PERFORMANCE & FILM 舞台芸術 & 映画
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高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2011
舞台公演シリーズVOL.65
プロジェクト大山「キャッチ マイ ビーム」
平成23年度優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
2011年09月11日[日]
トヨタ コレオグラファーアワード2010「次代を担う振付家賞」受賞者 古家優里による公演!
日時:2011年9月11日(日)
開場13:30 開演14:00(60分)
会場:高知県立美術館ホール
入場料:前売2,000円/当日2,500円(全席自由)
身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者とその介護者1名は3割引です。 身体障害者手帳割引前売券については、高知県立美術館ミュージアムショップで取り扱います。
前売券発売所:高知県立美術館ミュージアムショップ、高新プレイガイド、高知市文化プラザミュージアムショップ、高知大丸プレイガイド、ローソンチケット(Lコード64721)
主催:高知県立美術館
制作協力:ROCKSTAR
協力:高知県トヨタ販売会社グループ
後援:高知新聞社、RKC高知放送、NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
協賛:トヨタ自動車株式会社
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団
支援:平成23年度優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
概要
次代を担う才能の発掘・育成支援を目的に設立されたトヨタ コレオグラフィーアワードで2010年に「次代を担う振付家賞」を受賞した古家優里が解き放つ、コンテンポラリーダンスの魅力。現在もっとも注目を浴びる若手カンパニー、プロジェクト大山がきっちりとしたフォルムの中にもユーモアを織り交ぜたパフォーマンスをお魅せします。
トヨタ自動車株式会社のサイトにも情報掲載されています。
Channel Jにて受賞から東京公演に至るまでのインタビュー映像が配信されています。
金沢21世紀美術館ポッドキャスティング「まるびい」にて古家さんのインタビュー掲載中!作品への想いが語られています。
ディレクターズノート
高知。
2007年、「踊りにいくぜ!!VOL.8」で初めて高知に来ました。
大学を卒業してすぐに結成したプロジェクト大山にとって、初めての大舞台です。
そう、高知の美術館のホールは広い!!広かった!!
『てまえ悶絶』という作品を上演しましたが、舞台上をたっぷりと使って踊れる快感とともに、ダンサーとしての未熟さを実感する舞台でもありました。
あれから4年。私たちは有難い賞をいただいて、メンバーも当時の倍になり、アラサーにもなりました。相変わらず、いえ、いっそう悶絶しながら踊っています。
そして踊り続けるかぎり、いっしょう、悶絶するでしょう。
またこの舞台で踊れることに感謝して、精一杯、ビームを送ります!
古家 優里
構成・演出・振付:古家優里
出演:加藤未来 境真理恵 田上和佳奈 辻慈子 西田沙耶香 長谷川風立子 古家優里 松岡綾葉 三浦舞子 三輪亜希子
音楽:武田直之
舞台監督:筒井昭善
照明:しもだめくみ
音響:原嶋紘平(SONIC WAVE)
衣装:坂本千代
ツアー情報
東京公演
日程:8月5日、6日
会場:シアタートラム
主催:プロジェクト大山
金沢公演
日程:10月29日、30日
会場:金沢21世紀美術館シアター21
主催:金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]
プロフィール
プロジェクト大山とは古家優里を中心とした護国寺系ダンスカンパニー。全メンバー女性。全メンバーお茶の水女子大学卒の経歴を持つ。2009年横浜ダンスコレクションRにて「審査員賞」受賞。2010年トヨタコレオグラフィアワードにて「次代を担う振付家賞」を受賞。南仏ニームで開催されるL'EXPERIENCEJAPONAISEに参加。「JCDN踊りに行くぜ!!Vol.8」のグループ部門に選出され、大分、高知、淡路島公演を行い、その東京公演はシアターテレビでも放映された。主宰の古家優里は2010年NHK紅白歌合戦にダンサーとして出場。中田ヤスタカプロデュースMEG『SKIN』PV出演振付を担当。郷ひろみ新曲「笑顔にカンパイ」PV出演。
応援メッセージ
昨年の最終審査会、私が一番きになっていた古家優里さんの作品がみごと「次代を担う振付家賞」を受賞。抽象的な仕草と具体的な動きが溶け合って、ファニーでキュートなムーブメントとなって立ち上がり、見るものを飽きさせない「キャッチ マイ ビーム」が、今回さらにブラッシュアップされるのを期待しています。
野村万斎 世田谷パブリックシアター芸術監督
彼女たちの新しさは、躊躇なきエネルギーの放出だ。慎重な内的表現に背を向けて、生への欲望を貪欲に噴出させる。女子の肉体が、こんなにも図々しくそこに存在する様を、こんなにもキッチュに表現された群舞に、私は未だかつてお目にかかったことがない。その力強さは、まさに女子による精子の乱舞。短パン姿で客席に背を向けて正座する、頭隠して尻隠さず、そのふてぶてしさに並々ならぬ底力を感じるだ。
白井晃(演出家・俳優)
「ダンスを志す」って、カンタンなようでムズカシイこと。 いつまでも続けたいと思いつつも、生活が、人生が、じゃましたりする。 「いつでもできるから」と思っているとどんどん遠ざかっていく。 「がんばるぞ!」と思うとまた遠ざかっていく。
それは「仲間」と似ているかもしれない。 「大山」は不思議な集まりだ。僕たち世代とは、また違う「仲間」なのだと思う。
その「彼女たち」の出番がとうとうやってきた。きちゃった! そんで本当のはじまりは、これからなのだと思う。ひさびさ、楽しみにしている。
今年の夏は 大いに「大山の情熱」をあびたいと思っている。 よろしく!
コンドルズ主宰 近藤良平