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高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2011 ベトナム水上人形劇 ベトナム伝統の舞台芸術 ベトナム水上人形劇団来高!

2011年08月02日[火]

会場:高知県立美術館中庭 (雨天決行)
日時:平成23年8月2日(火) 開場18:00/開演19:00
入場料:一般前売1,000円 当日1,500円
小学生以下500円(前売・当日とも) 
身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者とその介護者1名は3割引です。 
一般前売 700円 一般当日 1,050円
小学生以下以下350円 
身体障害者手帳割引前売券については、高知県立美術館ミュージアムショップで取り扱います。
 

主催:高知県立美術館

支援:平成23年度優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業 

助成:

招聘・コーディネイト:株式会社笑う猫

ベトナムの農民達が自然環境と農耕生活基盤を利用して創造したベトナム水上人形劇の公演を、高知県立美術館の中庭で開催します。ベトナム水上人形劇は伝統的な舞台芸術の一つであり1221年(リ王朝時代)には、初めて王の長寿を称えて上演されたと歴史的記念碑に記されています。
 今回ハノイ市文化基金によって派遣され、約10名の出演者により構成されているベトナム水上人形劇団は、操り師を隠しながら舞台が進行し、その水の使い方に突出した特徴があります。
 夏休み、家族でお楽しみいただけるベトナムの人形劇。
また、アジアン屋台も出ます。お楽しみいっぱいの中庭公演をぜひお楽しみください。

プログラム

1.テゥおじさん(ナレーター)

テゥは案内役で、オープニングにおいて、プログラムの紹介をし、陽気な雰囲気を作り出し、観客と人形との相互理解を担うという、ベトナム水上人形劇ではおなじみのキャラクターです。

2.踊るドラゴン

ドラゴンはベトナム人にとって聖なる4つの動物「ドラゴン、不死鳥、亀、獅子」の中でも最も重要なシンボルとされています。

3.不死鳥の舞

不死鳥のつがいの踊りは永遠の愛と幸福の象徴です。

4.獅子の踊り

獅子の踊りは、通常、旧正月で演じられます。

5.水牛の闘い

ベトナムでは人々は、水牛を大きく強く育て、祭りで闘わせます。

6.ボートレース

たいてい祭りで行われます。

7.仙女の踊り

この踊りは、ベトナム人の、平和で幸せな暮らしへの願いを映し出しています。

8.農業

この場面は、水田での農民の日常を描いています。

9.クチ

チ少年は、水上の上で竹の笛を吹く男の子です。これは子供たちが好きな遊びのひとつで、ベトナムの詩や芝居や絵画によく登場します。これは人々の遠い故郷の思い出を呼び起こすものです。

10.アヒルを盗るキツネをやっつける

骨の折れる田んぼでの仕事のほかに、ベトナムの農民は、自然災害に備えたり、キツネのようなやっかいな動物から家禽を守らなければなりません。

11.魚釣り

これは農民たちが余暇に楽しむもので、釣った魚は彼らの一日の献立に足されます。

12.聖なる4つの動物

これはベトナムの伝統的な踊りです。4つの動物「ドラゴン、不死鳥、亀、獅子」には実在するものもあれば、フィクションのものもいます。これは王権、権力、長寿、愛、そして幸福の象徴であり、神への感謝と好天への祈りを示しています。
*演出・構成などの都合により、一部変更になる場合があります。


ベトナム水上人形劇とは
 ベトナムの水上人形劇は、伝統的な舞台芸術の一つです。
1221年(リ王朝時代)には、初めて水上人形劇が王の長寿を称えて上演された、と歴史的記念碑に記されています。
 ベトナム農民達が自然環境と彼らの農耕生活基盤を利用して創造した舞台であり、昔の水上人形劇は普通、農耕が終わる春、もしくは祭りの時期におこなわれていました。
フランス人は以前この穏やかな面持ちの人形達がおりなす舞台芸術を観て、“ベトナム田園の魂、創造力、発見力、水上人形劇は人形劇界の非常に重要な場所に位置している。”と評しています。
基本は、人形のステージとなり、操り師を隠しながら舞台進行をするその水の使いかたが、もっとも突出した特徴であります。水の効果によって、あたかも人形が息をしているかのように生き生きして見えることから、水は“劇の重要な登場人物の一人である“とも言われています。行きかうアヒルの群れでゆったりと揺れる水面が、妖精達が歌い踊り現れると煙の幻想的なベールとともにロマンティックな雰囲気に様変わりもするのです。しかし、恐ろしいドラゴンが現れるとそんな優雅な雰囲気もまた一転、波高く激しい戦いが繰り広げられます。
 フランスの新聞社は、“人形は想像を超える巧みさで操作されている。それはまるで魔法をかけられたかのようだ。”この記述は水上人形劇の魅力と創造性の豊かさを顕著に表しています。
水上人形劇は真昼に野外で上演されることが多く、これほど見事に自然環境という屋外パフォーマンスに向いた舞台芸術は、人形劇というジャンルを含めましてあまりありません。そしてロマンティックに描かれた背景によって、観客に大地、水から生い茂る樹木、雲、炎、煙、そして赤屋根の御殿を芸術的に連想させています。事実、これこそが完全なる芸術、自然、そして人間が織り成すハーモニーなのです。

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