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春の定期上映会  高知県立美術館春の定期上映会

2012年05月20日[日]

上映日:2012年5月20日(日) 開場12:30

会場:高知県立美術館ホール
入場料:前売1日1,000円/当日1日券1,200円
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。割引料金一般前売700円 /当日一般840円
*身体障害者割引前売券については、高知県立美術館ミュージアムショップで取り扱います。
*年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。

主催:高知県立美術館

後援:NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送

13:00~15:20
「テザ 慟哭(どうこく)の大地」
(2008年 エチオピア=ドイツ=フランス アムハラ語・英語 カラー 35mm 140分)
監督・脚本 ハイレ・ゲリマ  

世界的に高い評価を受けるエチオピア出身の監督、ハイレ・ゲリマが祖国の激動の現代史を背景に描くヒューマンドラマ。1人の男性の波瀾の人生を通じて、権力の支配と格差に苦しむ1970年代から20年のエチオピアの光と影を映し出す。
1990年、エチオピアの小さな村に足を引きずった男・アンベルブルが帰郷する。20年前、彼は医師を志してドイツに留学し、同じ志を持つ仲間たちと夢を語らい、恋もしたが、酷い人種差別の現実も知ることになった。1980年代、帰国すると、母国は軍事独裁政権へと変わり、かつての帝政時代よりもさらに閉塞的な社会になっていた。全てに失望した彼が帰郷した村には、年老いた母親や彼女と同居するアザヌが待っていたが、兄をはじめ村の人々は彼に冷ややかな視線を向ける。
第65回ヴェネチア国際映画祭 金のオゼッラ賞(脚本賞)・審査員特別賞・SIGNIS賞受賞
第38回ロッテルダム国際映画祭Dioraphte賞受賞



ハイレ・ゲリマ Haile Gerima

1946年生まれ。エチオピアのゴンダール出身。
現在、アメリカ在住。ワシントンD.C. のハワード大学映画学教授。
アメリカおよび西半球に移住したアフリカ系移住者の課題と歴史を描いた作品を多く制作している。アフリカ人およびアフリカ系移住者自身の視点から描く作風が特徴的。
1976年に製作した代表作「三千年の収穫」(ロカルノ国際映画祭 銀豹賞)で、アフリカを代表する映画作家として知られるようになる。また「三千年の収穫」は2006年のカンヌ国際映画祭で完全修復され、プレミア上映された。
1983年に“Ashes and Embers”(1982)でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞(フォーラム部門)、1993年同映画祭コンペ部門に“Sankofa”(1993)を出品。

【フィルモグラフィー】
1971年 Hour Glass(短編)
1973年 Child of Resistance
1976年「三千年の収穫」Mirt Sost Shi Amit (Harvest: 3,000 Years)(1984年の国際交流基金アフリカ映画祭にて上映)
1979年 Wilmington 10 - U.S.A. 10,000(ドキュメンタリー)
1979年 Bush Mama
1982年 Ashes and Embers
1985年 After Winter: Sterling Brown(ドキュメンタリー)
1993年 Sankofa
1999年「1896 アドワの戦い」Adwa(2002年第6回東京アフリカ映画祭にて上映)
2008年『テザ 慟哭の大地』Teza

15:30~17:24
「ブンミおじさんの森 」
(2010年 イギリス、タイ、ドイツ、フランス、スペイン合作映画 タイ語114分 35mm カラー)
監督:アピチャッポン・ウイーラセタクン  

2010年のカンヌ国際映画祭で審査委員長のティム・バートンに絶賛され、パルム・ドールに輝いたタイ発の異色のファンタジー・ドラマ。死期の迫る主人公が、緑深い森の中で体験する不思議な物語を幻想的な映像で綴る。
タイ山間部のとある村。腎臓の病気で死を前にしたブンミおじさん。自分の余命が残りわずかである事を悟った彼は、死んだ妻の妹・ジェンを自分の農園に呼び寄せる。彼は死後の農園の管理を、ジェンに託すことにしていた。そんなある夜、19年前に亡くなった妻・フエイの霊が現われ、さらに、数年前に行方の分からなくなっていた息子も不思議な生き物の姿となって現れた。やがてブンミは、愛するものたちとともに深い森の奥へと入っていく・・・。
第63回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞
第35回トロント映画批評家協会賞外国映画賞受賞


アピチャッポン・ウィーラセタクン Apichatpong Weerasethakul

1970年 タイ・バンコク生まれ。
母国で建築士を務めた後、シカゴ美術大学で映画を学ぶ。自主製作のショートフィルムが世界中で話題になり、1996年の帰国後、アート映画の普及を目的とした非営利組織「プロジェクト301」の運営に関与。
1999年映画製作会社「キック・ザ・マシーン」設立。既存のシステムに属さず、アマチュアを多用し、
ドキュメンタリーとフィクションを往来する作品を多々発表。
2000年『真昼の不思議な物体』がバンクーバーや全州、山形の映画祭で受賞。
2002年の『ブリースフリー・ユアーズ』と2004年の『トロピカル・マラディ』が共に、「カンヌ映画祭」と「東京フィルメックス」で受賞。
2005年『世紀の光』がヴェネチアで大絶賛。
2010年『ブンミおじさんの森』が第63回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞

【フィルモグラフィー】                           
1993年 短編映像やショートフィルムを発表開始
2000年『真昼の不思議な物体』「バンクーバー国際映画祭」特別賞、
   「韓国・全州国際映画祭」グランプリ
   「山形国際ドキュメンタリー映画祭」インターナショナル・
   コンペティション優秀賞とNETPAC特別賞
   『幽霊の出る家』「イスタンブールビエンナーレ」出品、
   「イスタンブールビエンナーレ東京」展出品
2002年『ブリスフリー・ユアーズ』「カンヌ映画祭」ある視点部門グランプリ、
   「東京フィルメックス」最優秀作品賞
2003年『アイアン・プッシーの大冒険』「東京国際映画祭」招待
2004年『トロピカル・マラディ』「カンヌ映画祭」審査員特別賞、
   「東京フィルメックス」最優秀作品賞
2005年『世紀の光』「ヴェネチア映画祭」招待
2010年『ブンミおじさんの森』でカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞
     アジア・アート・アワード受賞
 

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