と黒の色面で代表作『サロメ』の挿絵などを描きました。25歳という若さで夭折しますが、その作品群は今なお多くの画家やデザイナーに影響を与えています。展覧会ではイギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の協力により、初期から晩年までの作品約200点を展示します。出世作のマロリー著『アーサー王の死』から後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』まで、初期から晩年までの挿絵や希少直筆の素描、彩色されたポスターや同時代の調度品などを通じてイギリスで花開いた退廃的で優美な世界をご覧ください。
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映画上映会とビアズリー展との相互割引
※企画展のチケット又は半券提示で当上映会を前売料金(当日1,500円→1,200円)、当上映会のチケット又は半券提示で企画展が団体割引料金(一般当日1,700円→1,360円、大学生当日1,000円→800円)でご覧いただけます。
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『アッシャー家の末裔』
『アッシャー家の末裔』
『黒蜥蜴』©1968 松竹株式会社
『黒蜥蜴』©1968 松竹株式会社
『黒蜥蜴』©1968 松竹株式会社
『黒蜥蜴』©1968 松竹株式会社
『モルグ街の殺人』
『黒猫』
『黒猫』