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夏の定期上映会 奇界な映画 「佐藤健寿展 奇界/世界」関連企画
2022年08月20日[土] - 2022年08月21日[日]
上映日:2022(令和4)年 8月20日(土) ・21日(日)
会 場:高知県立美術館ホール
入場料:《1プログラム券》前売:1,000円/当日:1,200円 (税込) ※各プログラム入替制
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引です。(ローソンチケットは割引対象外)割引料金:前売1プログラム券700円/当日1プログラム券840円
*「佐藤健寿展 奇界/世界」のチケット又は半券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。
*年間観覧券をご提示いただくと前売料金でご覧いただけます。
主催:高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
作品・写真提供、協力:アイ・ヴィー・シー、アダンソニア、コピアポア・フィルム、ザジフィルムズ
後援:高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
企画概要
写真家・佐藤健寿の造語「奇界」。「佐藤健寿展 奇界/世界」に関連して、ルネ・ラルー監督の傑作アニメ「ファンタスティック・プラネット」、キム・ギヨン監督の怪作「殺人蝶を追う女」、多くの監督に影響を与えたカルトホラー「恐怖の足跡」、ミムジー・ファーマー主演の異形のミステリー「渚の果てにこの愛を」の4作品を上映します。
奇妙な想像力が生み出した「奇界な映画」をお楽しみください。
上映作品(各プログラム入替制) ※開場は上映の30分前
20日(土) | 21日(日) |
Aプログラム |
Bプログラム |
Bプログラム |
Aプログラム |
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■ Aプログラム(8月20日(土)10:00~/21日(日)15:00~)
「ファンタスティック・プラネット」
(監督・脚本:ルネ・ラルー/原画・脚本:ローラン・トポール/音楽:アラン・ゴラゲール/1973年/72分/カラー/フランス=チェコスロヴァキア/BD)
舞台は地球ではないどこかの惑星。真っ青な肌に赤い目をした巨人ドラーグ族と、彼らに虫けらのように虐げられる人類オム族が住んでいる。ある日、ドラーグ人の知事の娘ティバは、ドラーグ人の子どもたちにいじめられ母を亡くしたオム族の赤ん坊を拾い、テールと名付けペットとして飼いはじめる...。
幻想的で美しい映像が絶賛され、アニメーション作品として初めてカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞。世界中のクリエイターに多大な影響を与えた、SFアニメーションの金字塔!
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「恐怖の足跡」
(監督・制作:ハーク・ハーヴェイ/1962年/78分/モノクロ/アメリカ/BD)
出演:キャンディス・ヒリゴス、フランシス・フェイスト、シドニー・バーガー
若者が運転する車2台がスピードを競っているうち、メリーたち3人が乗った車が誤って川へ転落する。警察の捜査もむなしく車や遺体は発見されなかったが、しばらくしてメリーだけが自力で川から生還する。メリーは新たな居住地でオルガン奏者として暮らし始めるが、身の回りで次々と不可解な出来事が起き、次第に男の幻影に悩まされるようになる...。
ホラー映画の手法の先駆的存在であり、ジョージ・A・ロメロ、デイヴィッド・リンチなど多くの監督に影響を与えた、伝説のカルトホラー。
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■ Bプログラム(8月20日(土)14:00~/21日(日)10:00~)
「殺人蝶を追う女」
(監督・脚本:キム・ギヨン/1978年/117分/カラー/韓国/BD)
出演:キム・ジョンチョル、キム・ジャオク、ナムグン・ウォン、イ・ファシ、キム・マン、パク・アム、イ・ヒャン
物語は大まかに三つのエピソードから構成される。一つ目は、謎の女が仕組んだ心中事件に巻き込まれ自殺願望に取りつかれた大学生ヨンゴルと、何度殺しても生き返る老人の駆け引き。二つ目は、二千年の時を経て蘇るガイコツの女とヨンゴルの奇妙な関係。三つ目は、死ぬことにとりつかれた博士の娘とヨンゴルとの生死を巡る攻防。
キム・ギヨン監督独特の荒唐無稽な表現で“生と死”が強烈に描かれる。「私の実験的精神が結実した作品だ」と監督自身が評した、キム・ギヨン作品の中でも特に奇怪で奇天烈な傑作。
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「渚の果てにこの愛を」 R15+ ※15歳未満の方は鑑賞いただけません
(監督/脚本:ジョルジュ・ロートネル/1970年/95分/カラー/フランス=イタリア/BD)
出演:ミムジー・ファーマー、ロバート・ウォーカー、リタ・ヘイワース、エド・べグリー
若き旅人ジョナスは、道沿いの小さな食堂兼ガソリンスタンドにたどり着く。女主人マラはジョナスを4年前に家出した息子ロッキーだと信じ込み、またマラの娘ビリーも笑顔でジョナスに抱きついてくる。他に行くあてのないジョナスは、戸惑いながらもロッキーのふりをしたまま母娘と暮らし始め…。
インモラルなテーマの映画に連続主演し世界中を席巻した伝説の女優ミムジー・ファーマーの代表作で、歪んだ愛欲の果てに起こる悲劇を描いた異形のミステリー。
クエンティン・タランティーノ監督作『キル・ビル Vol.2』(04)でこの作品の楽曲が使用されている。
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関連企画
高知県立美術館 企画展「佐藤健寿展 奇界/世界」
2022(令和4)年6月18日(土)~9月11日(日) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
これまで世界120 カ国以上を巡り、各地のありとあらゆる“奇妙なもの”を対象に撮影を続けてきた写真家・佐藤健寿(さとうけんじ/1978年~)。本展では、『奇界遺産』シリーズのほか、膨大な旅の記録を振り返った最新刊『世界』や高知での撮り下ろしなど、200 点あまりを一堂に展示。
相互割引あり
*「佐藤健寿展 奇界/世界」のチケット又は半券提示で、当上映会が前売料金(一般当日1,200円→1,000円)でご覧いただけます。
*当上映会のチケット又は半券提示で、「佐藤健寿展 奇界/世界」が団体料金(当日券一般1,200円→960円)でご覧いただけます。
◎「世界不思議手帖」押印スタンプ:「マッドメン」
「ファンタスティック・プラネット」© 1973 Les Films Armorial – Argos Films 提供:ザジフィルムズ
「ファンタスティック・プラネット」© 1973 Les Films Armorial – Argos Films 提供:ザジフィルムズ
「ファンタスティック・プラネット」© 1973 Les Films Armorial – Argos Films 提供:ザジフィルムズ
「ファンタスティック・プラネット」© 1973 Les Films Armorial – Argos Films 提供:ザジフィルムズ
「ファンタスティック・プラネット」© 1973 Les Films Armorial – Argos Films 提供:ザジフィルムズ
「ファンタスティック・プラネット」© 1973 Les Films Armorial – Argos Films 提供:ザジフィルムズ
「恐怖の足跡」(1962) ©Harcourt Productions 提供:アダンソニア
「殺人蝶を追う女」©︎PIONEER PICTURES FILM 提供:アイ・ヴィー・シー
「殺人蝶を追う女」©︎PIONEER PICTURES FILM 提供:アイ・ヴィー・シー
「殺人蝶を追う女」©︎PIONEER PICTURES FILM 提供:アイ・ヴィー・シー
「殺人蝶を追う女」©︎PIONEER PICTURES FILM 提供:アイ・ヴィー・シー
「殺人蝶を追う女」©︎PIONEER PICTURES FILM 提供:アイ・ヴィー・シー
「殺人蝶を追う女」©︎PIONEER PICTURES FILM 提供:アイ・ヴィー・シー
「渚の果てにこの愛を」© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved. 提供:コピアポア・フィルム
「渚の果てにこの愛を」© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved. 提供:コピアポア・フィルム
「渚の果てにこの愛を」© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved. 提供:コピアポア・フィルム
「渚の果てにこの愛を」© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved. 提供:コピアポア・フィルム
「渚の果てにこの愛を」© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved. 提供:コピアポア・フィルム
「渚の果てにこの愛を」© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved. 提供:コピアポア・フィルム